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カテゴリ:- 番外篇 -( 12 )
漫画の発表形態と多様性:漫画誌の衰退は漫画の多様性を損なうのか?
今回問題にしたいのは、
日本の「漫画」の発表形態と多様性との関連についてです。
話がちょっと硬くなってしまいそうですが、
要は、
「単行本書き下ろしの漫画が出て来ても良いんじゃないすか?」
って話です。


◆ 産経新聞「売れない漫画誌 新人育成に障害」 - 漫画誌の低迷は漫画の多様性を損なう?
すこし前に公開されたものなので、
すでに読まれた方も多いとは思いますが、
産経新聞の公式サイトで以下のような記事が公開されました。
● 「Sankei Web」内「ニュース>読書>【出版インサイド】売れない漫画誌 作品の複雑化が要因、新人育成に障害, 04/25/05:00」
一応、この記事の論旨をまとめて置くことにしましょう。
・雑誌連載で読むには適さない複雑化した漫画が売れるようになって来た。
・そのため、漫画の単行本は売れても、雑誌が売れなくなって来た。
・「漫画誌の衰退は漫画の多様性を損ない、
 新人の育成に大きな障害をもたらす
」[記事の文章を引用してあります]


◆ 漫画雑誌の役割 - 新人育成
この記事
(もしくは、
 漫画雑誌が売れなくなったことを憂いているとされる
 「ある大手出版社の漫画誌編集者」や
 漫画評論家の村上知彦氏)
の発言の最大の問題は、
漫画雑誌が売れなくなったことに対する対案を一つも示していない
点にあると思います。
唯一、「読者懸賞の充実」が対案として示されているようですが、
これではあまりにも貧弱と言わざるを得ないでしょう。

さらに僕が気になってならないのは、
漫画雑誌の売上の低迷が漫画の多様性を損なうことになる、
とされている点です。
本当に、漫画誌の売上低迷は
漫画の多様性を損なうことになるのでしょうか?


日本では、
「漫画」はもっぱら雑誌連載で読まれるのが当たり前になっていますが、
もう少し視野を広げて、
ヨーロッパやアメリカでの漫画の発表形態を見てみると、
ヨーロッパではむしろ単行本書き下ろしでの発表が主になっていますし、
アメリカでは単行本でも雑誌でもないペラペラの小冊子形態のものが、
漫画の発表形態の主だった手段となっていると聞きます。
 *ヨーロッパでは漫画は「バンド・デシネ」(略して「ベデ」)、
 アメリカでは漫画は「コミック」と呼ばれ、
 日本の漫画「Manga」とは区別されています。
 日本の「漫画」こそが世界一と考え、
 世界には日本の「漫画」のような漫画しか存在しないと考えるのは、
 日本の「漫画」ファンの不幸な偏見に過ぎません。
 フランスを中心にした「ベデ」文化、
 アメリカを中心にした「アメコミ」文化、
 日本を中心にした「漫画」文化、
 というように、世界の漫画はおもに三つの文化圏に分けられ、
 それぞれがそれぞれの価値観において
 優れた作品をたくさん輩出しています。
 たとえば、
 「アメコミは、ヒーローもののような子供だましのものばかりだ」
 なんて言うのは、無知ゆえの偏見と思い上がりに過ぎません。
 ヨーロッパの漫画「バンド・デシネ」に関しては、
 日本では存在すら認知されていませんが、
 日本の「漫画」とは異なった独自の表現領域を切り拓いています。
 こういった、根本的に価値観の異なる他国の漫画を、
 日本の「漫画」にとって都合のよい基準で裁断し、
 「日本の漫画こそ世界一だ。他国の漫画は数段劣る」
 なんて考えてしまうのは、
 何より日本の「漫画」ファンにとって不幸なことだと、
 僕は思います。
雑誌による漫画の発表、という日本の「漫画」の発表形態は、
世界的に見るならむしろ珍しい
部類に属するのです。

