メビウスの画像がたくさん見られるサイトを、
いくつかご紹介したいと思います。
◆ メビウスの画像サイト
● 「XAYA」内「Les images / The pictures>Moebius」
サムネイルはクリックで拡大。
いまのところ16枚の画像が紹介されています。
質もさることながら、すばらしく大きいサイズで観ることが出来ます。
● 「XAYA」内「Les images / The pictures」
インデックスのページには他にもたくさんのアーティストの名前が
リストアップされています。
「Enki Bilal」(エンキ・ビラル)のほか、
「H.R.Giger」(ギーガー)や「M.C.Escher」(エッシャー)、
「Salvador Dali」(ダリ)といった名前まであります。
● 「CONTOURS」内「artists>Moebius (Jean Giraud)」
ビビッドな発色で、
メビウスのポートフォリオを中心に紹介されているのが
ありがたいところです。
丸い形のサムネイルをクリックで、
別窓で画像を観ることが出来ます。
● 「CONTOURS」内「artists」
アーティスト名一覧のページには、
「Jacques de Loustal」(ルスタル)や「Max Cabanes」(カバンヌ)等、
有名ベデ作家の名前が大量にリストアップされています。
アーティスト名をポイントすると右側にサンプル画像が出てくるのが
ありがたいところです。
これで、名前を知らなくても
画像を見てお気に入りのアーティストに出会うことが出来るでしょう。
● 「The Book Palace」内「Original Art & Prints>Moebius Art」
以前軽くご紹介したことがあるのですが、
もう一度リストアップしておきましょう。
メビウスのセリグラフィー(高級複製版画)の
商品紹介ページのようです。
なんといっても、ジミ・ヘンドリクスのトリビュート絵
カラー版の画像が紹介されているのが魅力的です。
● 「Originaux BD」内「Originaux>5>Giraud / Moebius」
サイト名の「Originaux」は「原画」という意味です。
その名のとおりメビウスの原画の画像を紹介してくれています。
サムネイルはクリックで拡大。
● 「SUPERMAN.WS SUPERMAN THROUGH THE AGES」内「Superman #400 The Living Legends of Superman!>Moebius Pin-up」
今回最大の珍品。
なんとメビウスが描いたスーパーマンのイラストが紹介されています。
どうやら、『DC ANNIVERSARY ISSUE 400 SUPERMAN』という
スーパーマンのトリビュート本に収録されている
メビウス作スーパーマンのポスターの画像のようです。
ページ黒い背景のなかの白抜きのテキストをクリックすることで
同書のほかのページも大量に観ることができて、
とても興味深いページです。
● 「La memoire de l'ame」
音が鳴るので注意して下さい。
Jean Jacques Launier(ジャン・ジャック・ロニエ)
という人物の書いた小説にメビウスが挿絵を提供した
『La memoire de l'ame』(魂の記憶)という作品の
特設サイトのようです。
ページ最下段の青色のテキストがメニューになっています。
「EXTRAITS」(抜粋)では、
メビウスの挿絵とともに小説の抜粋が紹介されているようです。
コーナー内では「Suite」(次へ)「Retour」(前へ)
「Intro」(表紙へ)をクリックすることで
ページを移動することが出来ます。
「LA RENCONTRE」(対談)では
ロニエとメビウスの対談が紹介されているようです。
「LIVRE」(本)では、
本書の紹介がされています。
見開き2ページ分の画像の紹介もあったりして、
興味深いです。
「ECRIRE」(メールを送る)は、
クリックするとメールソフトが立ち上がるので注意して下さい。
「INFOS」(ニュース)は、
ニュースの紹介のようです。
いまのところ、この本のメビウスの挿絵の展覧会らしきものの
ニュースが告知されていますが、
この本自体は2001年に出版されたもののようですので、
当然この展覧会もすでに終了しているでしょう。
「LIENS」は、リンク集です。
出版社のAnne Carriere社とメビウスの公式サイトのリンクが
紹介されています。
「DAVANTAGE」(他の作品を見る)は、
出版社Stardom社のサイトへのリンクです。
(メビウスの公式サイトを兼ねています)
