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『Inside Moebius』
《全画像付き》メビウスの 入門に最適な一篇。洒落た 雰囲気とちょっとシュール なストーリー。メビウスは いかにしてベデを描くに至 ったのか?
『STARDOM STORY』
《全画像付き》スケッチ風 の短篇ベデです。
メビウス「漫画は好き?」
ユニコーン「もちろん!」
『The Long Tomorrow』
《全画像付き》私立探偵のピートは、ドールという美女から仕事を依頼される。しかし彼女が暗殺され、ピートにも追っ手が。はたして事件の真相とは……?
『L'Incal 1』
《全画像付き》メビウスの代表作。謎の物体アンカルをめぐって、私立探偵のジョン・ディフールが冒険を繰り広げます。
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カテゴリ:よもやまメビウス( 13 )
韓国のメビウス(マンハ情報も少し)
最近とみに色々な方からご連絡を頂くようになりました。
日本やフランスだけではなく、
なんと韓国のメビウス・ファンの方からも連絡を頂いてしまいました。
今回はこの韓国のメビウス・ファンblack jackさんから寄せていただいた
韓国のメビウス情報をご紹介したいと思います。
韓国の漫画、マンハ(マンファ、Manhwa)情報も少しだけ。


◆ 韓国のメビウス
残念ながら韓国でもメビウスはほとんど知られてはいないそうです。
唯一「ランカル」(L'Incal)シリーズが全巻韓国語訳されていて、
あとは、ベルナール・ヴェルペール(Bernard Werber)という
SF作家の本の挿絵が知られている程度だそうです。
画像はクリックで別窓で拡大。
拡大画像は平均200Kb。


 ◆ 韓国語訳版「ランカル」
韓国語訳版「ランカル」は2巻に分かれる形で刊行されているそうですが、
(もとは全6巻。英訳版も1~3、4~6巻に分けて刊行されている)
残念ながら現在品切れ状態とのこと。
日本では第1巻だけ邦訳版が出版されていますが、現在絶版状態です。
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 ◆ 「FILM 2.0」の紹介記事
次は、映画雑誌「FILM 2.0」に掲載されたメビウスの記事です。
うーん、残念ながら僕は韓国語の読み書きはまったく出来ないので、
何が書かれているのかは皆目見当がつきません。
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 ◆ ソングの批評
ソングという漫画評論家がメビウスについて語っている文章です。
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 ◆ 『L'Arbre des possibles et autres histoires』の挿絵
フランスのSF作家ベルナール・ヴェルペールの
『L'Arbre des possibles et autres histoires』
(可能性の樹 その他の短編)
という作品の挿絵をメビウスが担当しています。
● ウィキペディア米内「Bernard Werber」
「90年代でもっとも有名なフランスのSF作家」とあります。
● ベルナール・ヴェルペール公式サイト
● 同上内「L'Arbre des possibles」シリーズのページ
● アマゾン仏内『L'Arbre des possibles...』のページ
画像は同書の韓国語訳版のものです。
同書は未邦訳。
0102


◆ マンハ情報
韓国の漫画、マンハについても教えてもらいました。
日本の「漫画」に押されがちで、
結構ピンチに陥っているとのことです。
マンハにも興味がある身としてはちょっと複雑。
ただ、ウェブ上でかなりの作家がいい作品を発表しているということで、
その例を3例教えていただきました。

● エキサイト・テキスト翻訳(韓国語→日本語)
● 同上ページ翻訳(韓国語→日本語)

● http://cartoon.media.daum.net/group1/catsbe/200503/02/daum/v9589936.html
kang dohaという作家の『華麗なるギャツビー』という作品。
韓国語はさっぱりなので残念ながらストーリーはよく分からないんですが、
(青年ネコが女を買いに行って、その後どうなってるんだ?)
街並みの描写が結構良い感じ。
オールカラーですが、単に自然色を再現するだけではなくて、
パステルカラーで統一して
色彩そのものの面白さを狙っているように思います。
作品の下に並んでいるサムネイルのクリックで、
他の回に移るようです。

● http://game.paran.com/webtoon/main.asp?xCode=http%3A//cartoon.ntamin.paran.com/cartoon_view.php%3Fid%3D1%26ord%3D2
yang youngsoonの『1001』。
たぶんアラビアンナイトの『千夜一夜物語』に掛けてあるのでしょう。
囚人と最後に出てくる巨大な赤ちゃんのデザインがイカす。

● http://www.jiryonghouse.com/
● 同上エキサイト翻訳
choi jiryongというインディーズ作家のサイト。
画像のクリックでメニュー・ページへ。
韓国語と日本語の文法はとても良く似ているので、
機械翻訳で十分参考になる訳文を得ることが出来ます。
作品画像のなかの韓国語の台詞が翻訳されないのが残念なかぎり。
結構どぎつい絵柄。


《覚え書き》
● ウィキペディア仏内「Manhwa」
● ウィキペディア日内「マンファ」
● ウィキペディア米内「Manhwa」
● ウィキペディア韓国内マンファのページ
参考:● エキサイト・テキスト翻訳(韓国語→日本語)
 *ページが重すぎるのでページ翻訳は使いものにならないようです。
恐ろしいことに、
本場韓国のウィキペディアよりも、
フランスのウィキペディアの「マンファ」の項目の方が充実しています。
韓国のウィキペディアでは年表形式で事項が列挙されているだけですが、
フランスの方では項目が立てられてかなり詳しく記述されている模様。
お、おそるべしっ、フランス。

● ウィキペディア仏内「Manga」
ざっと見たところマンファとほぼ同程度の記述がなされている模様。
ただし、各作品ごと、各作家ごとのページが他のページとして独立していて、
はるかに充実しています。
● 同上内日本の漫画家一覧

● 同上内「Bande Dessinee」
バンド・デシネに限らず漫画一般について記述されています。
北斎への言及もあり。
● 同上内「Comic」
アメコミの項目。
この項目が唯一貧弱なままです。