漫画雑誌の売上低迷が新人育成の障害になる、
という意見には大賛成です。
「漫画雑誌」という、日本の「漫画」独特の発表形態は、
何より新人の発掘と育成に最適のシステムです。
単行本主体のヨーロッパでは、新人の発表の場が極端に少なく、
それが少なからず問題になっていると聞きます。
そのため、日本の「漫画雑誌」にならって、
ベデ専門誌を創刊する動きもあるようです。
しかしながら、
漫画雑誌の売上低迷が漫画の多様性を損なう結果になるかと言うと、
それはまた別の問題だ
と思うのです。
なぜなら、
そもそも「漫画雑誌」という発想自体がない
ヨーロッパやアメリカにおいて、
今なお多様な漫画が発表され続けているからです。


◆ 漫画雑誌と漫画の多様性 - 売上第一主義こそが元凶では?
ヨーロッパやアメリカでの例を見れば分かるように、
漫画雑誌の衰退は、
かならずしも漫画の多様性を損なう結果にはなりません。
それなのになぜ、
「漫画誌の衰退は漫画の多様性を損な」う、
なんて言う主張が出て来るのでしょうか。

もう一度産経新聞の記事を見てみることにしましょう。
読者が漫画誌を読まなくなったため、
「売れている単行本」に人気が集中する。
そして、漫画誌は減り続ける読者を逃すまいと、
ターゲットを極端にしぼり、
同じような作品ばかりを掲載する傾向が顕著になってきた

[下線は引用者]

下線部を見てみてください。
ここでは、
漫画誌と漫画の多様性との関係について、
論理が逆転してしまっています。
漫画誌がもし本当に漫画の多様性を保証するものであるならば、
漫画誌はここで、
「漫画誌は減り続ける読者を逃すまいと、
 売れる漫画を新たに発掘するために、
 新人発掘にさらに力を入れ始めた。」
とでも言わなければならないはずなのです。
それなのに、
「減り続ける読者を逃すまいと、ターゲットを極端にしぼり」
と言ってしまっている。

結局、漫画の多様性を損なっているのは、
漫画誌の“売上第一主義”に他ならないのです。
もちろん漫画誌も商業として成り立っているわけですから、
売上を重視すること自体は悪いことではありません。
しかしながら、
「多様性」などという耳ざわりの良い言葉を使って、
既得権益を守ることしか考えていない自分たちの、
企画力の無さを誤魔化している、
と言うのであるならば話は別です。
もう一度言いましょう。
漫画誌の衰退は、
かならずしも漫画の多様性を損なうことにはなりません。
むしろ、いま漫画の多様性を損なっているのは、
漫画誌の売上第一主義に他ならない
と僕は思います。

さて、ここでちょっと視点を変えて、
「作品が複雑化し、連載で読むには適さなくなった」
とされている、いわば“単行本派の漫画”と、
漫画の多様性との関連について考えて見ることにしましょう。


◆ 発表形態の多様性と漫画の多様性 - 発表形態の多様化の提案
産経新聞の記事
(もしくは、
 「ある大手出版社の漫画誌編集者」や
 漫画評論家の村上知彦氏)
の主張に従うなら、
単行本派の漫画と漫画の多様性との間には、
次のような関係が成り立ちます。
1 単行本派の漫画が売れるようになって来た。
 ↓
2 漫画誌は売上を守るために、
 「売れている単行本」に倣った
 同じような作品ばかりを掲載するようになった。
 ↓
3 漫画の多様性が損なわれる。

さながら「風が吹いたら桶屋が儲かる」のようですが、
いずれにせよ、産経新聞の記事に従うなら、
漫画の多様性が損なわれる一番最初の原因は、
単行本派の漫画の台頭、
ということになるわけです。
しかし、本当に単行本派の漫画の台頭は、
漫画の多様性を損なう結果になるのでしょうか。

じつは答えはすでに出てしまっています。
他でもない産経新聞の記事が、
単行本派の漫画が
漫画の新しい潮流だと認めてしまっているからです。
かつて、読者は漫画誌の連載を読み、」
の読者は複雑なストーリーを持つ長編作品を好む。」
 [いずれも下線は引用者]
この「かつて」と「今」の対比。
単行本派の漫画こそは、
漫画の新しい潮流であり、
それはすなわち、
漫画のさらなる多様化につながるはずなのです。