● 「LIEGE EXPOSITION JEAN GIRAUD MOEBIUS」
ベルギーのリエージュで2003年11月16日~12月31日まで行われた
メビウスの展覧会の公式サイトのようです。
「ENTRE」(入場)をクリックすると
別窓でインデックスページが開きます。
フラッシュで構成されているサイトで、
ページ最下段の「Cliquez pour continuer」(クリックして次へ進む)
とあるところをクリックするとインデックスページが表示されます。
ページの左下がメニューになっています。
「INFO VISITEURS」(会場へのアクセス)では、
会場、会期、開館時間、会場までのアクセス等が案内されています。
「MOEBIUS」(メビウス)では、
メビウスのバイオグラフィーと作品の画像が紹介されています。
ページ最下段のサムネイルをクリックすると
ポップアップで作品画像が紹介されるはずなのですが、
残念ながら画像紹介のページは
現在デッドリンクになってしまっているようです。
「ORGANISATION」(関連団体)では、
関連団体へのリンクが紹介されているようです。
「INFO PRESSE」(プレス・インフォメーション)では、
どうやらメビウスの代表作「ブルーベリー」シリーズの原作者である、
ジャン・ミシェル・シャルリエ(Jean-Michel Charlier)
のバイオグラフィーが紹介されているようです。
「Francais」(フランス語)をクリックすると、
フランス語でバイオグラフィーが表示されます。
同展はシャルリエがリエージュ生まれということから
企画されているもののようです。
「LIENS」(リンク集)は、リンク集です。
各出版社や映画『ブルーベリー』の公式サイト等が紹介されています。
残念ながら画像の紹介は極端に少ないですが、
これはこれで興味深いサイトでしょう。
● 「MOEBIUS INFINITO」
1998年にイタリアのヴェネツィアで開催されたメビウスの展覧会
「MOEBIUS INFINITO」の公式サイトのようです。
当然イタリア語で書かれているのでちょっとつらい所なのですが、
おそらく「MOEBIUS INFINITO」というのは「メビウス 無限」
というほどの意味なのでしょう。
ページの左側がメニューになっていて、
各テキストをクリックすると右側のフレームが変わるようになっています。
「home」は、
サイトのトップページでしょう。
「biografia」は、
メビウスのバイオグラフィーの紹介だと思います。
イタリア語で書かれているので残念ながらよく分かりません。
「mostra」は、
おそらく展覧会の案内ページなのではないかと思います。
移った右側フレームのページのなかの
「Illustrazioni」「Szione Cinema」「Sezione Venezia」
をクリックすると、
さらにページが移って画像の紹介ページになります。
サムネイルのクリックで画像が紹介されます。
ページ右端の丸い画像をクリックすると前のページに戻ります。
「stage」は、
会場案内ではないかと思います。
「links」は、
リンク集です。
残念ながらほとんどはデッドリンクになってしまっています。
なお、「Fumetti」というのはイタリア語で"漫画"のことです。
「mail」は、
クリックするとメールソフトが立ち上がります。
● 「opalebd.com」内「FESTI'BD>Fiches Auteur>GIRAUD alias MOEBIUS>Rechercher」
メビウスが描いた
ベデ・フェスティバルのポスターの画像が紹介されています。
サムネイルはクリックで拡大。
● 「opalebd.com」内「FESTI'BD」
ベデ・フェスティバルについて纏められているページのようです。
なかなか便利なページだと思います。
● 「Jodorowsky's DUNE」
幻に終わったホドロフスキー監督の映画『デューン』の
ファンサイトなのではないかと思います。
ページ最下段の
「La Maison Majeure」(主要コンテンツ)
とあるところをクリックすると、
インデックスページに移ります。
インデックスページは、
八つの三角形が集まった八角形から成っていて、
三角形ひとつひとつと中央の小さい八角形が
各コーナーへのリンクになっています。
それぞれをクリックすると各コーナーに移ります。
ページの下のほうにテキストでのメニューも用意されています。
「L'ART」(絵)は、
映画のデザイン画の紹介ページです。
作品の中の各勢力に分けて、六つのコーナーが用意されています。
