フランスの漫画家
メビウスについて
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by moebius-labyrinth
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メモ
この記事は大友克洋とメビウスの対談記事の全訳の準備稿です。
全訳が完成しましたので、
よろしければ以下の記事を参照して見てください。
メビウス&大友克洋対談記事:「OTOMOEBIUS」1


苦労して手に入れられた記事を提供していただいて、
このままではあまりに申し訳ないので、
ほんの少しずつですが、全訳の作成に取り組みたいと思います。


A L'OCCASION DE LA SORTIE DE "STEAMBOY"
SON AUTEUR, KATSUHIRO OTOMO, DIALOGUE AVEC
L'UN DE SES INSPIRATEURS ET PRESQUE COMPLICE,
LE DESSINATEUR MOEBIUS.
PROPOS RECUEILLIS PAR MATHIEU CARRATIER

映画『スチームボーイ』の公開にのぞんで、
大友克洋監督がメビウスと対談を行った。
メビウスこそは、大友克洋が多大な影響を受け、
ともに漫画の世界に革命を起こし続けてきた、
ベデ・アーティストその人なのだ。
記事:マシュー・カラティエ

OTOMOEBIUS

オートメビウス、大友とメビウス
 *大友(OTOMO)とメビウス(MOEBIUS)のつづりを
 縮約してみせたものなのでしょう。





大友:いま何をしていたんですか?
メビウス:「ブルーベリー」の原稿を描いていたところさ。
『スチームボーイ』を観たけどすばらしい映画だね。日本での観客の反応はどうだい?
大友:なかなか良い感じですよ。
メビウス:『スチームボーイ』って、つくるのに10年間くらいかかってるんだろう? どうだった?
大友:もうくたくたですよ。

「プレミア」誌:二人がはじめて出会ったのはいつのことですか?
大友:もうずいぶん前のことになりますね。初めて出会ったのは電車の中だったんじゃないかと思います。
メビウス:たしかアングレーム市だったと思う。君が「MEMORIES」をつくってた時だった。

「プレミア」誌:大友さんはメビウスの作品についてはどうお考えですか?
大友:はじめてメビウスさんの作品に出会ったとき、それはもうとてもショックを受けました。すごく影響を受けてますね。
メビウス:僕だって君の作品には影響を受けてるよ。大友さんはまさしく日本の漫画の革命児だよ。『AKIRA』は世界中の漫画に影響を与えているしね。

『AKIRA』がフランスのアニメにも革命を起こしたことについて、二人が意見を述べます。
大友:あんまり実感がわきませんね。

「プレミア」誌:大友さんはどのような映画がお好きなのですか?
大友:好きな映画はいっぱいありますよ。いろんな国の映画を観ています。
まあ、黒澤明とか、Philippe de Brocaとかですかね。William Friedkinも大好きだな。
メビウス:ローランド・エメリッヒとかはどう?
大友:『Godzilla』はあんまり感心しなかったなぁ(笑)。

『AKIRA』がアメリカで実写映画化されるようですが?
大友:シナリオを受取っています。でもあんまりな出来だったなぁ。新しい脚本のためにライターをあらたに雇うらしいですよ。Dream Worksからお話をいただいています。
メビウス:宮崎さんはどう?
大友:宮崎さんのスタッフはもっと新人を起用すべきなんですよ。

『パーフェクト・ブルー』の今敏監督についてはどうお考えですか?
大友:独自の境地を切り拓いていると思いますよ。

『イノセンス』の押井守監督についてはどうですか?
大友:ほんとうにすばらしい作品ですよ。
メビウス:『Les Triplettes de Belleville』[訳注:『ベルヴィル・ランデブー』のことか?]はどう?
大友:すばらしい。とても興味深い作品でした。

『スチームボーイ』を気に入って、ジェームズ・キャメロンが協力を申し出ていたそうですが?
大友:かなり前のことですね。でも実現には至りませんでした。
メビウス:アメリカと協力して映画をつくるってのは、とても一筋縄では行かないことだからね。スチームパンクものの文学とかはよく読むの?
大友:名前を聞きはするんですが、ぜんぜん読んでませんね。
メビウス:そうなの? 僕はてっきり『スチームボーイ』って題名は「スチームパンク」にかけてあるものとばっかり思ってたよ。よく似てるじゃないか。
大友:『スチームボーイ』というのは、手塚治虫先生の『鉄腕アトム』(アストロボーイ)にかけてあるんですよ。
メビウス:これからはどうするの?
大友:『スチームボーイ』の続編をつくろうと思っています。でもまだ脚本を描いている段階です。題名は『スチームガール』って言うんですよ。
メビウス:本当に?
大友:本当ですとも!
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by moebius-labyrinth | 2005-02-19 18:52
速報:メビウスと宮崎駿のインタビュー記事(「Cine Live」)
フランスの映画専門雑誌「Cine Live」誌に掲載された
メビウスと宮崎駿のインタビュー記事の画像が、
ウェブ上にアップされました。

● メビウスのメーリングリスト内「2623, Re: [giraud-moebius] cine live fevrier video」
上記ページ内の001~005と番号のふられているURLを
参照してください。

