タダでオンラインでメビウスの作品を読むためのリンク集です。
メビウスの画像をまとめて大量に見ることのできるサイトのリンクを
集めてみました。
全部で七つのサイトを紹介してあります。参照してみて下さい。
(1)出版社公式ページ
出版社公式サイトの魅力はなんといっても画質の高さでしょう。
紙に印刷されているものよりもはるかに発色が良いものばかりです。
そのためサイトは重いものばかりですが、
メビウスの絵の美しさを堪能するには一番でしょう。
●
Moebius-plus(復活版)
メビウスの作品を出版しているStardom社が作成したメビウスの公式サイト。
商品の宣伝のために、
扱っている商品の画像の一部を公開しているサイトです。
フラッシュを使った簡単なアニメもあります。
トップページの「GIRAUD」もしくは「MOEBIUS」をクリック
(どちらも同じページに飛びます)→
左右の「MOEBIUS」と「GIRAUD」に触れると各タイトルが出てくるので
(それぞれ「NAPLES」~「IMPRESSIONS」と「BLUEBERRY1~3」)、
それら各タイトルを順次クリックして行ってください。
真中に画像が現われます。
『NAPLES』と『IMPRESSIONS』をクリックすると、
別窓でフラッシュによる簡単なアニメが出てきます。
オススメはフラッシュアニメの二つと、『MONTROUGE』、
『MOEBIUS DREAMS』、『EIGHT DAYS JOURNAL』、
『POSTERS/AFFICHE』などです。
●
Moebius-plus(旧)

上記のサイトの旧バージョンです。
ページ中央の二人の男
(ブルーベリーとアルザックという、
メビウスの作品の有名なキャラクターです)
が背中あわせに並んでいる絵をクリックしてください。
インデックス・ページに移ります。
ページの左側に縦に三つならんでいるアイコンが
サイトのメニューです。

下の二つのアイコンをポイントして見てください。
出てきたテキストはメビウスの作品の題名です。
テキストをクリックすると、その作品の画像紹介ページに移ります。
ちょっと重いですが、
ページ上段に横にサムネイルが表示されるようになります。
サムネイルをクリックすると、
ページの中央に拡大画像が表示されます。
オススメは「STARWATCHER」、「MOEB DREAMS」、
「JIMI HENDRIX」です。
次に紹介するLES HUMANOIDES ASSOCIES社の紹介画像が
どちらかというとリアリスティックなものであるのに対し、
Stardom社のものはパステルカラーを多用した
不思議な感じのする絵が多いです。
●
LES HUMANOIDES ASSOCIES社サイト内の
メビウスのビブリオグラフィーのページ

右の「Chez les Humanoides Associes」とあるところのメニュー内のリンクから、
メビウスの各作品の紹介ページに飛ぶことができるようになっています。
各作品の紹介ページに飛んだら、左上の「Images」をクリックしてみて下さい。
右に画像のサムネイルが表示されます。
あとはサムネイルをクリックすれば別窓で大きいサイズで観ることができます。
画像の紹介がある作品は以下のものです。
『Chaos』
『Chroniques Metalliques』
『Apres l'Incal / 1-Le Nouveau reve』
『L'Incal / 1-L'Incal Noir』
『L'Incal / 2-L'Incal Lumiere』
『L'Incal / 3-Ce qui est en bas』
『L'Incal / 4-Ce qui est en haut』
『L'Incal / 5-La Cinquieme Essence -1 Galaxie qui songe』
『L'Incal / 6-La Cinquieme Essence -2 La Planete Difool』
『Le Coeur couronne / La folle du sacre coeur - l'Integrale』
『Arzach』
『Le Garage hermetique』
『L'Homme du Cituri』
紹介画像は各2ページづつ。
『Arzach』だけ3ページです。
『Le Garage hermetique』が2ページともモノクロ、
『Chaos』と『Arzach』がそれぞれ1ページだけモノクロであるほかは、
すべてカラー画像です。
(
『Le Coeur couronne / La folle du sacre coeur - l'Integrale』は
2ページともモノクロですが、
これはフルカラー作品をモノクロで再販しているものです)
オススメは
『Apres l'Incal / 1-Le Nouveau reve』、
『L'Incal / 1-L'Incal Noir』、
『L'Incal / 5-La Cinquieme Essence -1 Galaxie qui songe』、
『Arzach』、
『L'Homme du Cituri』などです。
*
『L'Incal / 1-L'Incal Noir』の
和訳を用意してあります。
くわしくは
[『L'Incal 1』和訳]まで。
トップページ→
■
バンド・デシネの大手出版社Humanoides Associes社のサイト。
メビウスのほかにもいろいろな作家のアルバムを扱っています。
「Actu」は基本情報、更新情報など、
「Nouveautes - Deja en librairie」は既刊情報、
「Nouveautes - A praitre」は新刊情報、
「HumanoScope」は各種特集、
「HumanoClub - Humano Talk」はベデ作者のインタビュー記事、
「HumanoClub - Goodies」は壁紙のダウンロード・サービスです。
特に壁紙サービスは必見。残念ながらメビウスの壁紙はありませんが、
エンキ・ビラルなど有名ベデ作家の壁紙が用意されています。
右下の「Suite」の左右にある三角印をクリックすると
ページを変えて行くことができます。
●
Le Monde d'Edena(エデナの世界)