フランスだからという理由だけで無闇に持ち上げたくはないのですが、
漫画に関する世界的な視野の広さという点に関しては、
やはりフランスはすげぇっす。
唯一アメコミが手薄なのか?!
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by moebius-labyrinth | 2005-11-06 23:56 | よもやまメビウス
UTOPIALES 2005のメビウスのポスター
2005年11月10~13日にフランスのナント市で開催されるSFのフェスティバル、
「UTOPIALES 2005」のポスターに、
メビウスのイラストが使用されているようです。


◆ UTOPIALES 2005
フェスティバルの公式サイトはこちら。
● 「UTOPIALES 2005」公式サイト
● 同上英語バージョン
SFの父ジュール・ヴェルヌの生誕の地、
フランスのナント市が開催している、
国際SFフェスティバル、と書かれてあります。
「UTOPIALES」というのは
「ユートピアについてのあれこれ」という程の意味です。
● ウィキペティア日内「ジュール・ヴェルヌ」
● 同上内「ナント」
今年はちょうどヴェルヌの没後100年に当たります。
メビウスは今回、同展のポスターを担当しているようです。
● eBay仏内「Utopiales 2005 2 fly Moebius」
● 同上スナップショット
このイラストの画像は以下のページでも紹介されています。
● 「Visuel du festival SF utopiales 2005 par Moebius」
● 同上スナップショット
(要IE。Firefoxでは画像が表示されないようです)
中央に描かれている大きな顔はヴェルヌなのでしょう。
その上の三人のキャラクターのうち中央の人物は、
メビウスの作品の有名なキャラクター
「Major Grubert」(グラバート少佐)です。
(グラバート少佐の両脇のキャラクターは、残念ながらよく分かりません)

フェスティバルの公式サイトをざっと見てみましたが、
残念ながらメビウスはポスターのイラストにしか関与していないようです。


同展の情報はメビウスのメーリングリストに
Eric氏によって投稿されました
● メビウスのメーリングリスト内「4072, Utopiales 2005, Eric T, 2005/10/30 23:54」
Merci, Eric

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by moebius-labyrinth | 2005-10-31 20:44 | よもやまメビウス
『リトル・ニモ』がついにDVD化か?!
メビウスと宮崎駿が制作に参加した、
あのアニメ映画『リトル・ニモ』がついにDVD化されるようです。
● 「castles in the air : renewal R2」内「リトル・ニモ DVD発売決定」
上記サイトの管理人やまねさんが詳しく調べてくれています。
すげー!
バンダイの商品紹介ページ(上記サイトのリンク参照)でも、
スタッフの名前としてちゃんと
「コンセプチュアル・デザイン:ジャン“メビウス”ジロー」
とされています。
(宮崎駿は途中で制作から離脱しているので、
 クレジットはされていないようです)
うはー、今年の冬は熱すぎる!
でも、僕の財布は寒そうだ!




関連:
『リトル・ニモの野望』解説
 『リトル・ニモ』の制作風景を伝える貴重な書籍についての解説。
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by moebius-labyrinth | 2005-09-24 15:05 | よもやまメビウス
1975年のメビウスの写真
1975年に撮られたメビウスの写真がウェブ上で紹介されています。


◆ ドリュイエ公式サイトの写真
メビウスのメーリングリストで問題の写真が紹介されています。
● メビウスのメーリングリスト内「3887, [giraud-moebius] Photo, Olivier DELAIGUE, 2005/09/09 21:56」
フランスの有名な漫画家で、メビウスとも親交のある、
フィリップ・ドリュイエ(Philippe Druillet)の公式サイトのなかで
紹介されている写真のようです。
● ドリュイエ公式サイト
● 同上内「GALERIE>PHOTOS>PORTRAITS>[2]」
写真の下のキャプションには以下のようにあります。
Jean (Giraud), Nicole et moi
ジャン(ジロー)、ニコルと僕

「ニコル」(Nicole)はドリュイエの奥さんのようです。
写真右側の男性がメビウス、
左側のヒゲを生やした男性はドリュイエです。

1975年というと、メビウスは37歳、
『アルザック』の発表、
出版社LES HUMANOIDES ASSOCIES社の設立、
雑誌「メタル・ユルラン」の創刊、と、
メビウスがベデ革命を起こしていた正(まさ)にその年です。
ドリュイエはユマノ社設立のメンバーでもあります。

アルバム『アルザック』に併録されている
『LA DEVIATION』という作品に、
当時のメビウス自身をモデルにした
「ジャン」(Jean)という人物が登場するんですが、
(ワカメ頭にメガネの痩せた男、というのは、
 当時のメビウスの自画像として
 他のいろいろな作品にも出て来るものです)
なんかちょっと印象が違うような。
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by moebius-labyrinth | 2005-09-10 06:12 | よもやまメビウス
飢餓救済活動のためのメビウスのイラスト入り皿
飢餓救済のための国際的なNGOの活動の一環として、
メビウスのイラスト入りの皿が発売されるようです。


◆ アクション・アゲインスト・ハンガーとメビウス
● ACTION CONTRE LA FAIM公式サイト
「ACTION CONTRE LA FAIM」というのは、
直訳すると「飢餓を救済するための行動」という程の意味で、
「フランスを主要本部として国際的な飢餓救援活動を行なっているNGO」
の名前だそうです。
● 「北朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン」内「北朝鮮における食糧援助活動から撤退した国際的飢餓救援団体『ACF』による北朝鮮の実態報告に対する批判声明」
● 「人道的停戦を呼びかけよう実行委員会」内「訳語集」
訳語としては、
同団体の英語名「アクション・アゲインスト・ハンガー」が
そのまま採られているようです。
略称は「ACF」。

このACFの活動の一環として、
ベデの作家のイラストを入れた皿を販売して、
その売上を活動資金にしようという計画があるようです。
● 同上内「Assiettes 2005>Des artistes et des dessinateurs」
「Assiettes>assiette」は「皿」という意味です。
上記のページで
ベデ作家のイラスト入りの皿の写真が紹介されています。
メビウスの皿は「H53」です。
いかにもメビウスという感じのイラストですね。
「H65」としてピカソ(Picasso)の皿もあったりします。
でも、さすがにあのスパイダーマンの皿(「H37」)では
ものは食べたくないかも……。


