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ライフログ
カテゴリ: 『LongTomorrow』( 1 )
『The Long Tomorrow』和訳
『The Long Tomorrow』の和訳を作ってみました。
Moebius / The Long Tomorrow
というページで最初の16ページをまとめて読むことが出来ます。
(→[読む>タダでオンラインでメビウスの作品を読むためのリンク集]
一応最後までざっと読んでみたんですが、ストーリーの感想を書いておくと、
ハードボイルドの短篇小説そのもの、というような感じです。
ちょっとしたミステリーが物語の骨格になっています。
少なくとも、
いわゆる日本の「漫画」のストーリーとはかなり違った印象を受けます。
日本でもハードボイルドタッチの漫画というのはあるでしょうが、
こんなに硬派なものは少ないのではないかと思います。
漫画というよりは、
本当にハードボイルドものの短篇小説を読んでいる感じでした。
僕はもともとハードボイルドの小説も好きなほうなので、結構楽しめました。
愛すべき小編という感じでしょうか。
「漫画」という先入観を捨てて読めば、充分楽しめる内容だと思います。

ストーリーの作者のダン・オバノンは映画『エイリアン』や
『トータル・リコール』の脚本を書いている人です。
参照↓
goo映画「ダン・オバノン」のページ
allcinema ONLINEの「ダン・オバノン」のページ


[上記サイトのページ数(1/5-5/5)>作品のページ数>コマの順番数]
でインデックスを付けて、対訳を示しておきます。参考にして見てください。
*は原注、*は訳注です。

                      (↓表紙画像、くわしくは→


b0012291_17441114.jpg
[1/5>1]
THE LONG TOMORROW
終わらない夜

DAN O'BANNON
作:ダン・オバノン

"ART" PAR MOEBIUS
絵:メビウス

[1/5>2>1-3]
セリフなし

[1/5>3>1]
I'M A CONFIDENTIAL NOSE.
俺か? 俺は私立探偵ってヤツさ。
 *「CONFIDENTIAL NOSE」については以下の記事を参照してください。
 [翻訳メモ:『The Long Tomorrow』改訳に際してのメモ
 (>CONFIDENTIAL NOSE)

MY OFFICE IS ON THE 97TH LEVEL. CLUB'S THE NAME, PETE CLUB.
俺のオフィスは97階にある。クラブってのは俺の名前、ピート・クラブだ。

IT STARTED OUT A DAY LIKE ANY OTHER DAY.
その日もいつもと同じように始まった。

CULB, DISCREET INQUIRIES. CLUB HERE. TALK TO ME.
クラブ特別調査事務所です。クラブですが、用件をどうぞ。

[1/5>3>2]
IT WAS A DAME ON THE 12TH LEVEL. A VERY RITZY RESIDENTIAL AREA.
FOR A VERY HUSH-HUSH JOB.
12階のレディからのご用件だ。超のつく高級居住エリアだな。
絶対に人に知られてはいけない件、ってことらしい。
 *[1/5>1]や[1/5>2>1]を見ると分かりますが、
 この街は地下に向けて掘り進むかたちで造られているようです。
 そして地上に近い方から順番に各階に番号が振られていて、
 番号が小さいほうが(より地上に近い方が)
 高級な居住エリアということになっているらしいです。

DOLLY VOOK VON KATTERBAR...
レディの名はドリー・ヴォーク・フォン・カターバールか……。
 *ドリーはドールの愛称。以降はドールと呼ばれます。

I THREW ON MY COAT AND GOT GOING.
急いでコートを着てオフィスを後にした。

[1/5>3>3]
RAMPWAY UP TO THE 12TH LEVEL... / THIS IS THE UPPER CRUST!
立体交差路を12階まで昇ってゆく。高額のギャラが待っている!

