メビウスがはじめて宮崎駿の作品と出会ったときのことを
とてもくわしく喋ってくれているインタビュー記事を発見しました。
● 「MAJOR GRUBERT」内「textes interviews>CineLive」
アルファベット順にならんでいる項目のなかの
「CineLive」とあるところをクリックしてください。
フランスでのメビウスのメーリングリストを通して集められた
レアな画像を保管しておくサイトのなかの1ページです。
どうやらフランスの映画専門雑誌「CineLive」の1ページを
スキャンしたもののようです。
● 雑誌「CineLive」誌公式サイト
残念ながら、問題の記事が何号のものなのかは判明しませんでした。
さっそく和訳をつけて行きましょう。
TEMOIGNAGE
記録
*ページの左側一番上にあるコーナー名です。
HAYAO MIYAZAKI VU PAR MOEBIUS
メビウス、宮崎駿を語る
*記事の見出し、一番大きい小豆色のフォントで書かれているものです。
Juin 2002, rencontre au sommet au musee Ghibli :
Hayao Miayzaki recoit Moebius,
(photos Jean Giraud)
2002年6月、ジブリ美術館で二大巨頭会談が実現:
宮崎駿がメビウスの訪問を受ける。
(写真:ジャン・ジロー)
*写真の下のキャプションです。
*この時のことが ジブリ美術館公式サイトのなかの
「美術館日誌」というコーナーでレポートされています。
● 三鷹の森ジブリ美術館公式サイト内
「美術館日誌>2002年8月1日」
しかし、メビウスと宮崎駿が会ったのは実際には8月であったようです。
記事に掲載されている写真の右下にも「8 1 '0」とあります。
おそらく「8 1 '02」が切れているのでしょう。
「宮崎駿―メビウス」展を紹介するメディアで
たびたび登場したこの写真ですが、
なんと撮影地はジブリ美術館だったのですね。
写真もメビウスがプライベートで撮ったもののようです。
背景に写っているイラストは
同館の休憩室の壁に描いたという直筆のイラストなのでしょう。
しかも、アルザックの隣りに描かれているのは、
宮崎駿のイラストではなく、なんとロシアを代表する有名なアニメ作家、
ユーリ・ノルシュテインの描いた狼のイラストのようです。
な、なんという豪華な壁……。
● 三鷹の森ジブリ美術館公式サイト内「美術館日誌>2002年6月4日」
● 「ユーリ・ノルシュテインの仕事」
ユーリ・ノルシュテインについて詳しいサイトです。
● アマゾン日内「きりのなかのはりねずみぬいぐるみ」
個人的に前から狙っているブツ。
あぁ、なんてプリチー&ラヴリーなんだ……。
同日にはメビウスの愛娘ナウシカちゃんも
ネコバスでおおはしゃぎだったそうですし、
大ファンの宮崎駿と並んで写真も撮ったし、
すっかりご満悦なメビウスです。
今日はここまで。