もともとは「Cine Live」誌の2005年1月号に
掲載されていたもののようです。
● 「Cine Live」誌公式サイト
記事はもちろんフランス語で書かれていますが、
たとえば001には
メビウスと宮崎駿が並んでいる写真が大きく掲載されていますし、
004には『天空の城ラピュタ』のイメージボードらしき画像が
かなり大きなサイズで掲載されていたりするので、
とりあえず眺めてみるだけでも楽しめるんじゃないかと思います。
ざっと目を通してみましたが、
記事の内容はどうやら以前ご紹介した対談動画と同じようです。
ただ、若干異なる部分もあるように思います。
 *以前紹介したメビウスと宮崎駿の対談動画については、
 以下の記事を参照してください。
 [メビウス&宮崎駿の対談動画6種
投稿者はvolumen氏。
いつもながらの濃い仕事ぶりです。

さっそくくわしく目を通してみて、
異なる部分だけ訳出してみようかと思っています。
う~ん、でも他の企画と前後しちゃうな。

今日はどうも風邪ぎみなので、夜の更新はお休みするかもしれません。
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by moebius-labyrinth | 2005-02-13 06:41 | メビウスの子孫たち
準備稿4:メビウス、宮崎駿に出会った時のこと:「CineLive」
雑誌「CineLive」誌でのメビウスのインタビューの和訳の準備稿です。

● 「MAJOR GRUBERT」内「textes interviews>CineLive」
  アルファベット順にならんでいる項目のなかの
  「CineLive」とあるところをクリックしてください。


J'ai rencontre l'art de Miyazaki comme un mystere sans nom...
C'etait en 1987, a Los Angeles,
mon fils Julien, alors age d'une dizaine d'annees
faisait partie d'une petie bande d'adolescents
tous passionnes par les series d'animation japonaises
qui revolutionnaient, a l'epoque,
le petit monde du 《Saturday morning》.
Le 《Samedi matin》 etant le minuscule territoire
que la tele US avait concede aux enfants
sous la ferme bienveillance
mais un rien paresseuse de Hanna & Barbera
[後略].


私がはじめて宮崎さんの作品に出会ったときというのは、
じつはまだ宮崎さんの名前を知らなくて、
ちょっとしたミステリーを体験しているようでした。
たしか1987年、
ロスアンジェルスに住んでいたころのことだったと思います。
息子のジュリアンが10歳くらいのころだったかな、
日本のアニメが好きな子たちと仲良くしていたんです。
当時の日本アニメといったら、
土曜の朝にやっているアニメの特集番組のなかでも
異彩を放っていたものでしたよ。
『サタデー・モーニング・カートゥーン』、知りませんか?
アメリカのテレビ界が本当に子供のことを考えてつくっていた、
小さいけどとても良い番組でしたよ。
まあ、ハンナ=バーベラプロダクションがつくっていたのなんかは
ちょっと酷かったですけどね。


《補記》
いろいろと注をつけたいところがあるんですが、
それは次回へ。
夕飯たべよう……。
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by moebius-labyrinth | 2005-02-12 19:03
「Cine Live」誌付録の、メビウスと宮崎駿の対談動画
フランスの映画専門雑誌「Cine Live」誌の付録CD-ROMに、
宮崎駿とメビウスの対談動画がおさめられているそうです。


◆ 「Cine Live」誌
● 「Cine Live」誌公式サイト
上記サイトの87号の紹介文のなかに該当する記述が見られます。
SUR LE CD-ROM
付録CD-ROMについて
[中略]
un extrait de la rencontre Myiazaki / Moebius.
宮崎駿とメビウスの対談の抜粋
 *「Myiazaki」とあるのは
 「Miyazaki」のタイプミスでしょう。



◆ メビウスのメーリグリストでのレポート
● メビウスのメーリングリスト内「2616, cine live fevrier video」
上記の投稿に和訳を付けておきましょう。
cine live fevrier video

Dans le CD-ROM accompagnant le dernier Cine Live de Fevrier,
une petite video de 3,09 minutes
ou Miyazakki pose des questions sur le dessin de Moebius
et celui-ci repond.
Video sympa,
je ne sais si elle est reprise des interviews
publiees dans les precedents Cine Live.
Peut-etre quelqu'un en a deja parle.
Sachez qu'elle fait 31,4 Mo sur le CD,
mais en Div X on peut essayer de la reduire
pour essayer de le mettre sur la liste.


「Cine Live」誌2月号のビデオ

この前の「Cine Live」誌2月号にCD-ROMが付録で付いてて、
宮崎駿とメビウスの対談動画が収められているよ。
動画は全部で3分9秒あって、
宮崎駿が漫画についてメビウスに訊いて、
メビウスがそれに答えてるって内容だ。
ビデオはなかなか良い感じ。
インタビューの内容は「Cine Live」誌ですでに
掲載されているものなのかも知れないけど、
よく分からない。
もしかしたら既に出ている話題かな?
動画の容量は31.4メガバイトだけど、
Div Xで圧縮できるかも知れない。
リストに加えられると良いんだけど。



