メビウスが新作『ブルーベリー ダスト』について語っている
インタビュー動画をご紹介します。
◆ DARGAUD社公式サイトとインタビュー動画
● 出版社DARGAUD社公式サイトの「Interview de Giraud」
DARGAUD社のサイトは
今年の4月にレイアウトを大幅に変更しているので、
注意してください。
インタビュー動画は全部で10個に分かれています。
ページ下段左側の、
「1」「2」「3」「4」「5」と番号が振られている
横長の長方形をクリックしてください。
その右側のコーナーで動画が始まります。
ページは全部で2ページに分かれています。
「6」以降の動画を観るばあいは、
「1」の上にある「page 1/2 [>]」とあるところの、
[>]型のボタンをクリックして下さい。
その下のコーナーが入れ替わって、
「6」~「10」の長方形が現れます。
動画が映し出されるコーナーの画面の下にあるボタンで、
動画の再生、停止、頭出しが出来るようになっています。
「|<」は頭出し、
「>」は再生、
「||」は停止、
です。
動画の内容は、
『ブルーベリー ダスト』の出版に際して行われた
記者会見の模様を伝えるもののようです。
いろいろなテーマに沿ってメビウスが語っています。
◆ 当該ページの和訳
ページ内のテキストを訳しておきましょう。
三段目の「INTERVIEWS」のコーナーから下のテキストです。
>>INTERVIEWS
インタビュー集
*ここをクリックすると、
「インタビュー集」のコーナーの表紙ページに移ります。
メビウスはテキストのみのインタビューがもう一つ用意されているほか、
ベデ作家たちのインタビューが大量に用意されています。
「Bilal」(エンキ・ビラル)のものもあったりします。
Interview de Giraud
インタビュー:ジロー
*メビウスは作品によって二つのペンネームを使い分けています。
DARGAUD社から出版されている「ブルーベリー」シリーズを制作する時は、
本名でもある「Jean Giraud」(ジャン・ジロー)を使っています。
それ以外の、おもにSF作品を制作するときには、
「Moebius」(メビウス)を使います。
基本的に、この二つのペンネームを同時に使うことはありません。
厳密に言うなら、
「ジャン・ジロー・メビウス」という名前の作家は存在しないわけです。
映画などにおいてデザイナーとしてクレジットされる場合にのみ、
「Jean "Moebius" Giraud」と表記される場合があるようです。
(姓と名の間にニックネームをはさみ込む語法に倣っているのでしょう)
二つのペンネームを使い分けるこの一人の作家を指すためには、
「Jean Giraud alias Moebius」(ジャン・ジロー、別名メビウス)
というように表記される場合が多いように思います。
Conference de presse de Jean Giraud, a
l'occasion de la parution de l'album "Dust".
En partenariat avec France 5
アルバム『ブルーベリー ダスト』の発売に際しての、
記者会見の模様をご紹介します。
(制作協力:France 5)
avril 2005
2005年4月
[france 5.fr]
*テレビ局「france 5」の公式サイトのバナーです。
僕の環境(Win+Firefox)では
クリックしても公式サイトは開きませんでした。
画像が貼ってあるだけなんでしょうか。
> Giraud Jean
ジロー、ジャン
*クリックするとメビウスの紹介ページに移ります。
欧米諸国のように、「名・姓」の順で名前を表記する国では、
たとえば電話帳のように姓名をリストアップする際に、
「姓、名」というように順序を逆にしてリストアップします。
(姓に沿って検索できるようにするためです)
ここでもそれに倣(なら)っているのでしょう。
10 video(s)
ビデオ(10個)
page 1/2 [>]
1ページ目(全2ページ) [>]
*インタビュー動画は全2ページにわたって紹介されています。
ここの[>]型のボタンをクリックすることで、
つぎのページに移ることが出来ます。
1 Les indiens
1 インディアンたち
2 Les indiens suite
2 インディアンたち(続き)
3 Moebius
3 「メビウス」について
4 Moebius
4 「メビウス」について
5 Le scenario
5 シナリオ
6 Le scenario suite
6 シナリオ(続き)
7 Apres DUST
7 『ダスト』の次は?
8 Apres DUST suite
8 『ダスト』の次は?(続き)
9 La technique
9 テクニックについて
10 La technique suite
10 テクニックについて(続き)
*「suite」(続き)とありますが、
偶数番号の動画は、そのすぐ前の動画とまったく同じ内容のようです。
(たとえば、「2」と「1」の内容はまったく同じです)
転送量の軽減を図っていたりするのでしょうか。
いずれにしろ、結局全部で5種類の動画が用意されているだけですので、
奇数番号の動画だけ観れば充分です。
*動画が映し出されるコーナーの下のほうにも
テキストが表示されていますが、
これは
「フラッシュの最新バージョンがインストールされていないと、
動画を観ることは出来ませんよ」
というほどの内容です。
「Telechargement」(ダウンロード)
とあるところをクリックすると、
フラッシュ・プレイヤーのダウンロードページが別窓で開きます。
(ちゃんと日本語のページが開きます)
その右横にある手紙のアイコンの
「Envoyer」(メールで送る)
とあるところをクリックすると、
このページのURLをメールで知らせるためのページに移ります。
《付記》
動画の内容については、
あいかわらずヒアリングが追い付かないという感じなんですが、
以前よりは聴き取れる単語の数が増えたような……。
(増えてないような……)
-3点から-2点くらいにはなったかなぁ(ヒアリングの点数が)。
それにしても、
漫画の単行本を出版したくらいで記者会見を開くって、
メ、メビウスってそこまで凄いのか?!