[1/5>3>4]
SHE WAS WAITING FOR ME IN HER SNAZZY CONAPT.
彼女はこじゃれたコナプト(アパートメント)で俺を待っていた。
 *「CONAPT」というのはSF作家フィリップ・K・ディックの造語で、
 アパートメントと同じようなものらしいです。
 「condominium apartment」を縮めたもの、
 という解釈もされているようです。
 参照→

HEY! THIS DOLLY VOOK VON KATTERBAR IS SOME LOOKER!
ほう、ドリー・ヴォーク・フォン・カターバールってのは、
ずいぶんとイカした女じゃないか!

HOWDY, MISTER CLUB!
お待ちしておりましたわ、クラブさん!

[1/5>4>1]

SO, YOU'RE THE FAMOUS PETE CLUB?!
あなたがあの有名なピート・クラブさん?!

"YEAH," I SAID.
「そうですよ」、まあそう答えておいた。

WELL! YOU'RE QUITE A... STRONG-LOOKING MAN! MR.CLUB!
まあ! ずいぶんとその……頑丈そうなお方なのね、クラブさんて。

I'D HEARD THAT ONE BEFORE.
ふん、まあよく言われることだ。

[1/5>4>2]
BUT I'VE BEEN TOLD THEY'RE OFTEN LIKE THAT, NEAR THE BOTTOM...
IS THAT TRUE?
地下階の方では、クラブさんのような方が多いんですってね。
そうじゃありません?

I'M AT YOUR SERVICE, LITTLE LADY, WAHT CAN I DO YOU FOR?*
ご用件を承りましょう、何をやりゃあ*、すれば良ろしいんで?

*THE USUAL JIVE.
*いつものしゃべり方だ。

SET YOUR ASS DOWN SOME WHERE.
とりあえず、腰をお掛けになって。

[1/5>4>3]
HMMM...I BET YOU COULD DO LOTS OF THINGS FOR ME.
BUT FIRST, I NEED YOU TO RECOVER SOME PERSONAL EFFECTS FOR ME.
IT'S AN EASY JOB, AND I'LL PAY YOU WELL!
そうね……、わたくし、あなたには色々とお役に立っていただけると
思っておりますのよ。
でもまず最初に、ちょっとしたものを取って来て頂けないかと思って。
簡単な仕事ですわ。報酬もたくさんお支払いいたしますし。

[1/5>4>4]
IT'S A STRONGBOX. LOCKER 736.
IN THE SUBWAY STATION ON THE 199TH LEVEL.
A RATHER DISREPUTABLE PLACE, I'M AFRAID...
取って来て頂きたいものっていうのは金庫ですの。
199階の地下鉄の駅にある、736番のロッカーなんですが。
あの、ずいぶんと評判の良くないところらしくって、その……、

YEAH... KINDA ROUGH.
ああ、分かりますよ、危険なところだ。

[1/5>5]
I KID YOU NOT, IT WAS A DUMP, THE 199TH LEVEL...
別にからかっているわけじゃない。199階、しけた場所だ。

THIS IS IT!
ここだな!

[1/5>6]
セリフなし

[1/5>7]
G.
グッ。

VASY POLO!
ヤッチマエッ、ポロ!
 *フランス語に「VAS-Y」という表現があって、
 「さあ、やれ!」「行け!」というような意味になります。
 この作品では他にも異星人がフランス語を話す場面があるので、
 ここでも異星人の言葉として、フランス語が使われているのではないかと
 思います。
 *「ポロ(POLO)」はこの異星人の名前なのでしょう。

[1/5>8]
QUIVER-SHIVES!
クウィヴァー・シヴス、振動ナイフだ!