それなのになぜ、
単行本派の漫画の台頭が、
漫画の多様性を損なうことに繋がってしまうのか?
「漫画は雑誌で読むもの」
という固定観念がそこに働いているからです。
前述したように、
ヨーロッパやアメリカでは
そもそも「漫画雑誌」という発想がありません。
それでもなお、多様な漫画が発表され続けています。
漫画はけっして雑誌だけで読むものではありません。
単行本派の漫画の台頭は、
従来の雑誌中心の日本の「漫画」の枠には収まりきらない、
新しい漫画が望まれていることの現れだ
と、僕は思うのです。
漫画の多様性を望む者にとっては、
それは歓迎すべき傾向であるはずなのです。

もちろん僕は、
「漫画雑誌」が無くなってしまえば良い
と言いたいわけではありません。
前述したように、「漫画雑誌」は
新人の発掘と育成のためには
じつに優れたシステムだと思います。
つまり、
・新人育成のための漫画雑誌
・複雑化した作品のための単行本の書き下ろし

という二本立てで、
今後の漫画の発表形態を作ってゆけば良いのではないかと
思うのです。
当然、漫画雑誌の売上は落ちたままでしょう。
しかしこの二本立てトータルで、
“漫画の売上”として考えるならば、
僕はむしろ売上は上がるのではないかと思います。
なぜなら、従来なら発表が難しかった
単行本派の漫画の売上が新たに見込めるからです。
 *もちろん、新人に限らず“連載派の漫画”は、
 今までどおり漫画雑誌で連載すれば良いでしょう。
 また、単行本派の漫画にしても、
 その抜粋を雑誌に発表する、ということも考えられます。
 事実、ヨーロッパのベデ雑誌では、
 単行本書き下ろしが原則のベデの抜粋が、
 雑誌に掲載されることがしばしばあるようです。
 要は、単行本書き下ろしという漫画の発表形態を
 あらたに認めれば良いのではないか、
 ということです。


◆ 「日本」の「漫画」と日本の漫画 - 固定観念の打破に向けて
さて、以上のように、
単行本書き下ろしという漫画の発表形態をあらたに認めるべきだ、
というのが僕の主張なのですが、
本当にそんなことが可能なのでしょうか。

たとえば僕は、
「漫画雑誌の売上低迷は
 かならずしも漫画の多様性を損なう結果にはならない」
ということを主張するために、
ヨーロッパやアメリカの漫画の話を引き合いに出しましたが、
そこで、
「日本の漫画は日本に独自のものなのだから、
 安易に他国の漫画を引き合いに出すべきではないのではないか」
と考える方も当然いらっしゃるでしょう。

しかし本当に、
「日本の漫画」は日本に独自のものなのでしょうか?
たとえば、
80年代に日本の「漫画」に革命を起こしたとされる
大友克洋の『AKIRA』。
そして宮崎駿の『風の谷のナウシカ』。
あるいは、
日本どころか世界を制覇したと言っても過言ではない
鳥山明の『ドラゴンボール』。
いずれも日本を代表する「漫画」の傑作たちばかりですが、
じつはこれらの作品すべてに、
あるフランスの漫画家が影響を与えていると言われています。
その名はジャン・ジロー・メビウス(Jean Giraud Moebius)。
日本ではほとんど知られていませんが、
世界中の漫画(あるいは映画、イラスト)に多大な影響を与えている、
世界の漫画の神様、フランスの偉大なるアーティストです。
 *当サイトは、メビウスのファンサイトです。
あの手塚治虫でさえ、
「メビウス線」というキーワードのもとに、
メビウスの作品を研究したと言われています。