《参照》
● メビウスのメーリングリスト内「3461, Assiette contre la faim, Patrick BOUSTER, 2005/06/27 11:11」
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by moebius-labyrinth | 2005-06-28 23:56 | よもやまメビウス
モンパルナスのメビウス展:ヴェルニサージュのレポート
6月27日からパリの南部モンパルナス地区で
メビウスの展覧会が開かれています。
この展覧会のヴェルニサージュの様子が
フランス語によるメビウスのメーリングリストでレポートされているので、
簡単にご紹介したいと思います。


◆ モンパルナスのメビウスのブティック
パリ市の南部モンパルナス地区に
メビウスのブティック兼アトリエがあって、
そこでメビウスの展覧会が開かれています。
このブティックについては以下の記事を参照してください。
モンパルナスのメビウスのブティック兼アトリエ
展覧会の詳細は以下の通りです。

 場所:27 rue Falguiere(ファルギエール通り27番地)にある
    「"Moebius Production-Jean Giraud"」で開催される
 日時:6月27日~7月21日
    水曜日、木曜日、金曜日のみ開催
    11時~19時

また、本展のポスターの画像がウェブ上にアップされています。
● 「MAJOR GRUBERT」内「Affiches Dessins Serigraphie>Affiches Fesrival」
メビウスの展覧会のポスターの画像が集められているページです。
年号順に並んでいるなかの、
「2005 MoebiusProduction」とあるところをクリックしてください。


◆ メビウスのメーリングリストのレポート
本展のヴェルニサージュがどうやら6月24日に開かれたようです。
そのレポートがメビウスのメーリングリストに投稿されています。
今のところ3通のレポートが投稿されています。
● メビウスのメーリングリスト内「3442, Re: [giraud-moebius] Expo Moeb 27 r. Falguiere, 40jours, 2005/06/25 15:24」
● 同上内「3445, Re: [giraud-moebius], mazere.claude@club-internet.fr, 2005/06/25 21:03」
● 同上内「3446, Re: [giraud-moebius], Eric T, 2005/06/25 23:31」
概要だけ押さえておきましょう。

・展示されている作品は水彩画8点、モノクロのデッサン1点、小さい絵3点。
 (2通目のmazere氏のレポートによる。
  1通目の40jours氏のレポートによると、水彩画10点、デッサン1点)
 モノクロのデッサンは、
 本来水彩画として仕上げられる予定であったものが、
 時間の都合でデッサンのまま展示されている。
 水彩画とデッサンのサイズはA3見当。
・絵のモチーフはギリシャ神話の神々。
・これらの絵は販売もされていて、価格は3500~6000ユーロ。
 [約46万~80万]
 (びっくりするほどの高値ですが、
  原画をそのまま売っているということなんでしょうか)

メビウスと実際に話すことも出来たようです。
とくに興味深い部分とあわせて訳出しておきましょう。

 ◆ 2通目のmazere氏のレポートより
Jean, en chemisette, avait l'air tres en forme ;
Isabelle et Claire tres decontractees.

メビウスは半袖を着て、すごく元気そうだったよ。
奥さんのイザベルとクレールもとても寛(くつろ)いでいた。
 *「クレール」(Claire)は、
 「クレール・シャンパヴァル」(Claire Champeval)
 のことだと思います。
 「宮崎駿―メビウス」展カタログの奥付に、
 スターダム・プロダクション(Stardom production)のスタッフとして、
 「Claire Champeval」(クレール・シャンパヴァル)
 の名前がクレジットされています。
 「シャンパヴァル」はメビウスの奥さんイザベルの旧姓なので、
 たぶんイザベル方の親族の人なのでしょう。
 「スターダム・プロダクション」は、
 メビウスのマネージメントをしている会社のようです。

J'ai demande a Jean comment lui venait une telle inspiration.
《Je n'ai pas d'idee preconcue
lorsque je me retrouve devant une feuille blanche ;
les idees viennent progressivement en dessinant.
Le reste est affaire de technique :
il faut etre capable de retranscrire ses idees sur le papier》.

メビウスに、どうやってインスピレーションを得るのか訊いてみたんだ。
「白い紙を前にした時には、あらかじめ何も考えないようにしているんだ。
アイデアっていうのは、徐々に形を成してくるものだから。
あとはテクニックの問題だね。
そうやって出てきたアイデアを、
紙の上にトレースし直すようにしなくちゃいけない」

Jean a precise
que realiser une aquarelle etait quelque chose de passionant.
《C'est comme tailler un diamant brut (le dessin en n&b)
pour en faire une pierre precieuse rutilante.
Je suis tres excite
quand je commence a aquareller un dessin en n&b.
Je suis impatient de voir le resultat》.

メビウスは、
水彩画を描くのはとても面白い経験だったとはっきり言ってたな。
「水彩画を描く作業っていうのは、
ダイアモンドの原石(モノクロのデッサン)をカットして、
キラキラ輝く宝石を作り出すのに似ている。
モノクロのデッサンに水彩で色を塗りはじめる瞬間は、
とても興奮したよ。
はやく結果が見たくて仕様がなかった」

 ◆ 3通目のEric氏のレポートより
je telephone par hasard pour savoir si l'expo est commencee
et c'est Moebius lui-meme qui me repond
"Oui, oui, je suis la toute la journee".

展覧会が始まっているかどうか知りたくて、
一か八かで電話してみたんだけど、
なんと、電話に出たのはメビウス本人だったんだ。
「ええ、一日中いますから」
 *メビウスって言えば、
 まがいなりにも世界的アーティストだと思うんですが、
 良いのか? メビウスが電話番してて良いのか?

[Eric氏が会場に着いたときの様子]
Moeb est a sa table,
en train de noircir quelques pages d'"Inside Moebius" 7eme cahier.

メビウスは自分の机で、
『インサイド・メビウス』の7番目の折り丁に
一生懸命手を加えているところだった。
 *「cahier」は普通は「ノート」という意味なんですが、
 ここは「折り丁。
 製本するため、印刷された紙を、ページ順になるように折ったもの」
 のことだと思います。
 『インサイド・メビウス』(Inside Moebius)は
 メビウスの最新作の名前で、
 今のところ第1巻が刊行されているので、
 おそらくその続巻の原稿に手を入れていたのではないかと思います。

parution des cahiers "Inside Moebius" peut-etre interrompue,
suite succes tres relatif du tome 1.

