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『STARDOM STORY』全訳
《はじめて~》をスキップ

《はじめてフランスの漫画を読む人のために》
煩雑を避けるために訳文には注を付けなかったのですが、
以下の作品にはフランスの漫画に特有の言葉がいくつか出て来ます。
それを知らないと作品の魅力も半減してしまうと思いますので、
ここで簡単に、フランスの漫画の用語を覚えてもらえたらと思います。

日本でComicのことを「漫画」と呼ぶように、
フランスでは漫画のことを"バンド・デシネ"と呼びます。
漫画の画集は"ポートフォリオ"と呼びます。
日本では「漫画」はもっぱら大衆娯楽と考えられていますが、
フランスのバンド・デシネは芸術の一種として認知されています。
そのため、画廊などで
バンド・デシネ作家の個展が開かれることもしばしばです。
フランスに限らず、こういった美術展覧会においては、
一般に公開する前に関係者だけを集めて
特別公開を行うことが慣例となっています。
こういった特別プレ公開のことを"ヴェルニサージュ"と言います。
ヴェルニサージュには作家自身も参加し、
場合によっては一般のファンが抽選で参加できる事もあるようです。
また、バンド・デシネ作家のイラスト等は、
セリグラフィー(シルクスクリーン)と呼ばれる高級複製版画として
販売されることが度々あります。

このように、日本の「漫画」とフランスのバンド・デシネは
かなり異なった性質を持つものなのですが、
それだけに、バンド・デシネには、
「漫画」にはない魅力が沢山つまっているのです。
以下に紹介する作品にも、
そういった魅力を見つけることが出来るのではないでしょうか。
作者の名はジャン・ジロー・メビウス。
宮崎駿や大友克洋にも影響をあたえた、
世界的に有名なバンド・デシネ作家です。


《基本情報》
書名:STARDOM STORY(書名ではなく作品名)
絵:メビウス
話:メビウス
出版社:不詳(おそらくStardom社
ISBN:なし(書籍ではないため、ISBN番号は振られていないと思われる)
初版発行年:不詳(メビウスのサインから1997年と思われる)
公式解説ページ:なし(Stardom社
*なお、現在出版社Stardom社公式サイトはデッドリンクになっている。


メビウスの短篇ベデの画像がウェブ上にアップされました。
さっそく訳を付けて見ましたので、
よろしければ参照して見てください。


◆ 宣伝用短篇ベデ『STARDOM STORY』

今回紹介する短篇ベデ『STARDOM STORY』は、
メビウスのポートフォリオを主に出版する出版社Stardom社が、
自身の経営するギャラリーの宣伝用に用意した作品のようです。
作品そのものは宣伝用に描かれたものなのですが、
宣伝役の男の相手役として
なかなか味わい深いキャラクターが登場しており、
独特のシュールな雰囲気を醸し出しています。
どこか憎めないところのある佳作に仕上がっていると思います。


◆ 『STARDOM STORY』画像
● 「mes photos」内「page11」
ページの最下段で紹介されている「3615 BD NEWS」という画像は、
今回は関係ありません。
ページの最上段に、このサイトの作成者による解説が付されています。
Pub de 4 pages recto rerso
pour la galerie Stardom signe en 1997

ギャラリー・スターダムの広告、
表裏両面で合計4ページ分。
1997年と署名アリ。

もともとは、フランス語によるメビウスのメーリングリストに
jeandoという人物によって投稿されたものです。
● メビウスのメーリングリスト内「2770, [giraud-moebius] images diverses, jeando, 2005/03/11」
もし画像が流れてしまっていた場合はこちらを参照して下さい。


◆ 『STARDOM STORY』全訳
『STARDOM STORY』の画像は全4ページ分、
左上、右上、左下、右下の順番で読んで行きます。
(ウインドウの横幅が狭い場合は、
画像はページの順番に縦に表示されます)
訳文には[ページ数>コマ数]という形式に沿うかたちで
インデックスを付けてあります。

[1>0]
MOEBIUS 1997
メビウス 1997年
 *欄外最上段に鉛筆で書かれているサインです。

[1>1]
MAIS OU SE TROUVE STARDOM GALLERY ?
えーと、スターダム・ギャラリーってどこだっけ?

STARDOM STORY
BY MOEBIUS
スターダム・ストーリー
作:メビウス

C'EST AU 81 AVENUE DE LA BOURDONNAIS 75007 PARIS -
METRO ECOLE MILLITAIRE - TEL 01 45 51 10 93
パリ市75007番ラ・ブルドネ通り81番地だよ。
エッフェル塔の近くさ。
最寄の地下鉄は旧陸軍士官学校前駅。
電話は01 45 51 10 93番だ。

[1>2]
VOUS AIMEZ LES BEAUX DESSINS?
ねえ、絵とか好き?