日本の「漫画」は、
決して「日本」の中だけで発達して来たものではありません。
むしろ、
偉大なる先達たちが漫画のあたらしい表現領域を切り拓くとき、
そこには必ず、
従来の「日本」の「漫画」の狭くるしい枠組に囚われない、
より広い視野が存在したはずなのです。
自国の文化に誇りを持つこと自体は決して悪いことではありません。
しかし、行過ぎた誇りは、
得てして、
あたらしい可能性の芽を摘んでしまう固定観念となりがちです。
さきほど僕は、
「いま漫画の多様性を損なっているのは、
 漫画誌の売上第一主義に他ならない」
と言いましたが、
より本質的に言うならば、
批判されるべきは、
「漫画は雑誌で読むもの」という固定観念そのもの
でしょう。
そしてそれは、
「日本の漫画は世界一」
という不幸な思い込みと無縁ではないと、僕には思えます。

話がすこし逸(そ)れてしまいましたが、
単行本書き下ろしという漫画の発表形態については、
すでに日本国内に先例を求めることが出来ます

● 出版社白泉社公式サイト内「BIGニュース!! 『ガラスの仮面』アニメ化決定!!」
● 同上『ガラスの仮面』試し読みのページ
● アマゾン日内『ガラスの仮面 42巻』
残念ながら僕は同作を読んだことがありませんが、
同作は以前から、雑誌連載と単行本で原稿が大幅に異なる
実質書き下ろしの単行本作品として有名なものです。

単行本書き下ろしという漫画のあたらしい発表形態は、
けっして不可能なものではありません。
むしろそのような新しい選択肢を用意することで、
漫画はさらに発展する
と、僕は思います。
もしそれを阻むものがあるとするならば、
それは「日本」の「漫画」に固執する
悪しき固定観念に他ならないのではないでしょうか。
考えても見てください。
たとえば某少年漫画誌に下書同然の原稿を載せて
顰蹙(ひんしゅく)を買いまくっている
某T先生なんて、
単行本書き下ろしで作品を発表すれば、
何にも問題はないように思うのですが……。
 *冨樫義博はアシスタントを雇わず、
 原則すべて自分ひとりで原稿を仕上げるそうですが、
 これも、バンド・デシネの世界ではむしろ当たり前のことです。
 冨樫義博(あるいは大友克洋)は、
 日本の漫画家というよりは、
 フランスのベデ・アーティストの素質を多分に持った
 作家だと思います。
 彼らを「日本」の「漫画」作家の枠組に閉じ込めてしまうのは、
 作家にとって、そして何よりファンにとって、
 不幸な結果になるのではないでしょうか。




関連:
基本用語解説
はじめてメビウスを知った方へ:宮崎駿との対談動画によせて
メビウス&大友克洋対談記事:「OTOMOEBIUS」1
手塚治虫とメビウス:82年の邂逅
エンキ・ビラルと荒木飛呂彦 ~リトル・フィートは誰がつくったか?
[PR]
by moebius-labyrinth | 2005-04-27 23:59 | - 番外篇 -
エンキ・ビラルと荒木飛呂彦 ~リトル・フィートは誰がつくったか?
今回はメビウスとはまったく関係ない話です。
日本の漫画家荒木飛呂彦と
フランスのバンド・デシネ作家エンキ・ビラルの関係について、
ちょっと面白い例があるので、
紹介してみたいと思います。
 *「バンド・デシネ」とはフランスの漫画のことです。
 「メビウス」はバンド・デシネ作家の名前です。
 くわしくは以下の記事を参照してみて下さい。
 [基本用語解説
 [メビウスをはじめて知った方へ~宮崎駿との対談に寄せて


◆ 荒木飛呂彦とバンド・デシネ
日本漫画界の奇才と呼ばれる荒木飛呂彦。
僕も好きな作家ですが、
彼もまた、バンド・デシネを愛好する一人のようです。
荒木飛呂彦自身が自分の単行本へのあとがきの中で、
バンド・デシネについて触れている箇所があります。
[引用者注:故郷の仙台から東京に出てきたことについて]
 そして今、思い返すと、
上京して良かったと思う点しかあがらない。
[中略]
フランク・フラゼッタとかエンキ・ビラル、
アントニオ・ロペスといった画家は、
本当に好きになった。
[荒木飛呂彦『バオー来訪者』(2000年6月21日、集英社文庫)。
 文庫版に寄せられた「あとがき」より。
 引用に際して適宜改行を挿入した。
 引用は2000年7月29日発行の第2刷による]