リンクが貼られている各テキストをクリックしましょう。
メビウスはもちろんのこと、ギーガーやクリス・フォス等、
すばらしい作品が大量に紹介されています。
「HARCONNEN」(ハルコーネン家関係のデザイン作品)で紹介されている
ギーガーのデザインがイカします。
「LA VOIX」(発言集)は、
関係者のインタビュー紹介ページのようです。
いまのところ、
ベデ雑誌「METAL HURLANT」誌1985年1月号(第107号)の
特別付録に所載されているという
ホドロフスキー監督のインタビュー記事が紹介されています。
「LE FILM」(映画)は、
映画制作の経緯を紹介しているようです。
このコーナーのページの下の方にさらに見出しがあって、
「CHRONOLOGIE」(年表)と「FICHE TECHNIQUE」(リスト)が
用意されています。
後者は上映時間や公開日、各種クレジット等のリストです。
(当然仮のものですが)
「L'INCAL」(「ランカル」)は残念ながらまだ用意されていません。
「LIENS」(リンク集)は、
リンク集です。
かなり丁寧にリンクが集められていて、便利です。
「DESTINS」(バイオグラフィー)では、
映画関係者のバイオグラフィーが紹介されています。
「Jean 'MOEBIUS' GIRAUD」とあるところをクリックすると、
メビウスのバイオグラフィーのページに移ります。
バイオグラフィーのほか、映画のデザイン画が4枚紹介されています。
サムネイルはクリックで拡大。
「OEUVRES」(作品紹介)では、
関係各者の代表的な作品が紹介されています。
「SABLE」(砂)では、
関連ニュースが紹介されています。
「DUNE」(『デューン』)は残念ながらまだ用意されていません。
● 「mes photos」内「page 9」
メビウスの作品『CAUCHEMAR BLANC』(白い悪夢)が映画化された
ことがあるのですが、そのDVDのジャケットの写真だと思います。
● 同上内「page 10」
短篇ベデ『STARDOM STORY』の画像が紹介されています。
この作品に関しては全訳を用意しましたので、
くわしくは以下の記事を参照してください。
[
『STARDOM STORY』全訳]
ページ最下段で紹介さえているのは、
上記の『STARDOM STORY』でアナウンスされている
スターダム・ギャラリーの記事を掲載しているベデ雑誌の
表紙の画像ではないかと思います。
画像のすぐ上に書かれている説明文には以下のようにあります。
Autre pub de 3615 bd news qui reprends le meme visuel
本展の記事を写真入りで報じた「3615 BD NEWS」の表紙画像
● 同上内「page 11」
上段で紹介されているのは、
メビウスがデザイナーとしてかかわったウィンドウズ用の
CD-ROMゲーム『Pilgrim』の雑誌広告の画像のようです。
下段で紹介されているのは、詳細がよく分からないのですが、
スターダム・ギャラリー関連のカードのようです。
画像のすぐ上に書かれている説明文には以下のようにあります。
Carte de voeux pour la Galerie Stardom. pour 1995
ギャラリー・スターダムの要望票。1995年用。
「carte de voeux」(要望票)というのがよく分かりません。
いわゆる「お客様ご意見カード」のようなものなのでしょうか。
それとも、入場を希望する旨を記入するカードなのでしょうか。
● 同上内「page 12」
上段で紹介されているのは、
なんとメビウスデザインのテレフォンカードのようです。
ただし、説明文には以下のようにあります。
Est ce que ce sont des dessins de Moebius.
J'avoue m'etre toujours pose la question.
Des avis ?
メビウスのデザインだと思うんですけど、
未だによく分からないんですよね。
如何なもんでしょう?
メビウスのサインが入っていないのが難しいところだと思うのですが、
う~ん、これってメビウスの絵なんでしょうか。
ちょっと微妙だと思うのですが。
下段で紹介されているのは、
メビウスの展覧会のポスターの画像のようなのですが、
詳細は不明です。
説明文は以下のとおり。
Expo Moeb par l'asso Alien de Sollies.
Pas d'annee.
Une idee ?
「Alien de Sollies」で企画された
メビウス展のものだと思います。
年代は分かりません。
誰かご存知の方います?