OH OUI!
ああ、好きだぜ。

[1>3]
...LE PEINTURE? LES ILLUSTRATIONS?
へぇ……、じゃあイラストは?

OUI! AUSSI!
もちろん。

[1>4]
MAIS... AIMEZ-VOUS LA BANDE DESSINEE?
ふ~ん……、じゃあ……、バンド・デシネはどう?

[1>5]
J'AIME ENORMEMENT LA BANDE DESSINEE!
あったり前よッ、すげぇ好きだぜ!

TANT MIEUX
良かった……

[1>5]
OUI, TANT MIEUX CAR UNE GALERIE
D'UN NOUVEAU GENRE VIENT DE
S'OUVRIR PRES DE CHEZ VOUS!
……実はさ、
今度この近くにギャラリーが出来たんだ。
そこが結構おもしろそうなんだけど……。

[2>1]
ON A PEINE A CROIRE UNE CHOSE PAREILLE
マジで? でもよ、聞いたことないぜ、そんな話。

PUISQUE JE VOUS LE DIS
本当さっ。

[2>2]
DES EXPOSITIONS MENSUELLES!
DES VENTES DE DESSINS ORIGINAUX!!!
展示品なんか毎月変わるんだ。
それに、原画だって売ってるんだよ。

NO KIDDING!
MAIS, C'EST OU?
またまたァ!
どこの話よ?

[2>3]
A STARDOM GALLERY!
スターダム・ギャラリーさ。

[2>4]
MAIS, STARDOM EST AUSSI EDITEUR!!!
POSTERS! CARTES POSTALES, PORTEFOLIOS, SERIGRAPHIES
スターダムってのはさ、出版社でもあるんだ。
ポスター! 絵はがき! ポートフォリオにセリグラフィー!
何だってあるんだよ。

NOOON!
ウーン……。

[2>5]
SI! ET DES SERIGRAPHIES LI-MI-TEES-SI-GNEES!!!
それだけじゃあない。限定版のセリグラフィーだってあるんだ。
いいかい? ゲ・ン・テ・イ・バ・ン。
サインも入ってるんだよ?

OOH
ホゥ。

[2>5]
ALORS LA, JE M'ASSOIS!
ドッコイショっと、確かにそりゃスゲぇな。

[3>1]
EXEMBLE : VOUS ETES AMOUREUX DE BANDE DESSINEE...
例えばさ、もし君がバンド・デシネを愛してるとして……

OH QUE JE T'AIMEEE
オウオウ、ジュッテームッ、愛してるとしてぇ~?

[3>2]
VOUS AURIEZ BEAUCOUP DE
PLAISIR A VOIR UN ACCROCHAGE
DE DESSINS DE JEAN GIRAUD-MOEBIUS... NON?
自分の部屋なんかにさ、
ジャン・ジロー・メビウスの原画とか飾っておけるとしたら、
すっっごく素敵だとは思わない?

MOI, SI J'AI DES SOUS, J'EN ACHETE UN!
オゥッ、たしかに一枚くらい欲しいよな!
でもよー、高ぇんじゃねーの?

PATTCLOP
パカラッ パカラッ

[3>3]
POURQUOI PAS?
LES PRIX DE STARDOM SONT RAISONNABLEMENT AJUSTES
だいじょうぶ。
スターダムなら値段もお手頃なんだ。

TIENS!
ほらっ!

ECOUTEZ CA
見てみて。

[3>4]
IL N'Y A PAS QUE MOEBIUS OU
JEAN GIRAUD... IL Y A FRANCOIS
BOUCK, MAX CABANES,
SYLVIO CADELO, MILOS
MANARA, ANDRE JUILLARD
ジャン・ジロー・メビウスだけじゃないんだよ。
フランソワ・ブークだとか、マックス・カバンヌだとか、
シルヴィオ・カデロ、ミロ・マナラ、
アンドレ・ジュイヤールとかも居るんだ。

C'EST POSITIVEMENT INOUI!
ヒュ~、そいつはCOOLだな!

[4>1]
AH! J'AURAIS OUBLIER!!!
STARDOM COLLABORE EGALEMENT AVEC
DES AUTEURS ET DES CONCEPTEURS DE FILM DE CINEMA
そうだっ! 忘れてた。
スターダムは映画もやってるんだ。
原案や企画とかでさ、
アーティストとコラボレーションもしてるんだよ。

OUI? QUI?
へぇ、誰と?

[4>2]
HE! PAR EXEMPLE GIGER
たとえば……、ギーガーとか!

CELUI D'ALIEN?
あの『エイリアン』のか?!

OUI!
そうとも!