CUTE LITTLE THINGS...
THOSE BABIES SLICE THROUGH STEEL LIKE WET FLAN.
気の利いた得物だな……。
鉄の塊だってケーキのようにカットできちまう、かわいいやつだ。
 *「FLAN」というのはお菓子の名前で、
 カスタードクリーム入りのタルトのことのようです。
 フランス人がよく食べるデザートだそうです。
 カスタードプリンと訳されることもあるようですが、
 ここはあえて、正確な意味よりもイメージを優先しました。
 参照→

[1/5>9]
I DECKED THE PUNK!
所詮は小物、蹴り一発で終わりだがな。

[1/5>10>1]
OPENING THE LOCKER WAS CHILD'S PLAY.
ロッカーを開けるだけ、どうってことない仕事だ。

[1/5>10>2]
THE BOX WAS THERE, JUST LIKE THE DOLL HAD SAID IT WOULD BE.
ケースはちゃんとそこにあった。ドールの言っていたことに嘘はないようだ。

I MADE TRACKS BACK UP TO DOLLY VOOK VON KATTERBAR'S PLACE.
俺はそのままドリー・ヴォーク・フォン・カターバールのもとに返って来た。

THE COPS!
警察じゃないか!

[2/5>1]
THE PLACE WAS CRAWLING WITH COPS OF ALL MODELS.
そこにはありとあらゆる型の警察ロボットがひしめいていた。

WELL, IF IT ISN'T CLUB, OUR NUMBER ONE PEST.
WHAT ARE YOU DOING UP HERE?
IT'S A LONG WAY FROM YOUR RATHOLE ON THE 97TH LEVEL.
おや? これはこれは、クラブじゃないか、
君みたいな厄介者がここに一体何の用だね。
97階の君の小汚いオフィスからだと、ずいぶんと遠いはずだがね?

LIEUTENANT 3 WAS AN OLD PAL OF MINE. NICE GUY, FOR A COP.
警部補ナンバー3ってのは、俺の古い友人だ。いいやつさ、警官にしてはな。

[2/5>2>1]
IT WAS THE DOLL ALL RIGHT. SHE WAS IN A BAD SHAPE.
ドールに間違いない。酷いありさまだ。

SICKENING
吐きそうだよ。

THE WORK OF A SPECIALIST.
プロの仕事だな。

[2/5>2>2]
MY MIND WAS A BLANK.
心に穴があいたようだった。

PETE, WE'VE GOT A PROBLEM.
THERE'S AN ARCTURIAN SPY LOOSE IN THE CITY.
SO FAR, WE'VE MANAGED TO KEEP A LID ON THE SITUATION,
BUT WHEN IT BLOWS...
ピート、実は問題がある。
アルクトゥルス星人のスパイが街に入り込んでいる。
今のところは、まだ混乱を抑えてはいるが、
いったん情報が漏れ出すとなると……、
 *「ARCTURIAN(アルクトゥルス星人)>ARCTURUS(アルクトゥルス星)」は、
 牛飼い座にあるオレンジ色の一等星の名前です。
 アルクトゥルス星人というのはSFの世界での共通のモチーフであるようです。
 僕はSFはほとんど読んだことがないのでよく分かりません。
 スタートレックなどにも出てくるようで、異星人の一つの型なのでしょう。
 参照→

[2/5>3>1]

WHAT?! AN ARC SPY?!
BUT HOW DID HE GET THROUGH THE ORBITAL DEFENSE SHIELD?
何?! アルクのスパイ?! 
しかし、軌道のディフェンス・シールドはどうやって突破した?

A MYSTERY... BUT WE DO KNOW WHAT HE CAME HERE FOR...
AND BY NOW HE'S GOT IT.
分からん……。しかし、奴の来た目的ならはっきりしている……。
今ごろ奴はそれを手に入れているだろう。

OH, YEAH... WHAT'S THAT?
ふん、何なんだ?

[2/5>3>2]
THE PRESIDENT'S BRAIN!
大統領の脳だよ!