◆ 補記
やはり気になるのは、
すでにご紹介している対談動画と内容が被るのかどうかですが、
残念ながらその点については明らかにされていません。
 *すでにご紹介したメビウスと宮崎駿の対談動画については、
 以下の記事を参照してください。
 [メビウス&宮崎駿の対談動画6種
この投稿に対する返信(2617, 2618)もチェックしてみましたが、
残念ながら、その点についてはっきりした解答はなされていないようです。
しかしながら、「リストに加える」というようなことが囁かれているので、
もしかしたらどこかウェブ上にアップしてくれるのかも知れません。
このメーリングリストで集められた画像に関しては
保管庫が存在しているのですが、
そこにアップしてくれるのでしょうか。
● メビウスのメーリングリストの画像保管庫「MAJOR GRUBERT」

淡い期待を交えつつ見守ることにしましょう。
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by moebius-labyrinth | 2005-02-12 07:50 | メビウスの子孫たち
準備稿3:メビウス、宮崎駿に出会った時のこと:「CineLive」
雑誌「CineLive」誌でのメビウスのインタビュー記事の和訳の準備稿です。

● 「MAJOR GRUBERT」内「textes interviews>CineLive」
  アルファベット順にならんでいる項目のなかの
  「CineLive」とあるところをクリックしてください。


EST-CE LE MONDE MODERNE ?
宮崎駿の作品は、
やはり新しい世界を切り拓いていると思いますか?

"Chaque art est comme un pays...
Avec ses frontieres aux severes douaniers,
ouvrant sur de vastes territoires ou d'etroites principautes.

宮崎さんの作品にも私の作品にも、
それぞれのお国柄みたいなものが表れていると思います。
お国柄の違いを乗り越えるというのはとても難しいことですが、
宮崎さんの作品には、
国境をものともしない何かがあると思いますね。
それに比べると私の作品の方は、どうも……(笑)。
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by moebius-labyrinth | 2005-02-11 21:27
準備稿2:メビウス、宮崎駿に出会った時のこと:「CineLive」
雑誌「CineLive」誌でのメビウスのインタビューの和訳の準備稿です。

● 「MAJOR GRUBERT」内「textes interviews>CineLive」
  アルファベット順にならんでいる項目のなかの
  「CineLive」とあるところをクリックしてください。


LE MAITRE DE L'ANIMATION VU PAR LE MAITRE DE LA BANDE DESSINEE :
COMMENT PASSER A COTE D'UN TEL MOMENT ?
SURTOUT QUAND LE SECOND EST UN GRAND ADMIRATEUR DU PREMIER
ET VICE-VERSA.
RECIT D'UNE RENCONTRE AVEC L'OEUVRE DE MIYAZAKI
PAR JEAN 'MOEBIUS' GIRAUD.

バンド・デシネの巨匠がアニメーションの巨匠を語る:
二人が初めて出会ったとき、そして今、
二人のあいだで何が起こっているのか?
メビウスと宮崎駿はおたがいに熱心なファンとして知られている。
ジャン・"メビウス"・ジローが、
宮崎駿の作品に出会った時のことを語ってくれた。
 *記事の見出しです。
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by moebius-labyrinth | 2005-02-11 09:03
準備稿1:メビウス、宮崎駿に出会った時のこと:「CineLive」
メビウスがはじめて宮崎駿の作品と出会ったときのことを
とてもくわしく喋ってくれているインタビュー記事を発見しました。

● 「MAJOR GRUBERT」内「textes interviews>CineLive」
  アルファベット順にならんでいる項目のなかの
  「CineLive」とあるところをクリックしてください。
  フランスでのメビウスのメーリングリストを通して集められた
  レアな画像を保管しておくサイトのなかの1ページです。
どうやらフランスの映画専門雑誌「CineLive」の1ページを
スキャンしたもののようです。
● 雑誌「CineLive」誌公式サイト
  残念ながら、問題の記事が何号のものなのかは判明しませんでした。


さっそく和訳をつけて行きましょう。


TEMOIGNAGE
記録
 *ページの左側一番上にあるコーナー名です。

HAYAO MIYAZAKI VU PAR MOEBIUS
メビウス、宮崎駿を語る
 *記事の見出し、一番大きい小豆色のフォントで書かれているものです。

Juin 2002, rencontre au sommet au musee Ghibli :
Hayao Miayzaki recoit Moebius,
(photos Jean Giraud)
2002年6月、ジブリ美術館で二大巨頭会談が実現:
宮崎駿がメビウスの訪問を受ける。
(写真:ジャン・ジロー)
 *写真の下のキャプションです。
 *この時のことが ジブリ美術館公式サイトのなかの
 「美術館日誌」というコーナーでレポートされています。
 ● 三鷹の森ジブリ美術館公式サイト「美術館日誌>2002年8月1日」
 しかし、メビウスと宮崎駿が会ったのは実際には8月であったようです。
 記事に掲載されている写真の右下にも「8 1 '0」とあります。
 おそらく「8 1 '02」が切れているのでしょう。
 「宮崎駿―メビウス」展を紹介するメディアで
 たびたび登場したこの写真ですが、
 なんと撮影地はジブリ美術館だったのですね。
 写真もメビウスがプライベートで撮ったもののようです。
 背景に写っているイラストは
 同館の休憩室の壁に描いたという直筆のイラストなのでしょう。
 しかも、アルザックの隣りに描かれているのは、
 宮崎駿のイラストではなく、なんとロシアを代表する有名なアニメ作家、
 ユーリ・ノルシュテインの描いた狼のイラストのようです。
 な、なんという豪華な壁……。
 ● 三鷹の森ジブリ美術館公式サイト内「美術館日誌>2002年6月4日」
 ● 「ユーリ・ノルシュテインの仕事」
   ユーリ・ノルシュテインについて詳しいサイトです。
 ● アマゾン日内「きりのなかのはりねずみぬいぐるみ」
   個人的に前から狙っているブツ。
   あぁ、なんてプリチー&ラヴリーなんだ……。
 同日にはメビウスの愛娘ナウシカちゃんも
 ネコバスでおおはしゃぎだったそうですし、
 大ファンの宮崎駿と並んで写真も撮ったし、
 すっかりご満悦なメビウスです。