[4>3]
QUANT A L'AUTEUR
IL NE S'AGIT RIEN MOINS QUE RENE LALOUX
A QUI L'ON DOIT ENTRE AUTRES
"LA PLANETE SAUVAGE" ET LES "MAITRES DU TEMPS"
でもまあ、ルネ・ラルーの
『ファンタスティック・プラネット』や『時の支配者』なんかでは、
すっかりラルーに頼りきりだったらしいんだけどね。ふふふっ。

[4>4]
SANS PARLER DE TOUTE UNE KIRIELLE
DE JEUNES ARTISTES QUI PARTICIPENT A DES EXPOSITIONS
A THEME
展覧会では若手のアーティスもフィーチャーされる。
ちゃんとテーマを決めてやるんだよ。
そのテーマだって、すっごくバリエーションに富んでいるんだ。

[4>5]
SI VOUS ETES INTERESSES PAR NOS ACTIVITES,
NOTRE "GALLERY" EST OUVERTE LES JEUDI, VENDREDI ET SAMEDI
APRES-MIDI DE 14H A 19H.
ET SI VOUS VOULEZ ETRE INVITES...
どうかな?
もし良かったら、一度ギャラリーに来てみない?
ギャラリーは毎週木・金・土曜日、14時から19時まで開いている。
そして、もしお望みなら……

A NOS VENISSAGES
VEUILLEZ AVOIR L'AMABILITE DE REMPLIR LE COUPON CI-JOINT
ヴェルニサージュにだって参加OKなんだ。
添付のクーポン券に必要事項を記入して欲しい。

[4>6]
NOM ET PRENOM : ........................................
ADRESSE : ..............................................
おなまえ:..............................................
ご住所:................................................

[4>7]
STARDOM GALLERY VOUS REMERCIE DE L'ATTENTION QUE...
さてと、ここまで読んでくれて本当にありがとう。

VOUS AVEZ BIEN VOULU LUI ACCORDER!
俺たちは、一足はやくギャラリーで待ってるぜ。
じゃあ、またな!


◆ 注
本文中に注を入れると煩雑になってしまうため、
以下に、訳文を作成した際の注意点をメモしておきます。
 
 ◆ パリ市75007番ラ・ブルドネ通り81番地
スターダム・ギャラリーの住所はエッフェル塔の近くのようです。
● 「multimap.com」内「パリ市75007番」
(Country:France, Town:paris, Postal code:75007, Scale:1/2500)
上記地図中の赤丸がパリ市75007番ですが、
ラ・ブルドネ通り81番はさらにその西側になるようです。
赤丸印を四角く囲むように大きな道がはしり、
その四角型の西側には三角形型の道がくっついています。
その三角型の一番西側の頂点に電車のマークがあると思います。
(赤丸印の左斜め下の電車マーク)
これが旧陸軍士官学校前駅です。
一方地図のずっと東側には紫色のテキストで
「Tour Eiffel」と書かれてあります。
(地図中唯一の紫色)
これがエッフェル塔です。
● 「パリ観光」内「セーヌ川遊覧クルーズ」
ページの下の方に地図があります。
地図中U字型の赤い矢印が示されていますが、
この矢印のお尻の部分に繋がる道の名前として、
「Avenue de La bourdnanais」(ラ・ブルドネ通り)とあります。
● フランス政府観光局公式サイト内「パリ情報>主要観光スポット>エッフェル塔/パッシー>JPEG」
同じ地区の日本語の地図です。

● 「フランス倶楽部 "L'Esperance"」内「7区( Pont de l’Arma / Champ de Mars )」
ラ・ブルドネ通りはホテルや高級レストランの立ち並ぶ地区のようです。

● 「METRO2003.com」内「CLICK ENTER>STATION>ECOLE MILITAIRE」
パリの鉄道を網羅する素敵に濃ゆいサイトさんです。
しっかり旧陸軍士官学校前駅の様子を確認することが出来ます。

 ◆ フランソワ・ボーク
Francois Bouckは普通Boucqとつづられます。
● 出版社Les Humanoides Associes社公式サイト内ボークのページ
  右側フレーム内にビブリオグラフィーがあります。
  そのなかのテキストをクリックすると作品紹介ページに移ります。
  「Alexandro Jodorowsky」は原作者の名前なので注意してください。
  その他のクリック可能なテキストはすべて作品紹介ページに移ります。
  作品紹介ページに移ったらページ左側上から2つ目の
  「Images」とあるところをクリックしてください。
  右側フレームに作品の画像が表示されます。クリックで拡大可能。

 ◆ マックス・カバンヌ
ベデ作家としてだけではなく、
イラストレーションをはじめ幅広い活動で知られる作家です。
● Les Humanoides Associes社サイト内カバンヌのページ
● 出版社DARGAUD公式サイト内カバンヌのページ
  ページ最下段の「Bibliographie」(ビブリオグラフィー)欄内の
  テキストをクリックすると個々の作品の紹介ページに移ります。
● 「BULLEDAIR」内カバンヌのページ
  サムネイルの右横のテキストをクリックすると
  個々の作品の紹介ページに移ります。
  個々の作品紹介ページでは、表紙のほか、
  内容の画像が1枚紹介されています。
  サムネイルはクリックで拡大。

