フランスのテレビ局が開設している漫画の特集サイトの
紹介記事のための準備稿です。
● 「france 5.fr」内「les rencontres de la BD」
今回は、「漫画資料集」のコーナーの「漫画」作品一覧の続きです。
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《Fantastique - Science fiction(ファンタジー、SF)》
Parasite
寄生獣(パラサイト、寄生生物)
Gunnm
銃夢(ガンム)
*「Gunnm」は、原作に併記されているアルファベット表記を
そのまま使ってあるものです。
Nausicaa
風の谷のナウシカ(ナウシカ)
Akira
AKIRA(原題表記そのまま)
Akira
Katsuhiro Otomo
Ed. Glenat,
1991-98 (ed. couleurs) 7 volumes /
1999-2002 (N&B) 6 volumes
144 pages (couleurs) / 368 pages (N&B)
- 14,99 euros / 12 euros
『AKIRA』
大友克洋
グレナ社
カラー版、全7巻、1991~98年発行。
モノクロ版、全6巻、
(内、カラー144ページ。モノクロ368ページ)
1999~2002年発行。
14.99ユーロ(約2000円)/12ユーロ(約1600円)。
Inspire de l'oeuvre de Philip K.Dick,
Akira a permis au grand public francais
de decouvrir l'univers du manga.
Auteur insolite et nom incontournable de l'animation japonaise
- Akira a ete adapte en 1988 au cinema -
K. Otomo signe une oeuvre incontournable.
Pour un public ado/adultes.
『AKIRA』は、
われわれフランス人に日本の「漫画」のすばらしさを知らしめた、
偉大なる作品だ。
フィッリップ・K・ディックの影響がうかがわれる本作は、
1988年に作者本人の手によってアニメ映画化もされている。
大友克洋は、
いまや日本アニメ界を代表する偉大なる作家として、
変幻自在の活躍を見せつつも、独自の境地を切り拓いている。
お子様にはお勧めできないが、
『AKIRA』は、今なお尽きせぬ魅力をたたえている、
大人にこそ楽しんでもらいたい一作だ。
*「ベデ」欄ですでに紹介済みながら、
「漫画」としても紹介されています。
しかも解説文は「ベデ」欄とは別のものが用意されています。
フランス人にとって『AKIRA』は
かなり特別な意味をもつ作品のようです。
《付記》
『風の谷のナウシカ』の解説文も訳出しておきたいのですが、
それはまた明日。