出版社casterman社が作った、
メビウスの作品『Le Monde d'Edena』シリーズの紹介サイト。
「ALBUMS」をクリックすると
作品紹介のページに飛びます。
上のほうの「sur l'etoile」~「les reparateurs」をクリックすると
各作品の紹介ページに移ります。
また、「VOYAGES」をクリックすると、
ecardのページに飛びます
(ecardについては、次に紹介する
casterman社のサイトの説明を参照)。
ここにある「SUR L'ETOILE」~「SRA」が各巻のサブタイトルです
(「REPARATIONS」と「LA PLANETE ENCORE」については後述)。
サブタイトルをクリックすると各作品のecardのページが別窓で開きます。
画像をクリック、もしはその下にある
▽
■■■■■■>
という感じインデックスの四角印をクリックすると
他の画像を表示することができます。
次に紹介するcasterman社内の『Le Monde d'Edena』紹介ページと合わせて、
以下に示してみます。
『Le monde d'Edena, tome 1 - Sur l'etoile』
1)
『Le Monde d'Edena』内作品紹介ページ
2)
casterman社サイト内作品紹介ページ
3)
『Le Monde d'Edena』内ecardのページ
『Le monde d'Edena, tome 2 - Les jardins d'Edena』
1)
『Le Monde d'Edena』内作品紹介ページ
2)
casterman社サイト内作品紹介ページ
3)
『Le Monde d'Edena』内ecardのページ
『Le monde d'Edena, tome 3 - La deesse』
1)
『Le Monde d'Edena』内作品紹介ページ
2)
casterman社サイト内作品紹介ページ
3)
『Le Monde d'Edena』内ecardのページ
『Le monde d'Edena, tome 4 - Stel』
1)
『Le Monde d'Edena』内作品紹介ページ
2)
casterman社サイト内作品紹介ページ
3)
『Le Monde d'Edena』内ecardのページ
『Le monde d'Edena, tome 5 - Sra』
1)
『Le Monde d'Edena』内作品紹介ページ
2)
casterman社サイト内作品紹介ページ
3)
『Le Monde d'Edena』内ecardのページ
『Le monde d'Edena, tome 6 - Les reparateurs』
1)
『Le Monde d'Edena』内作品紹介ページ
2)
casterman社サイト内作品紹介ページ
3)なし
一応リストには挙げておきましたが、2)は1)と完全に重複しているので、
特に見る必要はないと思います。
オススメは
『Le monde d'Edena, tome 4 - Stel』のecardと
『Le monde d'Edena, tome 5 - Sra』のecardです。
「REPARATIONS」と「LA PLANETE ENCORE」については、それぞれ
『Le monde d'Edena, tome 1 - Sur l'etoile』の紹介ページ
『Le monde d'Edena, tome 6 - Les reparateurs』の紹介ぺージ
に名前が見えますが、詳しくはよく分かりません。
「REPARATIONS」は『Le monde d'Edena, tome 1 - Sur l'etoile』が
全体で二つのパートに分かれているうちの第一部の題名なのかもしれません。
●
Casterman社サイト内のメビウス紹介のページ(全2ページ)
1ページ目
2ページ目
(↓一見、ただの風景画のように見えますが……。くわしくは→
■)