『インサイド・メビウス』の原稿の刊行はもしかしたら無理かもしれない。
続巻を出すかどうかは第1巻が成功するかどうかに拠る。

il remettrait son site,[中略]
c'est sa femme qui doit s'en occuper
mais comme elle doit s'occuper de trop de choses a la fois,
j'ai l'impression que les choses ne se font pas vite
[後略].

メビウスは自分のサイトの管理を他の人に任せているらしい。
管理をしているのはメビウスの奥さんなんだけど、
彼女は今とても沢山の仕事を抱えているみたい。
すぐにどうにか成るようなものでもない感じだった。

sur le projet de l'artbook, ca doit aussi se faire.
Moeb me repete qu'il n'y a pas de tradition en France
de faire des artbooks sur des artistes mineurs (je m'etrangle).
c'est vrai que
la BD et meme l'illustration sont encore consideres comme etc.....
(vieux debat)

画集を出版する予定はないのかってことも訊いてみた。
メビウスの画集なら、出版されたっておかしくないからね。
メビウスは、
マイナーな画家の画集なんて出版されないんだよ、
それがフランスの伝統ってやつさ、
って言ってた(メビウスが「マイナーな画家」だって?!)。
でも確かに、
ベデやイラストは、まだまだマイナーなジャンルなんだよね……。
(ずっと言われ続けて来たことではあるけれども)
 *「artbook」についてのメモ。
 ● 「英辞郎」内"art book"での検索結果
   「美術書」と訳されている。
 ● ウィキペディア仏内「Manga」
   「Types de mangas」の項に以下の一節あり。
Associes aux mangas,
on trouve les artbooks,
recueils d'illustrations en couleur d'images originales,
qui incluent parfois des histoires courtes.

「漫画」に関連して、artbookが出版される場合もある。
artbookとは、
書き下ろしのカラー・イラストを集めたものである。
短い物語が添えられる場合もある。

 ● ウィキペディア米内「Artbook」
   いわゆる「美術書」に該当すると思われる。
 ベデの画集は通常は「portfolio」(ポートフォリオ)と呼ばれるが、
 ここでは芸術作品を集めた「美術書」という意味で
 使われているのであろう。
 フランスでもまだまだ漫画の地位は低いようだ。

c'est Isabelle et Jean qui tiennent le local eux-meme quasiment,
donc c'est artisanal.

店は、ほとんどイザベルとジローが切り盛りしていた。
手作り風だったよ。
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by moebius-labyrinth | 2005-06-27 23:59 | よもやまメビウス
モンパルナスのメビウスのブティック兼アトリエ
パリの南部、モンパルナス地区にある
メビウスのブティック兼アトリエについて詳細が判明したので、
さっそく調査してみました。


◆ メーリングリストの「メビウス展」報告
● メビウスのメーリングリスト内「3373, expo Moebius, mazere, 2005/06/15 23:13」
● 同上内「3386, Expo Moeb 27 r. Falguiere, 40jours, 2005/06/16 11:36」
フランス語によるメビウスのメーリングリストで、
6月27日から始まるというメビウス展について報告されています。
概要は以下のとおりです。

 場所:27 rue Falguiere(ファルギエール通り27番地)にある
    「"Moebius Production-Jean Giraud"」で開催される
 日時:6月27日~7月21日
    水曜日、木曜日、金曜日のみ開催
    11時~19時


◆ メビウスのブティック
「ファルギエール通り27番地」(27 rue Falguiere)については、
以下のページが参考になります。
● 「BDnews.net」内「Il est beau mon Moebius」
● 「Pierre Tritten」
  ページの下の方、2002年の欄の5行目に、
  「Ouverture de la boutique STARDOM
   au 27 rue Falguiere 75015 Paris」
  とあります。
どうやら、
スターダム社のメビウスのブティック、というものが存在するようです。
正確な住所も判明しました。

 27, rue Falguiere 75015 Paris
 パリ市 75015番 ファルギエール通り27番地
  *パリ市の郵便番号は
  「750」に区の番号(01~20)を合わせて構成されています。
  ファルギエール通りは15区にあるので郵便番号は「75015」です。
  「750015」は誤りです。

ファルギエール通りはパリ市の南部、
通称モンパルナス地区と呼ばれるところにあるのですが、
そこで注目されるのは以下のページの報告です。
● 「タモタモの部屋Ver.2」内「日記>2003年1月29日」
漫画家の田森庸介氏が、
「モンパルナス」にある「メビウスのブティック」を
実際に訪れたときのことをレポートしてくれています。
ここで言われている「メビウスのブティック」が、
ファルギエール通りにあるスターダム社のブティック(boutique)と考えて
ほぼ間違いないでしょう。
おなじ建物の「某階」にあるというメビウス「アトリエ」についても、
小さいながら写真つきで詳しくレポートされています。


◆ メビウスのブティックの地図と写真
さっそく同地の様子について調べて見ましょう。
● 「multimap.com」内「Country:France, Street:27 rue falguiere, Town:paris, Postal code:75015, Scale:1/50,000」
  同地の地図です。
● 「mappy」内「Street:27 rue falguiere, Place:paris, Post code:75015, Country:France」
  同地の航空写真です。
  検索結果をURLで指定できないので(上記リンクはエラー画面です)
  航空写真を再掲しておきます。
航空写真

● 「pages jaunes」内「Ville:Paris, N°:27, Rue:rue falguiere」
  同地の建物の写真です。
建物の写真

この写真の建物がメビウスのブティックだと考えて良いでしょう。
田森氏の報告によると、
この建物の1階がブティックのようですが、
たしかに写真の建物の1階には
ウインドウらしきものを確認することが出来ます。
また「古いエレベーター」で上った「某階」に
メビウスの「アトリエ」もあるようですが、
ここで注目されるのは田森氏の紹介しているそのアトリエの写真です。
● 「タモタモの部屋Ver.2」内「日記>2003年1月29日」
上から5段目、4枚の写真が横に並んでいる内の
一番右側の写真を見てください。
このアトリエの窓が写っています。
この写真によると窓の上部が弓形にアーチしていることが分かります。
ここでもう一度「page jaunes」の建物の写真を見てください。
この建物の窓のなかで、
上部が弓形にアーチしているもので、なおかつ2階より上にあるものは、
2階中央の窓しかありません。
もちろん
この建物の他の面の窓である可能性も考えて置かなければなりませんが、
この窓である確率は高いと言えるでしょう。
いま調査できた限りで言うならば、
メビウスのアトリエはこの2階中央の窓のある部屋のようです。