今日はここまで。
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by moebius-labyrinth | 2005-02-10 23:11
メビウス公式サイト不通状態の調査
メビウスの公式サイトが少し前から不通になっているようです。


◆ メビウスの公式サイト
厳密に言うとメビウスの公式サイトというものは存在しないのですが、
以下のものが実質上の公式サイトとして認知されています。
● 「moebius-plus」(新)
  http://www.stardom.fr/
  出版社Stardom社の公式サイト。
  同社がメビウスの家族経営的な会社で、
  メビウスのポートフォリオ類しか出版していないため、
  出版社の公式サイトでありながら、
  紹介されている商品はメビウスの作品ばかりです。
  実質的な公式サイトとして認知されています。
  くわしくは以下の記事を参照してください。
  [タダでオンラインでメビウスの作品を読むためのリンク集
  現在アドレスそのものが存在しなくなっているようです。
● 「INSIDE MOEBIUS」
  http://www.insidemoebius.com/(表紙)
  http://www.stardom.fr/insidemoebius/bh.htm(ナローバンド用)
  http://www.stardom.fr/insidemoebius/hd.html(ブロードバンド用)
  http://www.stardom.fr/insidemoebius(表紙ページのソースより)
  メビウスの新作『INSIDE MOEBIUS tome1』を記念して
  つくられたと思われるサイト。
  アルバム『INSIDE MOEBIUS』からの画像の紹介のほか、
  アニメ『アルザック・ラプソディ』の動画紹介や、
  ポートフォリオ『40 days dans le Desert B』の画像紹介などが
  されていました。
  メビウスのバイオグラフィーなども記載されていて、
  メビウスの公式サイトとしての体裁も備えていたようです。
  くわしくは以下の記事を参照してください。
  [公式サイト「INSIDE MOEBIUS」解説
  アドレスは存在しているようですが、不通状態です。
  また、表紙ページのソースを覗いてみると分かるのですが、
  このページから他のアドレスへリンクが貼られていたようです。
● 「moebius-plus」(旧)
  http://www.moebius1.com/(もとのアドレス)
  http://www.castera.net/Moeb/(保管場所)
  http://www.castera.net/(保管元)
  メビウスの旧公式サイトです。
  一つ目に紹介した「moebius-plus」(新)の登場とともに
  閉鎖されたようです。
  サイトのデザイナーが
  サイト全体をそのまま保管してくれていたのですが、
  なんとこの保管場所も現在不通になってしまっているようです。
  くわしくは以下の記事を参照してください。
  [メビウス旧公式サイトは生きていた!
  保管元のJean-Marc Casteraのサイトも不通になってしまっています。


◆ 調査
すでに閉鎖されたサイトを見ることができる
「INTERNET ARCHIVE」というサイトを利用して、
上記のアドレスを調べてみましょう。
● 「INTERNET ARCHIVE」でhttp://www.stardom.fr/
  1999年11月28日から2004年2月26日までの分が保管されています。
  2001年と2002年のあいだでサイトの構成が大幅に変化しますが、
  2001年までの分は旧公式サイト、
  2002年からの分は新公式サイトのものです。
  旧公式サイトの方はある程度発掘可能ですが、
  残念ながら新公式サイトの方は
  サイト全体がフラッシュで構成されていたので、
  発掘は全面的に不可能です(フラッシュが保存されていません)。
● 「INTERNET ARCHIVE」でhttp://www.insidemoebius.com/
  残念ながら保管されていません。
  他の三つのアドレスも試してみましたが、
  すべて保管されていませんでした。
● 「INTERNET ARCHIVE」でhttp://www.moebius1.com/
  1999年11月29日から2003年4月20日までの分が保管されています。
  サイトの構成が大きく分けて3種類あるようで、
  2001年9月27日までの分は旧公式サイト、
  2001年11月30日の分だけが紫色を背景としたもの、
  2002年5月23日からの分が新公式サイトのものです。
  (2002年1月23日の分は保管されていません)
  残念ながら発掘可能なのは旧公式サイトの分だけ、
  他のものはサイト全体がフラッシュで構成されているため、
  発掘は全面的に不可能です。
● 「INTERNET ARCHIVE」でhttp://www.castera.net/Moeb/
  残念ながら保管されていません。
● 「INTERNET ARCHIVE」でhttp://www.castera.net/
  旧公式サイトの保管元のサイトのアドレスです。
  2002年6月28日から2004年2月1日までの分が保管されています。
  トップページの「sites web」とあるところをクリックすると、
  保管ページへのリンクが仕込まれたページに飛ぶことが出来ます。
  2003年5月30日の分から、
  保管サイトリストのなかにメビウス旧公式サイトが
  リストアップされるようになりますが、
  (リストの一番下の「moebius」とあるところ)
  残念ながらリンク先までは保管されていないようです。

