[43>4]
NON! INUTILE...
NOUS EN AURONS PEUT-ETRE BESOIN, PLUS TARD...
POUR NOUS DEFENDRE...
いや、駄目だ。
クロ・ミサイルは後々の自衛のために取っておかねばなるまい……。
VOILA QUI N'EST GUERE OPTIMISTE MON CHER KABOS!
ふふっ、カボめ、やけに慎重だな。
[43>5]
LA META-VEDETTE VIRE, CAP AU NORD,
PUIS DISPARAIT DANS L'AZUR...
メタ・ランチは北へと針路を変え、
青空のなかへと姿を消した……。
HA!
SI SON OPHIDITE MAJEURE CONSENTAIT A
PRENDRE LA DIRECTION DES OPERATIONS!
ああ。
オフィディット閣下が、
今回の作戦の指揮をお取りになって下さっていたなら……
HELAS!
うむ。
[43>6]
AINSI, VOICI L'HOMME... VOICI LA PROIE...
さて、この男……、この獲物……、
JOHN DIFFOOL
ジョン・ディフール
1°9VII
No1 9VII
*「°」はフランス語でナンバーを表わす記号です。
[43>7]
JOHN DIFOOL...
DETECT DE CLASSER R...
HM...
UN MINABLE
ジョン・ディフール……。
Rクラスの探偵か……、
ふむ……、
小物だな。
ET C'EST POUR CE MINABLE QUE JE VAIS VIOLER MON SERMENT
こんな小物のために、俺は誓いを破らねばならんのか……。
[43>8]
QU'EST-CE QU'IL PEUT Y AVOIR DERRIERE CE REGARD STUPIDE
QUI INTERSSE L'AMOK A CE POINT?
しかし、AMOKがあそこまで必死になるとは、
この馬鹿面、いったい何を……。
[43>9]
LES FILS DE DESTIN DE JOHN DIFOOL
VONT-ILS SE DENOUER OU SE RELIER A D'AUTRES TAPISSERIES PLUS VASTES?
TOUT SERA-T-IL JOUE DANS LE PROCHAIN LIVRE :
L'INCAL LUMIERE
ジョン・ディフールの運命の糸はいま解き放たれた。
それはまた、さらに広大な冒険への幕開けでもあった。
彼の前途に何が待ち受けているのか、
すべては次巻で明らかになる。
その名は……
「光のアンカル」
蛇足ですが、
セムシ部隊は、肩のところに入っているマークで、
個体を識別できるようになっているようです。
[43>4]に描かれているセムシの肩には
「K」と「X(もしくは+)」らしき識別マークが入っています。
この「X」のセムシは[20>5]にも出て来ていています。
[20>5]には他にも「M(もしくはΣ)」と「Y」のセムシが描かれています。
他のコマも見てもらうと分かると思いますが、
識別マークにはアルファベット以外に「◆」「▼」等も使われている
ようです([22>1])。
「カボ(KABOS)」という名は[20>4]にも出てきましたが、
「X」のセムシがカボだということなのでしょうか。
普通に考えるなら「K」がカボだと思うのですが、
[43>4]でその「K」が「MON CHER KABOS」すなわち
「(親しい相手への呼びかけで)カボ」と言っているので、
「K」はカボではありません。
このコマだけで考えるなら「X」がカボです。
ただ、[20>4]でオフィディット閣下に「KABOS」と呼ばれて
[20>5]でそれに答えているのは「M」のセムシなので、
「M」のセムシがカボなのかもしれません
(その後ろで「X」のセムシが何もセリフを言わずに立っている)。
一応「X」をカボと考えて訳してあります。
(でも、それじゃあ「M」のセムシはなんでカボと呼ばれて答えてるんだ?)
あと、「メタ・バンカー(META-BUNKER)」
(「BUNKER」は英語で隠れ家の意味)
とか
「メタ・ランチ(META-VEDETTE)」
(「VEDETTE」は、おそらくこの飛行機の種類の名前、
通常はモーターボートというほどの意味)
とか、メタ男爵ってなんにでも自分の名前を付けちゃう人なんでしょうか。
たしかにメタ・ランチは専用機のようではありますが……。
次回からは第5章の訳文のチェックとまとめです。