まずは、ここに上げられている人名について
簡単に解説を加えておくことにしましょう。

 ◆ フランク・フラゼッタ
Frank Frazettaは、アメリカのファンタジーアートの巨匠です。
筋骨隆々な男たちのヒロイックな絵で知られています。
● フランク・フラゼッタ公式サイト
  「Gallery Store」「Featured Art」で作品を観ることが出来ます。
  サムネイルはクリックで拡大。
● 「幻想資料館」内「幻想美術館>フラゼッタ, フランク」
● 「テクノドローム」内「Frank Frazatta」
● 「UNOFFICIAL Frank Frazetta Fantasy Art Gallery」
● 「The Art of Frank Frazetta」
とくに最後の二つのリンクで大量に画像を観ることが出来ます。
「テクノドローム」さんの「リンク」で紹介されているものです。

 ◆ エンキ・ビラル
Enki Bilalは、メビウスと並んで
バンド・デシネ界でもっとも有名な作家です。
スタイリッシュかつジャンキーな未来都市の絵で知られています。
大友克洋も影響を受けた作家として名前を挙げていて、
雑誌で対談を行ったりもしています。
その他にも影響を受けた漫画家は多く、
日本の漫画に多大な影響を与えています。
● エンキ・ビラル公式サイト
  ビラルの主要作品を出版しているフランスの出版社
  LES HUMANOIDES ASSOCIES社が用意している公式サイトです。
  フランス語は特殊なフォントを使用する必要があるので、
  そのままでは文字化けしてしてしまうかもしれません。
  僕の環境では文字コードを「西欧(ISO-8859-1)」に設定することで
  解消できました。
  ページ最下段がメニューになっています。
  「32 Decembre」(12月32日)はビラルの最新作の題名です。
  ポイントするとその下に「Extraits」(抜粋)と出て来るので、
  クリックしてください。同作の画像紹介ページに移ります。
  サムネイルのクリックで画像が現れます。
  サムネイルの上の「cases」(一コマ分の画像)
  「planches」(ページ全体の画像)をクリックすると、
  さらに多くの画像を観ることが出来ます。
  ページ最下段の「Galerie」(ギャラリー)も
  ポイントして見てください。
  「Fonds d'ecran」(壁紙)
  「Christian Desbois」(出版社クリスチャン・デスボワ社商品紹介)
  「Autres Oeuvres」(他作品)
  をそれぞれクリックすると、画像を観ることが出来ます。
  移った先のページのなかのリンクをクリックしてください。
  さらに、「Enki Bilal>l'atelier」「Galerie>Graphic Stories」
  では、ビラルのアトリエの様子や作品の動画まで用意されています。
  移った先のページのなかの
  「real 56k」(動画ナローバンド用)
  「real 256k」(動画ブロードバンド用)をクリックしてください。
● アマゾン日内エンキ・ビラルの邦訳書一覧
  邦訳版は現在4冊が刊行されています。
  バンド・デシネの単行本は
  日本の「漫画」のものにくらべると驚くほど高価ですが、
  基本的にフルカラーでストーリーも高尚なものが多く、
  価格に似合った内容になっています。
  バンド・デシネに「漫画」の常識を押し付けるのは
  おすすめ出来ません。
  漫画の単行本としてではなく、
  画集、美術書を買う感覚で手に取って見て下さい。
  大型図書館などでは架蔵しているところもあります。
● 出版社LES HUMANOIDES ASSOCIES社公式サイト内ビラルのビブリオグラフィー
  右側のフレームのなかのテキストがビラルの作品一覧です。
  それぞれクリックすると作品紹介のページに移ります。
  (「Pierre Christin」は共作者の名前なので注意して下さい)
  移った先の作品紹介ページのなかの、
  左側上から2段目、「Images」とあるところをクリックしてください。
  右側のフレームで作品の画像が紹介されます。クリックで拡大。
● Les Humanoides Associes社サイト内『不死者のカーニバル』
● Les Humanoides Associes社サイト内『罠の女』
● Les Humanoides Associes社サイト内『冷たい赤道』
● Les Humanoides Associes社サイト内「ニコポル三部作」合冊版
  ビラルの代表作、「ニコポル三部作」の画像紹介ページです。