《付記》
さすがにちょっと細かすぎるかなとは思うのですが、
メビウスがどういう環境で制作しているのかとても興味があるので、
出来る限りの調査はしてみたつもりです。
メビウスのアトリエについては動画もいくつか紹介済みですが、
これらの動画のなかにも、
このブティック2階のアトリエが映っているものが
いくつかあるように思います。
追々検証して行きたいと思っています。




関連:
メビウスと一緒にパリを歩こう:「pages jaunes」篇
メビウスと一緒にパリを歩こう:「Mappy」篇
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by moebius-labyrinth | 2005-06-17 23:47 | よもやまメビウス
メビウスと一緒にパリを歩こう:「pages jaunes」篇
ヨーロッパの大都市の写真を一区画ずつ、
住所から検索できるサイトを発見しました。
さっそくメビウスゆかりの場所を散策してみたいと思います。


◆ 「pages jaunes」
● 「pages jaunes」
当該サイトは、
日本のイエローベージに相当するサイトのなかの一コンテンツです。
(「pages jaunes」は「イエロー・ページ」という意味です)
なんと言ってもすごいのは、
ヨーロッパの主要都市について、
一区画ずつという詳細なスケールで蓄積された膨大な写真を、
住所から検索できるという点です。
おかげで、今まで確認することの難しかった
メビウス関連の場所の様子について、
かなり詳細にその雰囲気を掴むことが出来ます。
出版社Stardom社やスターダム・ギャラリーといった
メビウス関連の建物についても、
その外観を写真で確認することが出来ます。

● 「pages jaunes Photos de villes」内フランスのページ
上記のページから、
フランスの大都市の写真を検索することが出来ます。
検索の手順は以下の通りです。

 1, 左側のコーナーのなかの「Ville」(都市名)のなかから、
  検索したい都市の名前を選択する。
 2, 「N°」(番地)に番地の数字を入力する。
 3, 「Rue」(通り名)に通りの名前を入力する。
 4, 「Rechercher」(検索する)とある赤いボタンをクリックする。

具体的な検索手順については次節以降を参照してください。

なお、同様に
ヨーロッパの主要都市の航空写真を検索できるサイトを
すでに紹介ずみなので、
その際に検索した航空写真もあわせて提示しておきます。
航空写真の詳細は以下の記事を参照してください。
メビウスと一緒にパリを歩こう:「Mappy」篇


◆ メビウスと一緒にパリを歩こう
さっそくメビウスゆかりの場所を検索して見ましょう。

 ◆ Stardom社
メビウスの家族経営的な出版社Stardom社の住所は、
102 avenue des Champs Elysees 75008 PARIS
(パリ市75008番シャンゼリゼ大通り102番地)
です。
● 「multimap.com」内「Country:France, Street:102 avenue des Champs Elysees, Town:paris, Postal Code:75008」
 *同地の地図です。
● 「pages jaunes Photos de villes」内「Ville:Paris, N°:102, Rue:avenue des Champs Elysees」
ページの左側に写真が表示されていると思います。
これが当該住所の写真です。
Stardom社外観写真
この写真が表示されているところの右下に、
道路の上に矢印が浮んでいるようなマークが表示されていると思います。
このマークの矢印をクリックすることで、
一区画ずつ隣りの住所の写真も見て行くことが出来ます。
道路+矢印マークの説明画像
ページの右側の地図(結構重いです)の上の検索窓から、
さらに他の場所の検索を続けることが出来ます。
当該住所の地理については、
同地の航空写真と比べて見れば位置関係を把握しやすいでしょう。
Stardom社周辺航空写真
(中央アンカーの丁度上の建物が、
 Stardom社が入っているビルだと思います)
「pages jaunes」で検索できた写真に映っているビル全体が
Stardom社ということは幾らなんでも無いでしょうから、
たぶんこのビルのなかの一区画を
Stardom社がテナントとして利用しているのではないかと思います。
残念ながらこれ以上くわしく特定するには至りませんでした。

この場所から左側を向くことによって、
凱旋門を遠く望むことも出来ます。
Stardom社の前に立って左を向けば、こういう風景が見えるのでしょう。
凱旋門を望む写真

 ◆ スターダム・ギャラリー
Stardom社はギャラリーも経営しているようです。
スターダム・ギャラリーの住所は
81 AVENUE DE LA BOURDONNAIS 75007 PARIS
(パリ市75007番ラ・ブルドネ通り81番地)
です。
● 「multimap.com」内「Country:france, Street:81 AVENUE DE LA BOURDONNAIS, Town:Paris, Postal code:75007」
● 「pages jaunes Photos de villes」内「Ville:Paris, N°:81, Rue:AVENUE DE LA BOURDONNAIS」
スターダム・ギャラリー外観の写真
この写真では建物の左隅1階にウィンドウらしきものが確認できるので、
もしかしたらこれがスターダム・ギャラリーなのかも知れません。
ただ、この住所の向ってすぐ右隣りに気になる建物があるのです。
● 「pages jaunes Photos de villes」内「Ville:Paris, N°:83, Rue:AVENUE DE LA BOURDONNAIS」
スターダム・ギャラリー外観写真
この写真の建物の右隅1階のこのウィンドウ。
額装の絵らしきものが飾られているようですし、
いかにもギャラリーのウィンドウという雰囲気です。
81番地の建物と83番地の建物は同じ一続きのビルのようですので、
僕はこっちのウィンドウがスターダム・ギャラリーで、
住所は同じ建物の81番地扱いになっている、
ということだと思うのですが、いかがでしょうか。
スターダム・ギャラリー外観写真
おなじ建物を違う角度から眺めた写真です。
(道路+矢印のマークでの移動手順を示すなら、
 81番地からはじめて、 
 ←+↓+↓という順番で矢印をクリックして行くことで、
 この写真を表示することが出来ます。
 81番地から一旦左を向いて、2歩後ろに下がる、ということです)
十字路の向こう側、右側の建物が問題のビルです。

