荒木割りの分析を読んでいただきありがとうございます。
サイトにアップしたての頃はほとんど反応がなかったので、
「やっぱ長すぎたかなぁー、
内容も複雑だし、
あーいうのって誰にも読んでもらえないのかも……」
などと隅っこの方でイジけていたので、
ここに来て急に多くの方に読んで貰えるようになって本当にうれしいです。
頂いたご連絡への返信です。
遅れてしまってすいませんでした。
[
荒木飛呂彦のコマ割りの原理 - その4]のコメント欄参照。
>ばいおさん、showwayさん
僕の書き方が悪かったのですが、
そういう誤解を受けるかもしれないなぁ~と
ずっと気になっていました。
良い機会なのでちょっと付け足してみました。
[
荒木飛呂彦のコマ割りの原理 - 追記]を読んでもらえると助かります。
君がッ 読むまで
殴るのをやめないッ!
>ほふほふさん
……いや、その、えーと、……飛躍のしすぎだと思います。はい。
「フレスコ画の事か?」
「知ってんだよオオォォッ!!
国語の教師か うう…うう… うおお おっ おっ
オメーはよォォォォ」
>novkovさん
出た。あれですか、いま「画角」が来てるんですか。
そんなに「画角」って魅力的なんですか。
みんな「画角」に夢中ですか。
え? ぼく?
し、しし、知ってますよぉー、画角、画角、
いやぁ~画角っていいですよねー、
や、焼いて食べると美味しいですよ、ねぇ~、ははっ。
管理人は…
管理人は 本当はまじめに答えようとしているのかもしれない…
それも… 街のゴロツキ相手ならいい…
しかし! この訪問者に対しては完全にういてしまっている
遠吠えする負け犬のように
悲しいほどこっけいに見えるッ!
>泥坊主さん
やばい……、適当に数えたのがバレる……。
フン! くだらんな~~~~
荒木割りの正確な数なんてな~~~~~~っ
この管理人の目的はあくまでも「おおまか」!
あくまでも「てきと~」にやること!!
学者のような研究者になるつもりもなければ
評論家でもない……
どんな手をつかおうが…………最終的に…
面白ければよかろうなのだァァァァッ!!
>ドブチさん
おお! ありがとうございます。
じつは荒木飛呂彦のインタビュー類は
ほとんどまったくチェックしていないので、
問題のインタビューもまったく知りませんでした。
(さらにじつは、
『ジョジョ』も全巻そろえていなかったりして……)
こんど図書館に行ってバックナンバーをチェックします。
くわしくは[
荒木飛呂彦のコマ割りの原理 - 追記]を
参照していただきたいのですが、
今回の分析については、
そもそも作者の意図は関係ないと考えています。
また、じつは丸ゴマについても分析したいと考えていて、
アイデア自体はあるのですが、
文章にまとめるまでには至っていません。
まだ詳しくはいえないのですが、
「見えない角度にいる人物の表情を説明するのに使う」というのは、
丸ゴマが孕(はら)んでいる可能性のごく一部でしかない、
というのが僕の考えです。
さらに、
オノマトペの「ゴゴゴ」とか(いま用例を採っているところです)、
第六部の時が一巡するネタだとか、
見開きページぶち抜きのコマの更なる可能性とか、
カメラ位置の分析だとか、
日本の「漫画」とメビウスのベデの比較とか、
もぉー、とにかくアイデアだけはたくさんたくさん有るのですが、
文章にまとめる時間がとれなくて悔しい思いをずっとしています。
みなさんに褒めていただけること自体は非常に嬉しいのですが、
じつは結構だましだまし書いた考察なので、
こういったツッコミは本当にありがたいです。
今回いただいたコメント類のなかでもっとも嬉しいものでした。
ともあれインタビューはチェックせねば。
(『ジョジョ』も全巻そろえねば)
ドブに捨ててあったブチ猫さんッ!
あなたの命がけの行動ッ!
ぼくは敬意を表するッ!
>おしんさん
人生を狂わされたクチと見た。
「次のおまえのセリフは
『なんで人生のことがわかったんだこの野郎!』という!」
「なんで人生のことがわかったんだこの野郎! ハッ!」
>ばばさん
興味深いご指摘ありがとうございます。
じつは荒木割りの確認は第五部までしかやっていません。
第六部以降は単行本を持っていないんです。
さっそくSBR第1巻を買ってきました。
たしかにご指摘のとおり、
8p(#1見開き扉絵の次ページ)と
39p(#1スティールの・ボール・ランの記者会見の開始場面)
(微妙な例として89p - #2最終ページ)
以外に荒木割りは無いようです。
ひとまず思いついた説明としては以下の二つです。
1, 統合/拡大ルールによって判別が困難になったから
統合/拡大ルールよって外線がページの端をはみ出てしまうと、
ななめルールと荒木割りの判別が付かなくなってしまいます。
SBRはこういった例が非常に多いように思います。
ほとんどのコマが基準線をはみ出てしまっているため、
ページ数がほとんど振られていません。
(ページ数が振られているのは121pのみ)
“ページ全体が傾く”効果があがっている例は結構あるように思いますが、
(84~85p - スリが自分に拳銃を向ける場面、
152~153p - #4最終ページ、
173p - アブドゥルがジャイロに二度目の体当たりをする場面、
174~175p - ジャイロが馬上から鉄球を投げる場面、など)
前述のとおり外線がないので判別がつきません。
ページ全体が傾く効果があがっているか否かは主観的な判断を免れないので、
他人に検証可能なかたちで分析するためには
あくまで外線の性質に拠らなければなりません。
(第五部以前も、同様の例は荒木割りとしてはカウントしていません)
判別不能な例が多いため、
見かけ上の荒木割り数が減ってしまっているのかも知れません。
2, 時の一巡によってシリーズが一旦リセットされているから
第六部の最後で作中時間が一巡し、
SBRではシリーズが一旦リセットされています。
このことと荒木割りの減少が関係しているのかも知れません。
統合/拡大ルールによる荒木割りの判別不能化以前に、
全体的に定型的なコマ割りが多いように思います。
作者が意図しているのかどうかは分かりませんが、
この“シリーズのリセット”が、
“コマ割りのリセット”としても働いているのかも知れません。
ただし、このことを説得的な分析として述べるためには、
そもそも時の一巡ネタとは何なのかを分析する必要があります。
上記のドブチさんへの返信でも触れたとおり、
じつはこの問題についてもアイデアだけは思いついているのですが、
残念ながら文章にまとめるまでには至っていません。
1はそもそも検証不能なアイデアなので、やはり2でしょうが、
いずれにしろ、少なくともSBRが完結するまでは何も言えない、
というのが現状です。
ともあれ、ご指摘自体は本当に助かりました。
こんなもんで
あぁ~~イイッすかねェェェェェーー~ と
>俺の名は(ryさん
あー、いや、じつは「ペイジ」は単に表記のゆれです。 ビン
好きな作家がそういう書き方をするので引きずられました。 ビン
書いてから「しまったなぁ~」と思っていました。 ビビン
管理人になど
誇りある我が名を
教える必要なし! パバァーーッ
あと、荒木飛呂彦のファンの方には
次の記事も楽しんで貰えるのではと思います。
[
エンキ・ビラルと荒木飛呂彦 ~リトル・フィートは誰がつくったか?]
┏━┓
┃め┃「メビウス・ラビリンス」管理人
┗━┛
サイトの更新自体は停止してしまっているので、
ご連絡をいただいても返信できないかもしれません。
(ごめんなさい)
あらかじめご了承ください。