OH, YES! IT HAD TO HAPPEN SOMEDAY.
その通り、いつかは起こると思っていたことだ。

[2/5>4>1]
BUT I SAW THE PRESIDENT THIS MORNING ON THE HOMEO-TUBE!
しかし、大統領なら今朝、3Dテレビに出てたじゃないか。
 *「HOMEO-TUBE」については以下の記事を参照してください。
 [翻訳メモ:『The Long Tomorrow』改訳に際してのメモ>THE HOMEO-TUBE

THAT WAS AN ANDROID DOUBLE. PETE... WE'RE IN DEEP SHIT.
WE HAVE TO GET THE PRESIDENT'S BRAIN BACK
BEFORE THE ARCTURIANS START WORKING ON IT.
アンドロイドの替え玉だ。ピート、事態は深刻なのだよ。
我々は、大統領の脳がアルクトゥルス星に持ち返られる前に、
なんとしてでも取り返さねばならんのだ。

AND THE GIRL? HOW DID SHE GET MIXED UP IN ALL THIS?
で、彼女は? 彼女と事件の関係は何だ?

THE PRESIDENT WAS HAVING AN AFFAIR WIHT HER.
SHE MUST HAVE KNOWN TOO MUCH.
大統領は彼女と関係を持っていたのだよ。
おそらく、彼女は知りすぎたのだろう。

THIS CASE WAS DEEP.
この事件は奥が深そうだ。

[2/5>5>1]
I HEADED BACK TO MY OFFICE, MY BRAIN WORKING OVERTIME.
GUESS WHAT I WAS GOING TO FIND IN THAT BOX.
俺はそのままオフィスに向かった。
運転しながら、ケースから出て来くるものについて、
頭をフル回転させて考えていた。

[2/5>5>2]
I DIDN'T SEE THE GUN TILL IT WAS TOO LATE.
銃だ!

[2/5>5>3]
IT WAS ALMOST MY LAST MISTAKE.
気づくのが遅すぎだ。いまごろ死んでてもおかしくはない。

[2/5>6>1-2]
セリフなし

[2/5>7>1-3]
セリフなし

[2/5>7>4]
HIS FLOATER WAS DOWN.
ヤツのフローターも墜(お)としてやった。
 *「FLOATER」は自動車のようなこの乗り物の名前でしょう。
 SFでよく見かけるモチーフですが、僕が調べたかぎりでは、
 フローターという呼び名はこの作品独自のもののようです。

[2/5>8>1]
BUT HE WAS STILL ON THE HOOF.
しかし、ヤツはまだピンピンしてやがる。

[2/5>8>2]
I FOLLOWED HIM...
もちろん逃がしはしない……、

[2/5>8>3]
...TO THE SURFACE!
地上までもな!

[3/5>1]
THE LONG TOMORROW / PART TWO / WRITTEN BY OBANNON, DAN
/ ART BY MOEBIUS
『ザ・ロング・トゥモロー ――終わらない夜』 パート2 
作:ダン・オバノン 絵:メビウス

I TAILED MY ASSAILANT UP THE ANTIGRAV CHUTE TO THE SURFACE...
TO THE SPACEPORT...
GRAVEYARD OF BROKEN DREAMS!
俺は、突然襲ってきた男を追って、反重力パイプで地上までやって来た。
そこには宇宙船の発着場がある。
潰(つい)えた夢の墓場ってやつだ。

[3/5>2>1]
HE WAS A PUNK, A WEASEL, A HITTER,
A MEMBER OF THE ASSASSIN'S GUILD BY HIS UNIFORM.
I LOVE TO GET MY MITTS ON THOSE GREASY CREEPS...
まあ、しょせんチンピラ、ケチなヒットマンだ。
格好から察するに、暗殺者ギルドのメンバーってところだろう。
こういう小汚ねぇゲス野郎には、一発くらわしてやらねぇとな。

[3/5>2>2]
...FACE TO FACE, WITH NO WITNESS.
1対1、サシの勝負だ。

[3/5>3>1]
I GAVE HIM A LITTLE LOVE TAP.
まずは軽く一発。

[3/5>3>2]
TAKE IT EASY.
遠慮するなよ。

[3/5>3>3]
JUST RELAX.
おネンネしときな。

[3/5>4>1]
NOW TALK! WHO HIRED YOU TO GET ME? WHO?
吐け! 誰に雇われた? 誰だ?