83番地の検索結果からは、
さらに同地の別角度からの写真を確認することが出来ます。
写真右下の「Autres facades」(その他の外観)とあるコーナーのなかの
テキストをクリックすることで、
同地を別角度から眺めた写真を確認することが出来ます。
スターダム・ギャラリー外観写真
「Angle」(角)をクリックしてみた結果です。
問題のウィンドウを十字路の角から眺めた写真のようです。

スターダム・ギャラリー周辺航空写真
(中央アンカーの丁度上の建物がスターダム・ギャラリーでしょう)

 ◆ パリ造幣局美術館
「宮崎駿―メビウス」展が開催されたパリ造幣局美術館の住所は、
11 QUAI CONTI 75006 PARIS
(パリ市75006番コンティ河岸11番地)
です。
● 「multimap.com」内「Country:France, Street:11 QUAI CONTI, Town:Paris, Postal Code:75006」
● 「pages jaunes Photos de villes」内「Ville:Paris, N°11, Rue:QUAI CONTI」
同地の写真については、
写真の上にある淡黄色で横長のコーナーのなかの
「Vue 1」とあるプルダウンメニューのなかから選択することによって、
合計3種類の写真を確認することが出来ます。
パリ造幣局外観写真
「Vue 3」(外観3)の写真です。
パリ造幣局美術館の外観については、
すでに確認済みなので問題はないでしょう。
パリ造幣局周辺航空写真

 ◆ ギャラリーArludik
メビウスを含め、ベデ作家の個展が頻繁に開かれている
ギャラリーArludikの住所は、
12-14 rue St-Louis en l'ile 75004 PARIS
(パリ市75004番St-Louis en l'ile通り12-14番地)
です。
● 「multimap.com」内「Country:France, Street:12-14 rue St-Louis en l'ile, Town:Paris, Postal Codes:75004」
● 「pages jaunes Photos de villes」内「Ville:Paris, N°12, Rue:rue St-Louis en l'ile」
Arludik外観写真
「Vue 2」の写真です。
● 「pages jaunes Photos de villes」内「Ville:Paris, N°14, Rue:rue St-Louis en l'ile」
Arludik外観写真
「Vue 1」の写真です。
12番地の写真の建物の向って左隣りの建物が14番地です。
ギャラリーArludikについても外観の写真はすでに確認ずみなので、
問題はないでしょう。
● ギャラリーArludik公式サイト内「Soirees ludiques」
メビウスと宮崎駿と大友克洋の写真:ギャラリーArludik
12番地の写真に写っている深緑色のウィンドウが、
ギャラリーArludikのウィンドウだと分かります。
Arludik外観写真
12番地から右を向いた写真です。
左側の建物の深緑色のウィンドウが
ギャラリーArludikのウィンドウでしょう。
Arludik周辺航空写真
(中央アンカーのすぐ上の建物がギャラリーArludikのようです)


《付記》
残念ながら「pages jaunes」も、
メビウスの生地のノジャン・シュル・マルヌ(Nogent-sur-Marne)や
国際ベデ映像センターのあるアングレーム市(Angouleme)には
対応していません。
しかしこれで、
パリ市内なら確実に建物の外観を確認する手段を確保しました。
航空写真と併せて、
今後は同地の雰囲気をかなり詳しく調べることが
出来るのではないかと思います。




関連:
メビウスと一緒にパリを歩こう:「Mappy」篇
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by moebius-labyrinth | 2005-06-05 13:53 | よもやまメビウス
メビウスと一緒にパリを歩こう:「Mappy」篇
地図サイトでちょっと面白いところを見つけてしまいました。
今日はそれを使って、
メビウスゆかりの土地を散策してみたいと思います。


◆ 地図サイト「Mappy」
● 「Mappy」
一見ただの地図サイトですが、
検索結果の地図の左側上段に
「Photo」(写真)という欄が表示されているのがミソです。
なんと、同地の航空写真を見ることが出来るのです。
(フラッシュ・プレイヤーがインストールされている必要があります)
縮尺も何種類か用意されているようで、
かなり拡大することが出来ちゃったりします。
さすがにGoogle Mapsのようには行きませんが、
これはこれでかなり良い感じです。

 ◆ 検索のしかた
「Map」(地図)とある欄に必要事項を入力して検索します。
「Street and n°, tube, district」(通りと番地、駅名、地区名)
「Place」(市名)
「Post code」(郵便番号)
「Country」(国名、メニューの中から選ぶ)
にそれぞれ所定の事項を入力して、
「>ok」のボタンをクリックしてください。
具体的な検索方法は、
次節以降を参照してもらえれば分かると思います。

 《注意》
 残念ながら、
 「Mappy」の検索結果はURLでは指定できないようです。
 (検索結果のURLで改めてアクセスしてみても、
  エラー画面が出てしまいます)
 航空写真については画像をアップしておきました。
 どうしてもという方は、
 検索手順を示しておきましたので、
 それにそって検索し直してください。


◆ メビウスと一緒にパリを歩こう
さっそくメビウスに関連のある場所を検索してみました。

 ◆ Stardom社
メビウスの家族経営的な出版社Stardom社の住所は、
102 avenue des Champs Elysees 75008 PARIS
(パリ市75008番シャンゼリゼ大通り102番地)
です。
● 「Mappy」内「Street:102 avenue des Champs Elysees, Place:Paris, Post code:75008, Country:France」
残念ながら倍率と航空写真の設定はURLでは指定できないようなので、
上記のリンクを開いて、
地図の左側上段「photo」とあるところをクリックして見てください。
同地の航空写真が表示されるはずです。
さらに「photo」の下にある「zoom」欄のなかの

 〓
 〓〓
 〓〓〓
 〓〓〓〓

という感じの縮尺指定バーの
一番下のバー(もっとも拡大するもの)をクリックしてください。
同地の航空写真のさらに拡大されたものが表示されるはずです。
建物一つ一つをしっかり確認できます。
Stardom社の航空写真

