まず最初に言っておきましょう。
『ハウルの動く城』特別収録版DVDに収録されている
宮崎駿とメビウスの対談動画は、
ネット公開版よりも短くなってしまっています。
ネット公開版には含まれているのに
DVD収録版でカットされている内容がいくつかあります。
メビウスだけではなく宮崎駿のファンの方にも、
僕はぜひともネット公開版を楽しんで頂きたいです。
[
メビウス&宮崎駿の対談動画6種]
本稿は『ハウルの動く城』特別収録版DVDのレポートです。
メビウス関連の情報のみを扱います。
◆ 特典映像、対談の内容
フランスの漫画家メビウスと宮崎駿の対談動画は、
『ハウルの動く城』特別収録版DVDのディスク4に収録されています。
メビウスについて今回はじめて知った方のために、
とくに宮崎駿との関係を中心に簡単に紹介する記事を用意してみました。
以下の記事を参照してみてください。
メビウスの娘の名前を知ったら、きっとびっくりすると思いますよ。
[
『ハウルの動く城』DVDでメビウスを知った方へ]
DVDに収録されている対談動画は大きく二つのパートに別れています。
前半は、2004年12月からパリで開催されていた
「宮崎駿―メビウス」展の簡単な紹介で、
二人が展覧会の会場を実際に見て回る様子の動画などが紹介されています。
[
「宮崎駿―メビウス」展関連記事インデックス]
じつはこの動画もすでにネットで公開されているものです。
[
動画:展覧会でのメビウスと宮崎駿+フランスでの『イノセンス』紹介]
ネット公開版には字幕等は入っていませんが、
DVD収録版には、宮崎駿がメビウスに制作方法を訊いて、
メビウスが、手で描いたあとフォトショップで彩色します、
という風に答えている様子が字幕つきで紹介されています。
後半は対談動画ですが、
先述のとおりネット公開版を若干簡略化した内容になってしまっています。
僕はフランス語の勉強になるので良いのですが、
もしこの対談のためだけにDVDの購入を考えている
メビウス・ファンの方がいらっしゃるなら、
無理をしてまで買う内容ではない、とお伝えしておきましょう。
◆ DVD版より詳しいネット公開版対談動画
宮崎駿とメビウスの対談の動画はすでにネットで公開されているものです。
しかもネット公開版には
DVD収録版ではカットされてしまっている内容がいくつか含まれています。
ぜひともネット公開版をチェックしてみてください。
作品に登場する流れ星について二人がどう語っているのか、
とても興味深いとは思いませんか?
[
メビウス&宮崎駿の対談動画6種]
*DVD版に含まれていない箇所は
青色で示してあります。
訳文はDVD版の字幕を参照して改訳してありますが、
フランス語の解釈についてあえてDVD版には従っていない箇所があります。
なお、DVD収録版の訳文は、
字幕という性質上内容が簡略化されたものになっています。
言い淀みや繰り返しなどは
すべて要約された形で字幕が作られているようです。
◆ 購入方法について
発売前の商品を予約購入する場合はアマゾンは信用できない、
という経験のもと、
僕は今回はあえてセブンドリーム・ドットコムを利用しています。
実際に利用してみた結果についても簡単にレポートしておきましょう。
予約購入に関する各種サービスの比較については、
以下の記事を参照してください。
[
『ハウル』DVDをどこで買うべきか?]
*発売前の商品の予約購入に関して、
アマゾンのサービスには非常に問題があると思っています。
僕以外にも、被害に遭われた方のレポートが
ネット上に数多く公開されています。
僕は各種サービスを比較検討した結果として、
アマゾンの代わりにセブンドリーム・ドットコムを利用してみたのですが、
結果的には非常に満足できるサービスでした。
商品が期日に確実に届くのはもちろんのこと、
(この点に関しては、むしろアマゾンのサービスが酷すぎると思います)
最寄のセブンイレブンで自分の好きな時に受け取ることが出来る、
というのは思いのほか便利です。
アマゾンは宅配業者によって届けられるので、
自分の好きな時間に届けてもらうことが出来ません。
一旦受け取り損ねたらまた宅配業者の人に来てもらわなければなりません。
それに比べると、近くにセブンイレブンがありさえすれば
確実に自分の好きな時間に商品を受け取ることが出来るというのは、
思っていた以上に便利でした。
受け取りが可能になるのは当日の朝7時からです。
とくに予約した新商品を発売日に確実に入手したい場合は、
セブンドリーム・ドットコムは非常に便利なサービスだと思います。
えーと、あとは、
セブンドリーム・ドットコムの価格も十分安いのですが、
アマゾン並みにあと200円安くなれば本当に完璧だ、と思っていたり……。
《付記》
じつはまだ本編のDVDは未チェックだったりするのですが、
さっそく対談の私訳の訂正に取り掛かりたいと思います。
なるほど、字幕ってここまで簡略化して訳しちゃうんだ。
しかもあれくらい思い切って意訳しちゃって良いんだ。
勉強になったっす……。
《メモ》
いずれ訳します。
http://www.arte-tv.com/fr/cinema-fiction/Le_20cin_C3_A9ma_20d_27animation_20asiatique/Exposition_20_22Miyazaki-Moebius_22/718272,CmC=718318.html
http://whatever.say.jp/program/snap_shot/site/11321427157700/