I DON'T KNOW! I SWEAR IT!
THE MONEY AND THE INSTRUCTIONS CAME IN A SEALED ENVELOPE.
知らねぇ! 本当だ! 金と指令書が封筒で送られてきたんだ。

[3/5>4>2]
ATTENTION! CLEAR LAUNCH AREA 64-7A2. COUNTDOWN COMMENCING!
ご注意ください! 
作業員は、発射エリア64-7A2から、すみやかに退去してください。
まもなく発射いたします!

O.K.! I LIKE YOU... SO I'M GONNA GIVE YOU A CHANCE, PAL...
ああそうかい、気に入ったぜ。じゃあ、お前にチャンスをくれてやる……。

[3/5>5>1]
JUST RUN ACROSS THAT LAUNCH PAD...
走れ。……発射台の下を走り抜けろ。

[3/5>5>2-5]
セリフなし

[4/5>1]
セリフなし

[4/5>2>1]
BACK IN MY OFFICE... AT LAST... I OPEN THE BOX.
オフィスに帰ってきた。やっとな……。さっそくケースを開けてみる。

[4/5>2>2]
I WAS RIGHT. IT WAS THE PRESIDENT'S BRAIN ALL RIGHT...
思ったとおりだ。大統領の脳。……間違いない。

KIND OF SMALL.
思ったより小さいんだな。

[4/5>2>3]
I PICK UP THE PHONE TO CALL LIEUTENANT 3, WHEN SUDDENLY...
警部補ナンバー3に連絡をしようと、受話器を取り上げたその時だった……

[4/5>2>4]
MISTER CLUB.
クラブさん。

IT WAS THE DOLL!
ドール!

BUT...I...I...SAW...YOU...DEAD!
いや、俺は……、俺……、見たはずだ……、あんたが……、死んだはずだ!

AND A KNOCKOUT IN THAT DRESS!
で、そのドレスに、完全にノックアウトされちまったってわけだ。

[4/5>3>1]
AN ANDROID DOUBLE... PETE, YOU'RE THE ONLY ONE WHO CAN HELP ME!
アンドロイドの替え玉ですわ。
ピートさん、あなたしか頼れる方がおりませんの。

[4/5>3>2]
OH! PLEASE, SAY YOU'LL HELP ME!
お願い、助けるとおっしゃって!

I'LL DO ANYTHING YOU WANT! ANYTHING...
何でもおっしゃる通りにいたしますわ。何でも……。

[4/5>4]
I THOUGHT THE PEARLY GATES HAD OPENED, JUST FOR YOURS TRULY...
まるで竜宮城にでも来た気分さ。そして男は幸せに暮しましたとさ、
めでたしめでたし……。

[4/5>5>1]
DAMN PHONE!
ちっ、電話だ!

RRAAA
ハァァァ

LE PIED*
イッチャウゥッ
 *フランス語です。

*SIC
*原文のママ
 *彼女がしゃべったままに表記してある、ということです。

[4/5>5>2]
YEAH? TALK TO ME! WHO IS IT?
はい? 俺だ。あんたは?

PETE? 3 HERE! THE LAB REPORT JUST CAME IN!
THE GIRL'S BODY WAS AN ANDROID DOUBLE!
ピートか? ナンバー3だ! いま鑑識から報告が上って来た! 
女の死体はアンドロイドの替え玉だ!

[4/5>5>3]
YEAH, 3, I KNOW THAT!
ああ、ナンバー3、それなら知ってるぜ。

YEAH! BUT PETE, WE KNOW WHO THE ARCTURIAN SPY IS!
そうか、しかしピート、アルクトゥルス星人のスパイの正体も判明した!

[4/5>5>4]
OH, YEAH? WHO?
おぉ、そうか、誰なんだ?

[4/5>6]
THE GIRL!
その女さ!

[4/5>7>1]
NO! DARLING! DON'T TEAR US APART!
いや! ピート! 離さないで!