と言うことで、
なんと、保管されていた旧公式サイトもふくめて
公式サイトは全滅、
かろうじて「INTERNET ARCHIVE」で旧公式サイトのみが発掘可能、
という、とてもとても心細い結果になってしまいました。
とくに「moebius-plus」(新)は、
メビウスのポートフォリオの画像が大量に見られて
すごく魅力的だったのに。
な、なんてことだ……。

「INSIDE MOEBIUS」は本当に出来たばかりなので、
これがこんなにはやく閉鎖されるとはちょっと考えられません。
なにかのトラブルがあったのでしょうか。
あぁ、せめて
さらに新しい公式サイトが用意されている最中だと信じたい……。


《追記》
メビウスの旧公式サイトの保管元が
しっかり生き残っているようです。
とりあえず良かった。
● 「moebius plus」(旧)
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by moebius-labyrinth | 2005-02-09 20:36 | メビウスを語る
大友克洋『スチームボーイ』インタビュー動画全訳
[ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 ]

フランスのテレビで放映されたと思われる、
大友克洋の『スチームボーイ』のインタビュー動画の全訳です。
動画について詳しくは以下の記事を参照してください。
大友克洋『スチームボーイ』インタビュー動画:ANIMELAND

● 「ANIMELAND.com」内「Rencontre avec OTOMO Katsuhiro」
● 同上2ページ目
上記のページにアップされているインタビューの記事に
和訳を付けました。
ただ、このページにアップされているテキストは
インタビューの忠実な文字おこしではなく、
要約に近いもののようです。
おおよそ全体の1/3ほどは削られてしまっているように思います。
残念ながら
大友克洋の発言にはフランス語の吹き替えがかかってしまっていて
聴き取ることは困難ですが、
訳文を作るに当たって可能なかぎり反映させました。
そのため、対訳のかたちで示した日本語の訳文は
必ずしもフランス語の文章の忠実な訳にはなっていません。

それぞれのインタビューに簡単なキャプションを付け、
その後に[ ]でくくって、
インタビュー全体の動画の方の該当する開始時間を付しておきました。


[ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 ]
◆ インタビュー1:時代考証[0:00]
AnimeLand :
Steamboy se deroule a l'epoque de l'Angleterre Victorienne.
De quelle maniere vous etes-vous documentes sur cette periode ?

OTOMO Kastuhiro :
J'ai lu tous les livres
qui traitent de l'histoire a cette epoque en Angleterre,
notamment des romans de DICKENS.
J'ai aussi collectionne des livres de photos de l'epoque,
enfin tout ce que je pouvais trouver au Japon !
Ensuite, nous sommes alles en Angleterre pour faire les reperages,
nous avons visite des musees...
et nous avons aussi invente !


アニメランド:
『スチームボーイ』は
イギリスのヴィクトリア時代が舞台になっていますが、
時代考証などはどのようになされたのですか?

大友克洋:
まずこれを19世紀のイギリスでつくろうということで、
この時代に関連する本すべてに目を通しました。
この時代の雰囲気が分かるようなもの、
とくにディケンズの小説なんか、
なんでしたっけね、『オリバー・ツイスト』であったり。
ヴィクトリア時代の写真が載ってる本なんかも集めましたね。
まぁとにかく、日本で手に入るものなら全部に目を通してます。
最終的には、実際にイギリスにも行って調査もしてます。
博物館へ行き、写真集を買い、
あとは、でっち上げたり(笑)。
 *「その時代の写真の本を集めた」
 (J'ai aussi collectionne des livres de photos de l'epoque,)
 と書いてありますが、実際には
 「20世紀のはじめの頃の写真集を集めたり、」
 と言っているように聞こえます。
 ヴィクトリア時代は1819~1901年です。


[ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 ]
◆ インタビュー2:独自のメカを登場させること[1:16]
AL :
Justment,
quand on prend la liberte d'imaginer ses propres machines,
se sent-on comme un inventeur de cette epoque?

O.K. :
Merci de me comparer a un inventeur !
J'ai attache aussi de l'importance a la realite de l'epoque ;
c'est vrai que l'historie se termine de maniere assez excentrique,
mais le debut du film voulait que ce soit realiste,
c'est pour ca que j'ai rassemble tous les documents possibles.


アニメランド:
なるほど。そのことなんですが、
この映画にはいろいろとユニークなメカが登場しますよね。
まるで当時の発明家が造り出したかのようです。
そういったものを創り出すときに、
当時の発明家になったような気持ちになることは
ありませんか?

大友克洋:
そうですか、ありがとうございます(笑)。
なるべく、リアリティを持ちつつ、
でも最後はぶっとんだかたちで終わりますから、
序盤はリアリスティックに進めたかったんです。
そのリアリティーを出すために、
とにかく可能な限りすべての資料を集めたわけですから。


[ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 ]
◆ インタビュー3:時代設定[1:50]
AL :
Pourquoi avoir choisi comme cadre l'exposition universelle de 1851
plutot qu'une autre ?