地図上のアンカー(地図中央の、丸に目盛りが付いた印)を見る限り、
番地はちょうど道路(シャンゼリゼ大通り)の真中を指しているので、
おそらくこの印に向かい合った建物のうちのいずれかが、
Stardom社ということになるのでしょう。

縮尺バーの「〓DISTRICT〓」(下から三番目)をクリックすると、
もう少し縮小した縮尺の航空写真を見ることが出来ます。
この「DISTRICT」(地区)縮尺の航空写真のなかの
左上の方にある丸いロータリーの中央にある建物が凱旋門です。
凱旋門の航空写真


● フランス政府観光局公式サイト内「パリ情報>主要観光スポット>シャンゼリゼ/モンテーニュ/ジョルジュ・サンク>PDF」
同地の日本語地図です。
PDFファイルなので注意してください。
400%に拡大してB2の地区を見てみてください。
(地図は赤い直線で12の地区に分けられています)
この地区のなかの右端中央、「Lacoste(14)」とあるところが、
Stardom社の場所(の周辺)だということになるでしょう。

 ◆ スターダム・ギャラリー
Stardom社はギャラリーも経営しているようです。
スターダム・ギャラリーの住所は
81 AVENUE DE LA BOURDONNAIS 75007 PARIS
(パリ市75007番ラ・ブルドネ通り81番地)
です。
● 「Mappy」内「Street:81 AVENUE DE LA BOURDONNAIS, Place:Paris, Post code:75007, Country:France」
これも同様に“「photo」+縮尺最大”にしてください。
スターダム・ギャラリーの航空写真


さらに、縮尺を「DISTRICT」にして見てください。
この縮尺の地図上の左上の方にある四角形のものが
エッフェル塔です。
ちゃんと塔の形の影が上方左寄りに伸びています。
ドラッグ&ドロップで地図を移動させることが出来るので、
その要領でエッフェル塔を地図中央まで移動させて
縮尺を最大にすると、
エッフェル塔を真上から見た姿を確認することが
出来ちゃったりします。
エッフェル塔の航空写真


 ◆ パリ造幣局美術館
「宮崎駿―メビウス」展が開催されたパリ造幣局美術館の住所は、
11 QUAI CONTI 75006 PARIS
(パリ市75006番コンティ河岸11番地)
です。
● 「Mappy」内「Street:11 QUAI CONTI, Place:paris, postal code:75006, Country:France」
これも同様に“「photo」+縮尺最大”にしてください。
パリ造幣局については、すでに写真を確認しているので、
「宮崎駿-メビウス」展公式サイト全訳 「美術館」
上記の航空写真のなかのアンカー(地図中央の丸印)の
すぐ左下に斜めに建っている建物が、パリ造幣局だと分かります。
パリ造幣局の航空写真


縮尺を「DISTRICT」にしてみると、
地図の左上4分の1ほどを占領している
ルーブル美術館を確認することが出来ます。
ルーブル美術館の航空写真

(↑この画像では、
 画面中央の広大な敷地がルーブル美術館です)

 ◆ ギャラリーArludik
メビウスを含め、ベデ作家の個展が頻繁に開かれている
ギャラリーArludikの住所は、
12-14 rue St-Louis en l'ile 75004 PARIS
(パリ市75004番St-Louis en l'ile通り12-14番地)
です。
● 「Mappy」内「Steet:12-14 rue St-Louis en l'ile, Place:paris, Post code:75004, Country:France」
(途中で通り名を確認されますが、「OK」をクリックしてください)
これも同様に“「photo」+縮尺最大”にしてください。

ギャラリーArludikについても
その概観の写真はすでに確認済みなのですが、
メビウスと宮崎駿と大友克洋の写真:ギャラリーArludik
残念ながら航空写真の縮尺が今ひとつ小さすぎるので、
航空写真のなかのどれがギャラリーArludikなのかは
特定できないように思います。
Arludikの航空写真



《付記》
残念ながら「Mappy」の航空写真サービスは、
メビウスの生地のノジャン・シュル・マルヌ(Nogent-sur-Marne)や
国際ベデ映像センターのあるアングレーム市(Angouleme)には
対応していないので、
メビウスゆかりの土地としては上記の三箇所が精一杯なのですが、
パリ市内ならば、今後もこのサービスで
当該地の様子を確認して行けそうです。
● 「Mappy」内「Maps>Aerial photos」
同サイトで航空写真が公開されている都市一覧です。
ページ内の地図上に示されている都市が
航空写真に対応しているものです。
パリ市(Paris)のほかには、
『ハウルの動く城』のモデルとして以前紹介した
ストラスブルグ(Strasbourg)も航空写真に対応しているようです。
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by moebius-labyrinth | 2005-05-27 20:26 | よもやまメビウス
『Blueberry DUST』原画展ヴェルニサージュのレポート
現在パリで開かれている『Blueberry DUST』原画展の
ヴェルニサージュのレポートです。


◆ メビウスのメーリングリストのレポート
メビウスのメーリングリストに、
本展のヴェルニサージュに実際に招待された人が投稿を寄せていますので、
訳を付けておきましょう。
● メビウスのメーリングリスト内「2839, expo artludik, jdo, 2005/03/15」

Bonsoir
こんばんは。

Je suis alle au vernissage de l'expo
organisee par la Galerie Artludik.

ギャラリーArludikの展覧会の
ヴェルニサージュに行って来たよ。
 *原文「Artludik」は「Arludik」のスペルミスでしょう。

Au mur une quinzaine de planches du nouveau Blueb.
Tres belles, certaines le montrent jeune,
elles sont tre`s reussit
-> Parmi les meilleures.

「ブルーベリー」の新作の原画が、
壁にだいたい15枚くらい掛けられてた。
すごく美しかった。
なかには描きたてホヤホヤなんじゃないかって
思うものもあって、
とにかく素晴らしかったよ。
どれもこれも最高だった。

Rien a voir, pour ma part,
avec les 4 premieres planches parues
dans le Pilote de Noel.
Qui etaient elles aussi exposees.
Pas de vente de planches il les garde pour lui.