 ◆ アントニオ・ロペス
Juan Antonio Lopez(ファン・アントニオ・ロペス、
ホアン・アントニオ・ロペス)は
スペインのファッション・デザイナーです。
実際に絵を見れば分かりますが、「そのまんま」な画風です。
● アントニオ・ロペス公式サイト
  「ENGLISH」をクリックで英語版のページへ。
  「lookbook>右に現れるテキストのうちいずれか」
  「gallery>右に現れるテキストのうちいずれか」
  で、作品の写真を見ることが出来ます。
  とくに靴のデザインで知られているデザイナーのようで、
  彼がデザインした靴の写真が多数紹介されています。
● 「Smithsonian Center for Latino Initiatives」内「Latino Virtual Gallery>Exhibitions>Antonio: 25 Years of Creative Collaboration>ENTER」
  どうやらアントニオの展覧会のページのようです。
  「Time & Place>NEW YORK」と辿ってみて下さい。
  びっくりすること請け合い。
● 同上内「Time & Place>NEW YORK」
  うはー! まんまや。荒木先生、そのまんまやないですかっ!
  紛(まご)う方なきジョナサン・ジョースターです。
● 「modaEspana」内「プレスルーム>ニュース>過去のニュース>2004年10月29日. スペインシューズ界の才能」
● 同上内「2005年3月30日. ニューヨークで発表されたクスト・バルセロナ最新コレクション、ホアン・アントニオ・ロペスによるシューズ」
  日本語による解説としてはここが一番分かりやすいと思います。
● 「バーチャル独裁者・総統ちゃん7歳」内「オレのケツを拝め! Part.3」
  荒木飛呂彦とアントニオ・ロペスについては
  ここが一番まとまっていると思います。
  それにしても、まんまや。

さらに、荒木飛呂彦とバンド・デシネの関係については、
次のような例も見逃せないでしょう。

 ◆ パリの「荒木飛呂彦」展
フランスでは漫画は芸術の一種として認知されています。
そのためか、作家の個展や展覧会が頻繁に開かれています。
また、日本の「漫画」への関心もつよく、
フランス漫画界最大のイベント、
アングレーム国際ベデ・フェスティバルには、
手塚治虫、鳥山明、大友克洋、
谷口ジローなどが招待されたことがあるほか、
日本の「漫画」の仏訳版なども人気があるようです。
このような背景があってか、
荒木飛呂彦がパリで個展を開いたことがあるようです。
● 「アットマーク・ジョジョ」内「2003/04/15, ★『JOJO IN PARIS』!! 荒木飛呂彦先生の個展がフランスのパリで開催中」
上記のページで同展のサイトも紹介されています。
● 「Galerie Vedovi」内「Paris>Click here to see last exhibition>JOJO IN PARIS」
ページ下部の紹介文のなかから、
とくにバンド・デシネに関係する箇所を訳しておきましょう。
Hirohiko ARAKI a ete tres inspire par [中略]
autres bandes dessinees (Corto Maltese)