 ◆ シルヴィオ・カデロ
● Les Humanoides Associes社サイト内カデロのページ
● DARGAUD社公式サイト内カデロのページ
● 「BULLEDAIR」内カデロのページ

 ◆ ミロ・マナラ
Milos Manaraは普通Miloとつづられます。
エロティックな作風で知られるイタリアの有名な作家です。
● ミロ・マナラ公式サイト
  いわゆる18禁サイト扱いなのがさすがです。
  ページ最下段右側に
  「ITALIANO」(イタリア語)と「ENGLISH」(英語)の入口が
  あります。
● 「Anson Maddocks/~ミノタウロスと同棲したことはありません~」
  ページ最下段に注としてマナラの解説があります。
  日本語による解説としてはこれが一番くわしいかと思います。
● Les Humanoides Associes社サイト内マナラのページ
● 「BULLEDAIR」内マナラのページ

 ◆ アンドレ・ジュイヤール
● 「パピエ」内「バンド・デシネ」
  上から2段目、右端でジュイヤールの作品が紹介されています。
● http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/2908/
  ジュイヤールの作品が一点、サイトの表紙として使われています。
● DARGAUD社サイト内ジュイヤールのページ
● 「BULLEDAIR」内ジュイヤールのページ

 ◆ ギーガー
H.R.ギーガーは、
映画『エイリアン』のエイリアンのデザイン等で有名なデザイナーです。
『エイリアン』には、メビウスも
コスチューム等のデザイナーとして参加しています。
また、アレハンドロ・ホドロフスキー監督で制作が進められていた
映画『デューン』でも、共同でデザインを担当していました。
(同作は結局実現には至りませんでした)
● ギーガー公式サイト

 ◆ ルネ・ラルー
ルネ・ラルーは、
『ファンタスティック・プラネット』や『時の支配者』等で知られる
フランスのアニメ映画監督です。
● 「SF MOVIE Data Bank」内『ファンタスティック・プラネット』
● 「SF MOVIE Data Bank」内『時の支配者』
バイオグラフィー訳案16 ―『時の支配者』動画サンプル―
上記の記事で
『時の支配者』のトレイラー動画を見ることが出来る
ページを紹介しています。

 ◆ 訳文の注意点
[3>2]
PATTCLOP
パカラッ パカラッ

英語のオノマトペで
「PAT」(軽くたたく様子。ポンポン、パタパタ)
「CLOP」(馬のひづめの音。バカッパカッ)
という語があります。
それを参考に訳してあります。


◆ おまけ
フランスでは、
漫画家(ベデ作家)が画廊で個展を開くことは
決して珍しいことではありません。
日本では漫画家の個展というのはあまり聞かない話ですが、
これも「漫画」とバンド・デシネの意識の違いの一つなのでしょう。
じつは、日本で個展を開いていない日本の漫画家が
フランスで個展を開いた例があります。
● 「アットマーク・ジョジョ」内「2003/04/15, ★『JOJO IN PARIS』!! 荒木飛呂彦先生の個展がフランスのパリで開催中」
荒木飛呂彦自身もバンド・デシネが好きなようで、
荒木飛呂彦の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する
「スタンド」というキャラクターのひとつに、
フランスの漫画家エンキ・ビラルの作品に登場するキャラクターに
そっくりのものがあったりします。
エンキ・ビラルの代表作「ニコポル三部作」に
エジプトの神の姿をしたエイリアンが登場するのですが、
そのエイリアンたちが所有するロボットの造形が、
「ジョジョの奇妙な冒険」第5部に登場する
「リトル・フィート」というスタンドにそっくり、
と言うか、まったく同じ造形をしていたりするのです。
これをパクリとするのは野暮というものでしょう。
宮崎駿や大友克洋にかぎらず、
バンド・デシネから「漫画」への影響の生きた例として、
興味深いのではないでしょうか。
● アマゾン日内エンキ・ビラルの邦訳書一覧
  現在4冊が刊行。
● Les Humanoides Associes社サイト内『不死者のカーニバル』
● Les Humanoides Associes社サイト内『罠の女』
● Les Humanoides Associes社サイト内『冷たい赤道』
● Les Humanoides Associes社サイト内「ニコポル三部作」合冊版
  それぞれ右フレームのなかのサムネイルをクリックすることで、
  作品の画像を拡大して見ることが出来ます。
  残念ながら問題のロボットが出ているページの画像は
  無いようですが、
  エジプトの神の姿をしたエイリアンを確認することが出来ます。
by moebius-labyrinth | 2005-03-15 12:58 |  『StardomStory』訳
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