O.K. :
Je voulais que le film se deroule
pendant la premiere Exposition Universelle, en 1851.
Dans le faits,
le film se situe en fait davantage a
l'epoque de la duxieme Exposition Universelle
(a Paris 1867, NDLR),
mais c'est imaginaire.
Si on avait vraiment respecte l'eta d'avancement de l'annee 1851,
nous n'aurions pas pu inclure de machines a vapeur,
la scienece n'avait pas encore fait assez de progres !
Comme je voulais inserer toutes les machines
que vous trouvez vers la fin du film,
j'etais oblige de situer le film a cette epoque,
vers la deuxieme Exposition Universelle.


アニメランド:
なぜ、1851年の万国博覧会を、わざわざ物語の舞台に選んだのですか?

大友克洋:
一番最初の万国博覧会にしたかったんですよ。
じつを言うと、この映画は実際にはむしろ
第2回目の万国博覧会(編集部注:1967年の第2回パリ万博のこと)
が舞台として設定されているんですよね。
あくまでイメージとして。
1851年当時の歴史を尊重しようとすると、
時代が古くなり過ぎてしまって、
蒸気機関を最後のほうで出しにくくなってしまうんですよ。
当時はまだそこまで科学が進歩してなかったから。
やっぱりそういうのを映画に出したかったわけだから、
どうしても第2回万国博覧会の時期に
時代設定をせざるを得なかったんですよね。


[ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 ]
◆ インタビュー4:いつまでも子供でありたい[2:43]
AL :
Dans le generique de fin,
on voit des images de Ray
a l'Exposition Universelle de Paris en 1900,
avec en fond des images de la Tour Eiffel.
Or, Ray semble ne pas avoir vieilli!

O.K. :
Voila pourquoi l'animation est interessante (rires) !
C'est parce que j'ai envie d'etre toujours enfant ;
je veux rester un jeune garcon,
j'aimerais bien me souvenir eternellement de ma sensation
quand j'etais petit.
Je voudrais
que les adultes qui viennent au cinema
s'excitent comme les enfants.
Les personnages de dessins animes,
comme Doraemon, ne vieillissent jamais !


アニメランド:
映画のエンドクレジットで、
主人公のレイが1900年のパリ万博に行く場面が映りますよね。
背景にはエッフェル塔も映っていました。
しかし、50年は経っているはずなのに、
レイはぜんぜん年を取っているように見えないんですよ。

大友克洋:
だからアニメーションが良いんじゃないですか(笑)。
いつまでも子供でありたいと思ってるのはね、
僕の願いなんですよ。
少年のままでいたいですよ。
自分が小さかった頃の感覚をずっと忘れないでいたいんですよ。
映画を観に来てくれた大人の人達にも、
子供のように楽しんでもらえたらと思ってます。
だから、ドラえもんはいつまでもドラえもんだし、
アニメの登場人物ってのはいつまでも年を取らないでしょ?


[ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 ]
◆ インタビュー5:『スチームガール』[3:50]
AL :
Pouvez-vous nous parler de Steamgirl,
la suite qui est prevue a Steamboy ?

O.K. :
Je suis en train d'ecrire l'histoire.
Je ne sais pas
si je vais le faire sous forme de film en salles,
ou en video.
Je ne sais pas
sous quelle procedure je vais travailler dessus,
je ne sais meme pas si je serai realisateur !
Mais je suis ne train de m'en occuper.
Je pense que ce sera tres interessant.


アニメランド:
『スチームボーイ』の続編として企画されているという、
『スチームガール』についてお話しいただけませんか?

大友克洋:
そうですね、『スチームガール』というのはいま、
まだストーリーを考えている最中ですね。
映画として劇場公開するか、ビデオとして販売するか、
そういったこともまだ決まってません。
自分がどういった形で関わるかもまだよく分かりませんね。
僕が監督が出来るかどうかもまだ分からないんですよ。
でも、今のところは監督はするつもりはないかな。
まあ、面白い作品になることだけは確かですよ。


[ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 ]
◆ インタビュー6:制作背景[4:44]
AL :
Au depart,
Steamboy devait etre une serie tele.
Pourquoi le projet s'est-il transforme en long metrage ?

O.K. :
Lorsque nous avons entame le projet il y a 10 ans,
nous nous sommes heurtes a des problems d'ordinateur,
de resolution d'images.
Il etait alors quasiment impossible
de faire des images numerisees pour les salles,
il fallait utiliser des equipements qui coutaient tres cher.
On nous a alors conseille d'opter
pour des resolutions plus legeres adaptees a une serie televisee,
qui nous permettait des montages virtuels.
Au depart,
ce projet se presentait comme un essai,
et nous avons compris que meme avec des resolutions assez faibles,
ca coutait tres cher.
On a alors decide d'un bodget assez important,
pour que le film soit rentable,
il fallait finalement faire un film pour le cinema.


アニメランド:
『スチームボーイ』は
最初はテレビシリーズとして企画されていた、と
お聞きしています。
この企画が長編映画に姿を変えた背景には、何があったのでしょうか?