雑誌「ピロット」誌のクリスマス特別号にも
記事が載ってたけど、
僕が見たかぎりでは、それとは関係ないみたいだ。
雑誌に載ってた4枚の絵はちゃんと展示されてたけどね。
原画の販売とかはなかった。
どうやら、原画は画廊が保管することになってるみたいだ。
 *「Pilote」はベデ専門の雑誌の名前です。
 「パイロット」という意味です。
 ● 「BD oubliees」内「Le journal Pilote et ...」
 (Le journal Pilote et les publications Dargaud par annee)
 ● 同サイト内「Le journal Pilote en 2004」
 上記サイトによると、
 「ピロット」誌クリスマス特別号というのは、
 2004年に唯一発行された同誌の特別版のようです。
 二つ目のリンクに同号の目次が掲載されています。
 「Extrait 10p, Blueberry, Dust, Gir」
 (抜粋10ページ、ブルーベリー、ダスト、ジル)
 とあります。また、
 「Redactionnel, Mister Blueberry, ????」
 ともありますが、
 「Redactionnel」(形容詞:編集、執筆に関する)
 というのは、制作秘話などを
 記事にしてあるものではないかと思います。
 「Extrait」(抜粋)の方は「10ページ」ということで
 「4枚の絵」と数字が合いませんし、
 この制作秘話の記事のなかに
 「4枚の絵」の画像が紹介されていて、
 いかにも原画展に関係のありそうなことが
 書いてあったのではないかと思います。

Et 8 aquarelles grand format representant Blueb
et des scenes de far west.
Pas de trait a l'encre de chine,
juste de leger crayonne et la couleur.

「ブルーベリー」の水彩画も8枚展示されてたよ。
なにか西部の情景を描いたものも混じってたな。
どれも、軽くスケッチして色を乗せました、
って感じのものばかりだったけど、
線はどれもくっきりしていて、
インクのにじみなんかはなかったな。

Une Blueb en gros plan,
une autre couche avec un flingue,
une scene avec un cavalier,
une autre d'une femme qui tient des hommes en joue,
un blueb en leger contre plongee un flingue a la main
et une amulette dans l'autre.
Pour ma part rien d'extraordinaire
mais de beaux dessins tout de meme.

ブルーベリーのアップの絵なんてのもあった。
あとは、
銃に狙われてるブルーベリーだとか、
馬に乗ってる人と一緒のところだとか、
何人かの人間に銃をつきつけてる女の人の絵だとか、
銃を突きつけられてるのに軽装のブルーベリーだとか、
あとは、
お守りを握りしめてるブルーベリーの絵なんてのもあったな。
個人的には、
ずばぬけて凄いって感じのものはなかったけど、
まあでもやっぱり素晴らしい作品ばかりだったと思う。

En vente 6000EUR. Il en reste 3-4.
Meme Giraud a dit 《c'est cher》
mais c'est parce que c'est grand a priori.

3点か4点くらい売りに出されてる絵もあったんだけど、
値段は6000ユーロ[約83万円]だった。
メビウス自身も「高いね」って言ってたな。
でもまあこれは仕方がないかもね、
もともと高価なものだから。

Il y avait aussi la BD.
Couleur en peu saturee de Smulovski.
Je pense que ca joue beaucoup
quand on a vu les planches en N&B.

アルバムも売られてたよ。
スミュロヴスキーのカラーリングは新鮮だった。
モノクロで紹介されてたあの絵なんだけど、
カラーリングはとても上手く行ってると思う。
 *この三文の意味がちょっと微妙です。
 まず、一文目の「BD」はもちろん
 「ベデ」のことだと思いますが、
 これは総称ではなく、アルバム単体、
 おそらく『ブルーベリー 第28巻 ダスト』
 を指すのでしょう。
 二文目の問題は「Smulovski」で、
 人名だとは思うのですが、検索をかけてみても
 参考になりそうなものはありませんでした。
 とくに、ベデ全般のデータベースサイトの最大手
 「BD GEST'」の作者検索でも引っかからないというのは
 痛いところです。
 バンド・デシネの原稿では、白黒の線を引く作者と、
 それに彩色するアシスタントが分かれている場合が
 あります。
 「Smulovski」も、そういう彩色担当のアシスタントの名前
 ではないかと思います。
 ただ、出版社のDARGAUD社の公式サイトでも
 彩色アシスタントの名前は記載されていないようです。
 三文目は、直訳すると
 「以前白黒でみんなが見たことのあるものだが、
 僕はカラーリングはとても上手く行っていると思う。」
 というような意味になります。
 「N&B」は「Noir et Blanc」(黒と白)の略で、
 「モノクロ」(で描かれた原稿)のことだと思います。
 前述の雑誌「ピロット」誌の記事に添えられていた
 画像がモノクロだった、
 ということなのではないかと思うのですが、
 いかんせん現物がないために良く分かりません。 

Pour les collectionneurs :
pas de faire part distribue
mais il y en a eu d'imprime format A4
mais plus mince,
et une affiche qui reprends le faire part en vente,
j'ai pas demande le prix.

コレクターの人へ:
残念ながら僕は招待状は貰わなかったんだ。
その代わり、A4の薄手のプリントをもらった。
あと、招待状と同じ図柄のポスターが売ってたな。
ごめん、値段は訊くのを忘れてた。

A+
かしこ
 *「A+」というのは、メールの最後に記す略号のようです。
 ● 「aLaide.com」内「Re'sultat de la recherche de A+」
 上記のページに以下の一節があります。
 Un des sigles
 les plus repandus en fin de message e-mail.

 Se prononce 《a plus》
 おもにeメールの最後に付ける略号。
 「a plus」(ア・プリュ)と発音する。

 日本だと「でわでわ」という感じでしょうか。
 個人的に「でわでわ」が好きになれないので、
 上記のように訳しておきました。

PS Giraud avait l'air en forme
et content d'etre la.

追伸:
メビウスは元気そうだったよ。
ヴェルニサージュを楽しんでたみたい。


《追記》
「Giraud avait l'air en forme」
(メビウスは元気そうだったよ。)
という報告が何より嬉しいですね。




関連:
『Blueberry DUST』原画展がはじまります
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by moebius-labyrinth | 2005-04-11 17:40 | よもやまメビウス
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