「宮崎駿-メビウス」展公式サイト全訳 「美術館」

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LA MONNAIE DE PARIS

UN ECRIN POUR LES DESSINS

Eleve en 1768 au coeur de Paris face au Louvre
l'Hotel de la Monnaire a ete constuit sous Louis XV pour
abriter l'administration des Monnaies et Medailles.
Aujourd'hui, ce haut-lieu est l'heritier du savoir-faire des
maitres graveurs, fondeurs d'art et monnayeurs et
a recu la charge de la fabrication de l'Euro.
Ce palais qui s'ouvre au premier etage devoile une imposante suite de
salons dits 《du bord de l'eau》
attenant a une vaste salle d'apparat a laquelle
on accede par un grand escalier d'honneur.
Les salles qui offrent une vue sur la Seine
forment un parcours ideal pour magnifier
les oeuvres des deux artistes,
exposees en parallele au coeur de ce musee,
qui deviendra pour l'occasion l'ecrin de leurs dessins.

パリ造幣局

漫画の宝石箱へようこそ

造幣局は、パリの中心部、ルーブル美術館に面する場所に、
貨幣や勲章などの管理を目的に、
ルイ15世によって1768年に建造されました。
今日では、彫板、精錬、鋳造のすぐれた技術後継者たちの集う場として、
ユーロ貨幣発行の責務を全うしています。
この建造物の二階では、じつに数多くの美術展が開かれてきました。
それは、ルーヴル美術館のあの大正面階段を登って、
壮麗かつ広大な展示室の数々を訪れた人々によって、
「美を守る河岸」と呼び習わされてきました。
展示室の窓からは、セーヌ川の眺望を楽しむことも出来ます。
これらの展示室を巡ることで、あなたはきっと、
二人のアーティストの数々の作品に魅了されることでしょう。
これらの作品は、美術館の中心部に平行するかたちで展示される予定です。
さあ、あなたも、漫画の宝石箱を開けに来てください。


《注》
1　ルーヴル美術館の
　「grand escalier d'honneur（大正面階段）」というのは、
　サモトラケのニケが展示されている一階正面階段（ダリュの階段）
　のことと思われます。
　●　ルーヴル美術館公式サイト（日本語）
　●　同サイト内、サモトラケのニケの解説ページ
　●　同サイト内、サモトラケのニケのヴァーチャル・ツアー（重いです）
　　　（3階>サモトラケ島の勝利の女神像>QuickTimeのアイコンをクリック）
　ルーヴル美術館とパリ造幣局の位置関係については、
　下記のサイトを参照してみてください。
　●　Carte des Monuments & Muse'es de Paris
　　　(1)がルーブル美術館、(15)がパリ造幣局美術館です。
　●　パリ造幣局公式サイト内の地図
　　　ページ下部、小さい地図の、黄色く丸のしてあるところがパリ造幣局、
　　　その北側、「Seine（セーニュ）」川をはさんで対面している建物が、
　　　ルーヴル美術館です。
　　　「Quai du Louvre（ルーヴル河岸）」と書いてあります。
　ルーブル美術館からパリ造幣局美術館を望んだ姿については、
　以下のサイトが参考になります。
　●　ルーヴル美術館公式サイト内、ルーヴル美術館からセーヌ川を望む
　　　ヴァーチャル・ツアー（重いです）
　上のサイトのクイックタイムの画像の橋
　（カメラの視点が据えられているまさにその橋）は、
　どうやら「Pont du Carrousel（カルーゼル橋）」であるようです。

　●　Electric Samurai > QuickiTime VR
　上のサイトの「ポン・ヌフ橋（一）、（二）」で、セーニュ川から望む
　パリ造幣局の姿を確認することができます。

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2　「《du bord de l'eau》」は直訳すると、
　「水際」というような意味になるのですが、
　ここでは、コンティ河岸に建つというパリ造幣局のことを、
　特別な意味を込めて呼んでいるのでしょう。
　美術の分野などでちゃんとした定訳がありそうなのですが、
　見つけることが出来ませんでした。

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