● 同上内「page 13」
上段で紹介されているのは
サイン入りのメビウスの絵葉書のようです。
写っているのはメビウスです。
メビウスのサインは右下のものです。
絵葉書の裏(絵の部分)と
表(宛先を書く部分。展覧会のアナウンスが印刷されている)
の画像が紹介されています。
下段で紹介されているのは、
なんとメビウス直筆の代物のようです。
説明文は以下のとおり。
Fax d'excuse de Moeb ne pouvant etre la
pour l'inauguration d'une expo a Stardom
ファックスで送られて来たメビウスのお詫び状です。
スターダム社で開かれた展覧会の開会式に出席できない旨が
書かれています。
● 同上内「page 14」
「Figaroscope」という雑誌の表紙の画像のようです。
メビウスがイラストを担当しているようです。
説明文は以下のとおり。
Couverture du Figaroscope du 7 au 13 mai 1997
「Figaroscope」誌1997年5月7~13日号の表紙
描かれているのは
どうやら映画監督リュック・ベッソンの似顔絵のようなのですが、
う~ん、似ているっちゃあ似ているような気がしないでもありません。
下段で紹介されているのは、
どうやらCDの広告ではないかと思います。
説明文は以下のとおり。
Meilleure image de cette pub que sur les archives
広告に寄せられたトレビアンなイラスト。
コレクションより蔵出ししました。
● 同上内「page 15」
スターダム・ギャラリーで開かれた展覧会のヴェルニサージュの
招待状の画像が二枚紹介されています。
説明文は以下のとおり。
Invitations pour des expos a la galerie Stardom
ギャラリー・スターダムで開かれた展覧会への招待状。
● 同上内「page 16」
今回最大の問題作。
エログロセンス炸裂なので注意してください。18禁です。
説明文は以下のとおり。
Article de Newlook
lors de la sortie du Portfolio Histoire d'X
avec illustrations commentees par Jodo
et une interview
ポートフォリオ『Histoire d'X』出版を記念する
「Newlook」誌の記事です。
ホドロフスキーのコメントが付いたイラストと、
インタビューが掲載されています。
インタビューのほかに
ポートフォリオ『Histoire d'X』からと思われる
作品の画像が大サイズで大量に紹介されているのが
うれしいところですね――と書こうとしたのですが……、
いや、うれしいかどうかは微妙と言うか何と言うか、
い、痛そぉ~。
● 同上内「page 17」
上段で紹介されているのは、音楽祭の広告のようです。
説明文は以下のとおり。
Une petite pub papier avec un dessin
qui a l'air inedit.
メビウスのイラスト入りの小さい広告です。
たぶん公開されるのはこれが初めてなんじゃないかと
思います。
下段で紹介されているのは、
ベデ・フェスティバルのポスターと、
なんとメビウスのイラストの切手の画像のようです。
説明文は以下のとおり。
Un meilleur visuel de la CP de Sollies + le timbre
CP de Solliesのベデフェスティバルのポスターの画像です。
イラストがすばらしいです。
あと、切手の画像も。
● 同上内「page 18」
「MOEBIUS GROOVE」という名の映画に関するイベントの
広告の画像が紹介されているようですが、詳細は不明。
● 同上内「page 19」
「Starfix」という雑誌に掲載された
メビウスのインタビュー記事の画像のようです。
説明文は以下のとおり。
Une tres vielle interview de Moeb en 1987 dans Starfix
1987年の「Starfix」誌に掲載された
メビウスのインタビューです。
ずいぶん昔の記事です。
ざっと目を通してみましたが、
映画監督ジョージ・ルーカス(George Lugas)や
『スター・ウォーズ』(Starwars)に関する発言もあるようで、
かなり興味深い記事のようです。
追々和訳を用意したいと思います。
● 同上内「page 20」
スターダム・ギャラリーでの展覧会の
ヴェルニサージュの招待状の画像です。
● 同上内「page 21」
メビウスの直筆サインが何点か紹介されています。
フランスではこういうイラスト付きのサインのことを
「dedicace」と呼んでいるようです。