下の方の「les albums de Jean Giraud (Moebius)」の下に
メビウスの各作品のリストがあり、
各タイトルをクリックすることで各作品の紹介ページに飛ぶことができます。
作品紹介ページでは表紙のほかに
1ページだけ画像を紹介しているものがありますが、
発色があまり良くなく、とりたてて見るべきものは無いように思います。
ここで見るべき
オススメは、なんといっても「ecards」。
メビウスのアルバムからいくつか絵を切りとって、
カード仕立てにしてあるもののようです。
サムネイルをクリックすると別窓でカードを観ることができます。
『Le monde d'Edena(エデナの世界)』シリーズのecard
『Jim Cutlass』シリーズのecard
簡単なフラッシュアニメもあります。これがけっこう楽しいです。
『Le monde d'Edena』のecardについては、
上で紹介した『Le Monde d'Edena』のページ内のecardと
重複しているものがいくつかあるようです。
トップページ→
■
出版社casterman社のサイト。
バンドデシネのほか、jeunesse(子供向け)の絵本なども扱っているようです。
(2)個人サイト、その他
●
Exposition a Montrouge(モンルージュの展覧会)

「Galerie virtuelle : 17 planches de Moebius numerisees
(ヴァーチャル・ギャラリー:デジタル版メビウスの17枚の絵)」
とあるところをクリックすると次のページに飛ぶことができます。
[Moebius - Galerie virtuelle](メビウス - ヴァーチャル・ギャラリー」
↑
オススメ
絵をクリック→
あとは>>印をクリックして行くことで次の絵に飛ぶことができます。
17枚の絵が全12ページにわたって紹介されています。
セリフなどはありませんが、連作としてストーリー仕立てになっているようです。
絵は、ポートフォリオ『Mystere Montrouge(モンルージュの秘密)』から
引いてきているようです。
「メビレンジャー」作品レビューページによると
このポートフォリオは全12枚なので、
それが丁度12ページに相当しているのでしょう。
つまり、なんと
『Mystere Montrouge』のすべての絵を観ることができる
ということになります。
また、上に紹介したStardom社のサイト
「Moebius-plus」でも
「Montrouge」としておなじ絵が3枚紹介されています。
Montrougeは地名。パリの南に隣接する市の名前です。
直訳すると「紅色の山」というような意味になります。
ここでは架空の街の名前として使われているのでしょう。
このページにはさらに、下のほうに
「L'interview exclusive de Moebius pour Fluctuat
(「Fluctuat」独占メビウスのインタビュー)」
とあったりします(Fluctuatはこのサイトの名前です)。
トップページ→
■
Fluctuatはラテン語で「ただよう」という意味。
個人サイトではなく商業サイトのようですが、詳しくはよく分かりません。
●
Moebius / The Long Tomorrow ←
オススメ
(↓表紙画像、くわしくは→
■)

メビウスの『The Long Tomorrow』という作品の中の
1エピソード全部をまとめて読めるページ。
かぎりなく違法くさいですが、やはりかなりありがたいページです。
*このサイトにアップされている分、すべての
和訳を用意してあります。
くわしくは
[『The Long Tomorrow』和訳]まで!
トップページ→
■
「The 10 Cent Collection」という名の、スキャン画像をアップしてあるサイト。
注意書きを一通り眺めてみましたが、やはりかぎりなく違法くさいです。
●
『Arzach』が読める(?)ページ
2004年8月7日、デッドリンクを確認。
しかし!
グーグルキャッシュにしっかり残っています。
*グーグルキャッシュのデッドリンクを、2005年10月6日に確認しました。
残念ながら
「INTERNET ARCHIVE」での発掘も画像までは不可能のようです。
一応、紹介記事は残しておきます。
(↓そ、それって犯罪なんじゃ……。くわしくは→
■)

サムネイルの拡大も可能。
『Arzach』の37~44ページ、全8ページ分を読むことができます。
これだけで一つの独立したエピソードになっています。
これも違法くさかったので、削除されたのかもしれません
(グーグルさん、ありがとう!)。
これでメビウスの作品をタダでオンラインで読むためのリンク集は終わりです。
個人的には、『Mystere Montrouge』の全画像を見ることができる
●
Exposition a Montrouge(モンルージュの展覧会)
『The Long Tomorrow』がまとめて読める
●
Moebius / The Long Tomorrow
の二つがとくにお勧めです。ぜひとも見てみてください。
もっともっと観たいぞ!
という方は、
メビウスの画像サイトをたくさん集めてある、
「メビウスを読む」カテゴリを見てみてください。
あなたが想像もしなかったような素晴らしい作品が
まだまだ沢山ありますよ。
[
メビウスを読む]
関連→
[『The Long Tomorrow』和訳]
[『L'Incal 1』和訳]