[4/5>7>2]
MON AMOUR
アイシテイルノ
 *これはフランス語です。
 直訳すると「私の愛しい人」という意味になります。

[4/5>7>3]
DEAREST, I BEG OF YOU. LISTEN TO ME!
ピート、お願いだから。話を聞いて!

[4/5>7>4]
セリフなし

[4/5>8]
THAT'S IT FOR YOUR LITTLE ARCTURIAN LOVE GAMES!
ああ、分かってるさ、
アルクトゥルス星人お得意のラブ・ゲームってやつだろ。

NO!
いや!

[4/5>9]
LESS THAN AN HOUR AGO, YOU HIRED A HITTER TO SNUFF ME!
お前がヒットマンを雇って俺を殺そうとしてから、
一時間と経っちゃいないぜ。

[5/5>1>1]
I'LL ADMIT I WAS USING YOU. I TRIED TO HAVE YOU KILLED.
BUT NOW ALL THAT'S CHANTGED...
あなたを利用しようとしてたのは認めるわ。確かに殺させようとした。
でも、今は違うの、違うのよ……。

YOU MEAN SO MUCH TO ME... WE COULD GO AWAY TOGETHER... I LOVE YOU...
I CAN TAKE ANY SHAPE THAT YOU'D WANT...
あなたは特別過ぎた……、一緒に逃げて……、愛してるの……。
わたし、あなたが望むどんな形にだって成れるのよ……。

[5/5>1>2]
EVEN YOUR OWN IF THAT'S WHAT YOU'D LIKE...I...
お望みなら、あなた自身にだってなれるわ……、わたし……

DEMON FROM SPACE!
宇宙へ帰れ、エイリアンが!

[5/5>2]
I GOT MY PANTS ON AND CALLED 3
パンツを穿いて、ナンバー3に電話をかけた。

[5/5>3>1]
THE PRESIDENT'S BRAIN WAS RETRANSPLANTED
WITHOUT SERIOUS PROBLEMS.
その後、大統領の脳は無事移植され直したらしい。

I MADE MY REPORT TO THE COPS.
報告書にまとめて警察に提出しておいた。

ONE MORE CASE FOR THE FILES... THAT'S ALL...
ファイルの事件が一つ増えただけ、それだけのことだ……。

[5/5>4]
JUST ANOTHER STORY... THERE ARE 100 MILLION STORIES IN THE CITY.
THIS WAS TWELVE OF THEM.
ありふれたお話……。この街には、幾万ものストーリーが満ちている。
12階(ストーリー)のストーリー、
気の利かないジョークさ。
 *「STORY」には「話」と「階」という二つの意味があります。
 ドールの住んでいたコナプトがレベル12(12階に相当)にあったこと
 と併せて、掛け言葉になっています。

MOEBIUS FIN
メビウス 完




《補足》
LES HUMANOIDES ASSOCIES社サイト『The Long Tomorrow』紹介ページ
によると、
『The Long Tomrrow』は全64ページなので、
ここに紹介したものは 全体の1/4と言うことになります。
ぜひ全訳を完成させたいのですが、
じつは管理人はこのアルバムを持っていません。
いま紀伊国屋Book Webで『Arzach』を予約中なので
(→[買う:紀伊国屋で『Arzach』を買う])、
それが届いたら次は『The Long Tomorrow』を購入して、
全訳に挑戦してみたいと思います。
しばらくお待ちください。

あぁ~、でも、『Mystere Montrouge』にむちゃくちゃ惹かれるんすよねぇ~、
次はそれを買っちゃうかも……。

《追記》
[1/5>4>1]、[1/5>4>2]の訳については、
当サイトの訪問者の方(匿名を希望されています)に
協力していただきました。
ありがとうございました。

[5/5>4]をはじめ、いくつかの点で
当サイトの訪問者"ぞーさん"に協力していただきました。
ありがとうございました。
● 「ぞーさん日記」
翻訳メモ:『The Long Tomorrow』改訳に際してのメモ
[PR]
by moebius-labyrinth | 2004-08-17 19:07 |  『LongTomorrow』
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