大友克洋:
昔の話だったので10年くらい前の話なんですけど、
コンピュータの精度の問題があって、
レゾリューションの問題ですね、
劇場のレゾリューションでつくることがすごく難しくて、
思い描いていたイメージを実現するためには、
かなり高額な機材を使用する必要があったんですね。
それをやるよりは、
もう少しビデオサイズのレゾリューションでやったほうが、
後々編集し直すことも出来るし、
テレビシリーズとして製作してはどうか、
という話が出て来たわけです。
一番最初はもっとね、
試作っぽい企画で進んでいたんですけども、
それでもやっぱり、解像度が、レゾリューションが低くてもやっぱり、
お金がかかると。
それで、
劇場映画として充分収益を上げるという条件と引き換えに、
充分な予算を下ろしてもらえることになったわけです。
こういった感じで、劇場映画として制作することが決まったんですね。
 *「レゾリューション」(resolution)というのは、
 いわゆる解像度のことです。
 コンピュータの性能が低かったために、
 緻密な絵を描くことが出来なかった、ということなのでしょう。
 おそらく、蒸気の表現の仕方などを言っているのだと思います。
 ● 「IT用語辞典e-Words」内「解像度 【resolution】」


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◆ インタビュー7:巨額の予算と責任ある地位[6:15]
AL :
Travailler avec un budget aussi colossal,
rajoute-t-il du poids aux responsabilites ?

O.K. :
C'est vrai.
Je me disais peut-etre que je devrais vendre mon velo,
ou autre chose...
C'est une blague,
je vis bien maitenant !
Je crois que mon vin rouge marche tres bien dans ma tete (rires) !


アニメランド:
巨額の予算が下りただけではなく、
そんな重要なポストまで与えられたのですか?

大友克洋:
そうですね、自分の自転車を売らなきゃいけないかなと思いましたね。
家財道具なんかも売り払わなければとかね。
まあそれは冗談で、こうやってまだなんとか生きてるわけですけど。
だんだんワインが効いてきたかな(笑)。
 *アニメ業界のなかで自転車がちょっとしたブームになっていることは、
 とくに宮崎駿ファンの間でよく知られるところでしょう。
 宮崎駿自らが企画した「ツーリング・デ・信州」という大会が
 毎年開かれています。
 大友克洋も「スチームボーイ」制作スタッフと共に参加していました。
 「自分の自転車」(mon velo)と言っているのも、
 そういう背景があってのことなのでしょう。
 なお、同大会は以前「ツール・ド・信州」という名前でしたが、
 同名の大会が他にあったため、2003年から名称が変更されているようです。
 ● はてな内「ツーリング・デ・信州」
 ● 『スチームボーイ』公式ブログ内「[04.08.26] 鈴木杏と大友克洋」
 ● 「YOMIURI ON LINE」内「アニメーション業界の自転車熱2004」
 ● 「DIGITAL BEAT」内「スチームボーイスターターキット 1」
 ● 「DIGITAL BEAT」内「スチームボーイスターターキット 2」
 *実際に動画を見ていただければ分かるように、
 大友克洋は赤ワイン(vin rouge)を飲みながら
 インタビューを受けています。


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◆ インタビュー8:プレッシャー[6:50]
AL :
Apres avoir fait une oeuvre
au retentissement planetaire comme Akira,
se sent-on plus responsable face aux gens qui attendent ?

O.K. :
Je souhaite en effet que le film marche,
mais je ne peux pas controler.
Tout ce que je peux faire,
c'est un film interessant ;
si ca ne marche pas,
je n'y suis pour rien !
J'ai tout donne


アニメランド:
『AKIRA』のような世界的に評価の高い作品をつくった後で、
ファンの期待に応えなければならないというような
責任を感じることはありませんでしたか?

大友克洋:
そうですね、責任感と言いますか、
まあ、それは確かに、
この映画が売れてくれれば良いなとは思いますけど、
こればっかりは自分でしようがないことですから。
自分に出来るのは面白い映画をつくることだけだと思ってます。
もし売れなかったとしても、
しょうがないんじゃないかとも思いますし、
それに関しては一生懸命やったと思ってます。


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◆ インタビュー9:スカーレット・オハラ[7:34]
AL :
D'ou vient le nom de Scarlet O'hara,
qui fait reference a Autant en emporte le vent ?

O.K. :
Lorsque j'ai presente mon projet aux scenaristes et a mon equipe,
je leur avais explique que le personnage de fille
- qui n'avait alors pas de non -
ressemblait a la fille de ce film.
Puis c'est reste comme ca jusqu'a la fin !
J'ai essaye de changer a un moment,
mais on etait tellement habitue a ce nom
et a ce visage qu'il etait devenu difficile de changer de nom.
Tout le monde appelait ce personnage Scarlet !


アニメランド:
ヒロインのスカーレット・オハラという名前は
どこから来ているのでしょうか。
やはり『風とともに去りぬ』からですか?

大友克洋:
そうですね、それはシナリオライターであったり、
スタッフたちに説明するときに、
これはスカーレット・オハラに似ているんだ、
という風に言っていたんです。
その時にはまだ名前は決まっていなかったんですが、
結局最後まで残っちゃったんですよね(笑)。
本当は変えたかったんですけど、
みんなもうスカーレットっていうことになってたんで、
変えられなかったんですよね。


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◆ インタビュー10:映画のテーマ[8:38]
AL :
L'anticipation dans le passe
est-il pour vous le moyen de recreer l'histoire,
de rectifier des erreurs
qui auraient ete commises par les hommes ?