荒木飛呂彦氏は、(日本の先行作家のほか、)
バンド・デシネの作家たち、
とくに「コルト・マルテーゼ」シリーズ等から
影響を受けている。

「コルト・マルテーゼ」はウーゴ・プラット(Hugo Pratt)の代表作で、
一匹狼の船乗りコルト・マルテーゼが世界中を旅する、という物語です。
単体の作品の名前ではなく、複数の作品のシリーズ名です。
● 「コルト・マルテーゼ」公式サイト
  音が鳴るので注意して下さい。
  ページの上の方、横長の画像の下のテキストがメニューです。
  笑っちゃうくらい重いので、僕はまだ内容を確認していません。
  一応メニューを訳しておくと、以下のようになります。
  「HUGO PRATT」(ウーゴ・プラット:作者)
   「ACTUALITES」(ニュース)
   「BIOGRAPHIE」(バイオグラフィー)
   「BIBLIOGRAPHIE」(ビブリオグラフィー)
  「CORTO MALTESE」(「コルト・マルテーゼ」)
   「ACTUALITES」(ニュース)
   「LES ALUBUMS」(各巻紹介)
   「LES PERSONNAGES」(キャラクター紹介)
  「AUDIOVISUEL」(映画・テレビ)
   「CINEMA」(映画)
   「SERIE TV」(テレビシリーズ)
   「MUSIQUE」(BGM)
  どうやら同作は映画化だけでなく
  テレビ作品にもなっているようです。
● 出版社Casterman社公式サイト内「コルト・マルテーゼ」のページ
  2ページ目もあるので注意して下さい。
  ページ最下段の「page suivante」(次ページへ)をクリックすると、
  2ページ目に移ります。
  ページの下の方のピンク色のコーナーのなかのテキストが、
  同シリーズの各巻のタイトル名です。
  それぞれをクリックすると各巻の紹介ページに移って、
  表紙と内容の画像が1ページ分紹介されています。
  サムネイルはクリックで拡大。
● 「BD NET」内「コルト・マルテーゼ」のページ
  フランスの漫画専門オンライン書店のサイトです。
  全部で6ページあります。
  ページ最上段にアラビア数字で各ページのインデックスがあるので
  それで移動してください。
  ページの中の表、一番右側にあるテキストが画像へのリンクです。
  「Couverture」(表紙)、
  「Voir une page」(1ページ分の画像を見る)で、
  表紙と内容の画像を1ページ分観ることが出来ます。
● 「BULLEDAIR」内「コルト・マルテーゼ」のページ
  サムネイルをクリックすると各巻の紹介ページに移ります。
  各巻の紹介ページでは、表紙画像のほか、
  その下にあるサムネイルをクリックすることで
  内容の画像を1ページ分観ることが出来ます。
たしかに「コルト・マルテーゼ」は比較的有名な作品ではあるのですが、
フランス語の読めない荒木飛呂彦が
(多分読めないと思います。僕もぜんぜん読めませんが)
邦訳版はおろか日本ではほとんど紹介もされていない同作の影響を
どれほど受けているのか、
個人的には少々疑問に思うところです。
展覧会のサイトに記載されている紹介文も
ざっと目を通してはみたのですが、
どうも、「コルト・マルテーゼ」については、
「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物空条承太郎との見かけ上の類似から、
画廊の人間が勝手に影響関係を設定しているのではないか、
という印象をぬぐい切れません。
もう少し確実な資料を待ちたいと思います。
それよりも、今回はエンキ・ビラルに注目してみましょう。


◆ エンキ・ビラルとリトル・フィート
荒木飛呂彦自身も
好きなアーティストとして名を挙げるエンキ・ビラルですが、
作品そのものを見てみても、
両者の影響関係をうかがわせる興味深い例があります。
XB2-1XB2-2
リトル・フィート1リトル・フィート2
一つ目に挙げたのは、エンキ・ビラルの代表作
『La Foire aux Immortels』(不死者のカーニバル)
(1980年7月、Dargaud社。
 邦訳版は貴田奈津子訳、2000年11月30日、河出書房新社。
 引用は邦訳版による。
 なお、フランスの漫画は基本的に単行本書き下ろしで発表される)
に登場するロボット「XB2」です。
二つ目に挙げたのは荒木飛呂彦の代表作、
『ジョジョの奇妙な冒険 第50巻』
(1996年11月6日、集英社。
 引用は2001年7月18日発行の第20刷によった。
 なお、雑誌初出時期については調査が及ばなかったが、
 おそらく1996年と思われる)
『ジョジョの奇妙な冒険 第51巻』
(1997年2月9日、集英社。
 引用は2000年9月19日発行の第15刷によった。
 雑誌初出時期は同様に1996年と思われる)
に登場する「スタンド」というキャラクター
「リトル・フィート」です。
 ● 「SPW財団新ジョジョ研究部署」内「スタンド大解析」
 (>ラ行のスタンド>リトル・フィート)
そっくり、と言うか、
ほとんどそのままデザインを借りて来ているという感じです。
その他にもエンキ・ビラルの同作には
エジプトの神の姿をしたエイリアンが出てきて、
(先に挙げたリンクを参照して見てください)
これも「ジョジョの奇妙な冒険」第三部に登場するスタンド
「エジプト九栄神」との類似を想起させますが、
これはまあ、元ネタが同じということなのでしょう。