O.K. :
Les etres humains font toujours des erreurs,
mais ils vont vers l'avant.
Je voulais quand meme montrer ce cote positif.
Il est difficile de parler du theme principal du film,
mais je voulais exprimer un cote positif :
les etres humains font des erreurs, se trompent,
mais ils s'ameliorent et progressent.


アニメランド:
当時の人間が未来をどう予測していたのか、ということを考えると、
歴史を書き換えてしまいたいと思うことはないですか? 
人類が犯してしまった過ちを修正したい、というように。

大友克洋:
人間はいつも間違いを犯すものだけれども、
でも、とにかく前に進んではいる、
ということをやりたかったんですけども。
僕はやはり、
そういったポジティブな面ってのを表現したかったんですよ。
じゃあテーマは何だ、って言うことは、
言葉で言うのは難しいんですけども、
そういったポジティブな面を描きたかったのは確かです。
人間ってのは過ちを犯すものだ。
間違えることもある。
しかし、その過ちを償うことは出来るし、
前に進むことも出来るんだ、と。


《補記》
インタビュー中にたびたび万国博覧会の話題が出て来るので、
簡単にまとめておきたいと思います。
● ウィキペディア日内「国際博覧会」
上記のページの記述によると、以下のようになるようです。
1851年 第1回ロンドン万国博覧会(『スチームボーイ』の舞台)
1867年 第2回パリ万博(『スチームボーイ』の実質的な舞台)
1889年 第4回パリ万博(エッフェル塔が建設される)
1900年 パリ万博(エンドクレジットで映ったレイの姿)

それにしても、同時通訳で
「レゾリューション」に瞬時に「resolution」という訳をつけるって、
ものすごいことですね。
すげぇ、さすがプロだぜ。


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by moebius-labyrinth | 2005-02-09 20:27 | メビウスの子孫たち
準備稿6:大友克洋『スチームボーイ』インタビュー動画和訳
フランスで製作された大友克洋のインタビュー動画の和訳の準備稿です。
インタビュー動画についての詳細は以下の記事を参照してください。
大友克洋『スチームボーイ』インタビュー動画:ANIMELAND
この記事はインタビュー動画の全訳を作成するための準備稿です。
のちのち訳文を訂正するばあいがありますので、
あらためて決定稿の記事も参照していただければ幸いです。


● 「ANIMELAND.com」内「Rencontre avec OTOMO Katsuhiro 2ページ目」


AL :
D'ou vient le nom de Scarlet O'hara,
qui fait reference a Autant en emporte le vent ?


アニメランド:
ヒロインのスカーレット・オハラという名前は
どこから来ているのでしょうか。
やはり『風とともに去りぬ』からですか?

O.K. :
Lorsque j'ai presente mon projet aux scenaristes et a mon equipe,
je leur avais explique que le personnage de fille
- qui n'avait alors pas de non -
ressemblait a la fille de ce film.
Puis c'est reste comme ca jusqu'a la fin !
J'ai essaye de changer a un moment,
mais on etait tellement habitue a ce nom
et a ce visage qu'il etait devenu difficile de changer de nom.
Tout le monde appelait ce personnage Scarlet !


大友克洋:
最初シナリオライターやスタッフたちに企画を説明したときに、
ヒロインの少女のイメージを、
映画『風とともに去りぬ』のヒロインに似ている、
という風に説明したんです。
その時にはまだ名前は決まっていなかったんですが、
結局最後まで残っちゃったんですよね(笑)。
一度名前を変えようとしたことがあったんですが、
すでにその名前と容姿が定着しちゃってて、
変えようが無なかったんですよ。
もうみんな、「スカーレット」としか呼ばないわけですよ。

AL :
L'anticipation dans le passe
est-il pour vous le moyen de recreer l'histoire,
de rectifier des erreurs
qui auraient ete commises par les hommes ?


アニメランド:
当時の人間が未来をどう予測していたのか、ということを考えると、
歴史を書き換えてしまいたいと思うことはないですか? 
人類が犯してしまった過ちを修正したい、というように。

O.K. :
Les etres humains font toujours des erreurs,
mais ils vont vers l'avant.
Je voulais quand meme montrer ce cote positif.
Il est difficile de parler du theme principal du film,
mais je voulais exprimer un cote positif :
les etres humains font des erreurs, se trompent,
mais ils s'ameliorent et progressent.


大友克洋:
人間ってのはつねに過ちを犯し続けるものでしょう?
いま現在だってね。
でも、とにかく前に進んではいると思うんですよね。
僕はやはり、
そういったポジティブな面ってのを表現したかったんですよ。
この映画のテーマを言葉にするってのは難しいことなんですが、
そういったポジティブな面を描きたかったのは確かです。
人間ってのは過ちを犯すものだ。
間違えることもある。
しかし、その過ちを償うことは出来るし、
前に進むことも出来るんだ、と。
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by moebius-labyrinth | 2005-02-08 21:00
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