これらの例をもって、
荒木飛呂彦のパクリとするのは野暮というものでしょう。
荒木飛呂彦は、エンキ・ビラルとはまた異なった
独自の境地を切り拓いているからです。
キャラクター達の今にも動き出すかのような独特のポージング、
表情豊かな顔の表現、
大衆娯楽作品としての親しみやすさを具えながら
「スタンド」「波紋」という独自のアイデアによって
ヒネリを効かせたストーリー。
これらの特徴は、
エンキ・ビラルの作品にはまったく見られない優れた特徴です。

反対にエンキ・ビラルの作品は、
日本の「漫画」からは想像もつかないほど高尚なストーリーと、
完成度の高い絵を具えています。
とくにその絵の素晴らしさは、
日本の漫画家にも多大な影響を与えていると言われています。
日本の「漫画」のなかでは、
荒木飛呂彦の作品は比較的ビジュアル表現に重点をおいている
と思うのですが、
そこには、こういったバンド・デシネの影響が一因としてある、
とするとさすがに深読みのしすぎでしょうか。
ともあれ、バンド・デシネから「漫画」への影響の
生きた例として、メモしておきたいと思います。

《追記》
どうやら、「ジョジョの奇妙な冒険」第三部に登場するスタンド
「マジシャンズレッド」も、
エンキ・ビラルの「ニコポル三部作」の登場人物ホルスから
デザインを借りて来ているようです。
● 「アットマーク・ジョジョ」内「2005/04/09, 『エンキ・ビラルと荒木飛呂彦』」
「ホルス」というのは、「ニコポル三部作」全編を通して登場する
エイリアンの名前で、エジプトの神ホルスの姿をしています。
主人公ニコポルに乗り移って未来社会の転覆をはかります。
ニコポルは右足の膝から下を切断された姿で登場するのですが、
ホルスは目から熱線を出して電車のレールを切り取り、
ニコポルに義足を作ってやったりします。
ホルスに関しては、
僕はてっきり「元ネタがたまたまおなじエジプトの神だった」
くらいにしか認識していなかったのですが、
きっちりフォローを入れていただくあたり、さ、さすがです。
シャトレーゼ紅威さん!
あなたの命がけの行動ッ!
ぼくは敬意を表するッ!
ホルスとニコポル
ホルス
マジシャンズレッド
上記画像、一つ目は『La Foire aux Immortels』(不死者のカーニバル)
(1980年7月、Dargaud社。
 邦訳版は貴田奈津子訳、2000年11月30日、河出書房新社。
 引用は邦訳版による)
から、主人公のニコポル(宇宙服を着て右足が切断されている男)と
エイリアンのホルス(鳥の頭をした裸のキャラクター)です。
背景に描かれているポスターの絵には
実写の写真がコラージュで使われていたりします。
二つ目も同書より、
ニコポルの右足の代わりになる義足をつくるために
目から光線を出して電車のレールを焼き切っているホルスです。
三つ目は、
集英社文庫版『ジョジョの奇妙な冒険 13』
(荒木飛呂彦、2002年8月14日 集英社)
より、炎で電車のレールを焼き切ったマジシャンズレッドと
アヴドゥルとジョセフ・ジョースターです。
(「『バステト女神』のマライア その5」の一コマです)
さすがにこの類似はただの偶然だと思いますが、
オマケとして提示しておきます。


アントニオ・ロペスに関しては
「▼CLick for Anti War 最新メモ」の九郎正宗さんに教えて頂きました
当初は、スペインの画家、アントニオ・ロペス・ガルシアとしていましたが
これは、スペインのファッション・デザイナー
ファン・アントニオ・ロペスの間違いでした
大変失礼しました
くわしくは[『ARZACH』下訳その29]のコメント欄を
参照してください

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by moebius-labyrinth | 2005-03-23 19:16 | - 番外篇 -
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